人間性を磨く。〜器のデカさは何で決まるのか?〜
12月になりました。
弊社は12月決算なので、年内の追い込みを全員で行っています。
9月からの3ヶ月でチームメンバーがたくましく成長してくれており、チーム間の連携もスムーズかつ強固になってきているので、なんとか良い締めくくりにできたらいいなと思いながら、日々を駆け抜けています。
今日はそんな日々を駆け抜けながら、ぼんやり考えていたことについてつらつらと書きたいと思います。
器のデカさは何で決まるのか?
私は自分自身の役割上、「社長」の肩書きがついた人とよく会います。
お会いして話をしていると「この人すごいな〜」と感じる人とそういうのを感じない人がいるのですが、いつもそれって何なんだろうな、と思っていたんです。
それが俗に言う「器のデカさ」なのかな〜と思っていたんですが、その「器のデカさ」ってそもそも何なんだろうな〜と度々思うことがありました。
最近なんとなくそれに対して、今現時点における自分の見解が出たのですが、「器のデカさ」というのは「飲み込める言葉の量(種類)が多い」ということなのではないかなと思ったんですよ。
どういうことかというと、まず器の大きい人は心が広くてたくさんのことを受け入れられると思うんですね。それは言い換えると「多くのことを理解して受け止めることができること」なんじゃないかと私は思っていて、それを実現できるということは、たくさんの言葉を知っていて、あらゆる人の感情や状況を表現すること(感受すること)ができて、さらにそれを受け止めることができる≒飲み込める言葉の量(種類)が多いことなんじゃないかと思ったというわけです。
人はそれぞれ異なる価値観をもっているので、理解し合おうと思ったら言葉で伝えること/理解することが重要だと思うのですが、それがたくさんできるということは、たくさんの人の感情や状況に関する言葉を、自分の中に飲み込めるんだと思うんです。
そんなことを考えていたら、「器が大きい人≒飲み込める言葉の量(種類)が多い人」という接続がとてもしっくりきました。
私は器の大きい人になりたいと度々思うんですけど、自分が意図的に器を大きくしようと思ったら、
感性を磨く(あらゆる物事を感受できる自分であり続ける)
自分が受け止めたものを表現できる(たくさんの言葉を知っている/自分のこともしくは自分が感じたことを的確に表現できる)
受け止められる量を増やす(あらゆる人と話して多様な価値観を受け入れる→そのために自分のことを受け入れ続ける)
ことが必要なのかな〜と思ったりなんかしました。
優れた経営者に人格者が多いのは、まさにそれらが磨かれているからなのかなと思いました。
そうするとたくさんの言葉を知るために本を読むことは当然のごとく重要だとして(ビジネス書に限らずあらゆる表現を学ぶことが重要)、感性を磨くためにアートに触れるとか、自分が普段会わないような人に会っていろんな話をするとか、そういったこともとても大事なんだろうな〜と思いました。
(そういった意味で季節感を感じるのもすごく大事だよな、と最近また改めて思いました)
全部筋トレと一緒
日々生きていると、何かをやっていて「もう(このくらいで)いいかな」と妥協したくなったり諦めたくなったりすることってありますよね。
(先に言いますが私はあります。笑)
でも自分自身を強くしていったり、成長させようとしたりすると、「もう(このくらいで)いいかな」と思った瞬間から、どのくらい上積みできるかが大事なのかな、と最近改めて腹落ちする形で理解しました。
「あと1件追いかける」「あと一言プラスしてみる」「あと一工夫してみる」とか、日常に実はこういうシーンってめちゃくちゃあると思っていて、そのシーンで毎回そこからどのくらい上積みできるかが自分自身のポテンシャルを大きくしていくのに重要なのではないかなと思います。
筋トレでいうと楽をしようとするとそれに合わせて体はだらしなくなっていくし、筋トレをしないだけで筋肉は緩やかに衰退していきます。
毎回毎回自分を追い込むことで現状維持がようやく叶って、そこからちょっとプラスすることで成長につながるんだろうな〜と思います。
自分が楽しようとして行動しようとしているときは注意したいな〜と思いました。
ギリギリまで考えることの大事さ
成果が出ないときは視野が狭くなりやすく、改善に大胆さが生まれないというのは以前のnoteに書いたことがあると思いますが、成果が出ないときこそギリギリまで成果を出すためにどうすると良いかを考えて、あらゆる手段を模索することが大事だよな〜と思います。
私はこれまであらゆる事業で成果が出ないシーンがたくさんありましたが、ギリギリの瀬戸際でもがいて成果に固執することで一皮向けて視界が変わったことが度々ありました。
なんとなく今の業務をやり続けて、成果ではなくその業務に固執しているのではもがいたとしても意味がないんですけど、成果に固執して自分の行動を変え続けて成果が出ると一回り大きくなれるんだと思います。
だからこそ成果が出ないときに、とても苦しいですけど、かっこ悪くても誰になんと思われようとも自分のやれる最大限やり切ることが大事なのではないかなと思います。
成果が出なくて苦しいときに、思い出していただけると嬉しいです。
STAGEという会社では、そうやってかっこ悪くても自分のやれる最大限をやり切るというのをとても大切にしていて、それに共感して一緒に事業を大きくしてくださる方を探しています。
カジュアル面談でお待ちしております!