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花を植えるのは諦めてない人。

ちょうど10年前に一度買って、全部読みきらずに売ってしまった本を、この間また、買った。

「2014年は、どこで何をしていたのか」
ふとfacebookを開いてみると、どうやら東京で働いていたらしい。
2014年は東京の新橋で働いていて、誰かに頼まれたわけでもないのに勝手に頑張りすぎて一回メンタルダウンして、三重県松阪市に転勤させてもらったくらいの時期。

今もうまく生きられている自信はないけど、10年前はもっとひどくて、残念な気持ちと、なんだかんだそう簡単に人は変われないことに少し安心する気持ちが共存して、ちょっと複雑な気持ち。


久しぶりにちゃんと本を読み進めていたら、特に何か明確に書きたいものがあるわけではないけど、なんか書きたくなった。
書けないときはいつも、インプットが足りないとき。
本が読めないときは、とてつもなく自分が弱っているときなのかもしれない。


年末の振り返りというのが、なぜか昔からあまり得意ではないし、まだ2024年にやり残したこともあるから、年初に掲げたものに対しての振り返りはまた別の記事で書きたいけど、ぼーっと2024年を振り返ると、今年はあまりに人生が変わりすぎた気がする。
もう本当に、それ以外言いようがないくらい、そのひとことに尽きる1年だった。
(いつかは言うことだけど、まだ誰にも言えないような爆弾も1つ抱えている)

他の人の人生を知っているわけではないけど、それにしてもなんか自分の人生は波乱万丈な気がする。
多分、絶対、平均よりは波乱万丈な気がする。

昔書いてた将来の夢は「お嫁さんになる」とか「ピアノの先生になる」とか「サッカー選手になる」とかだったけど、本当は夢なんか全然なくて、周りの目を気にして書いたものだったから、当然その夢も叶ってないし、何なら全然普通にもなれなかった。
残念ながらお嫁さんになるのも失敗している。
※私はバツイチです。

自分だけなんか普通に生きられてないなーと思ったけど、もしかしたらこれは、私だけではないのかもしれない。
みんな、誰か他の人から見たらきっと、波乱万丈な人生なのかもしれない。
だから誰かの人生のストーリーは、ドラマティックに見えるのかもなぁと思ったりした。


高校以降、自分の居場所は自分で選択できると知ったときから、窮屈に思えば思うほどその場所から脱出したくなったり、どんどん新しくて広いところにいきたくて、生まれ育った東北から離れて転々とした結果、今は愛知県にいる。
仙台よりは当然都会だけど、東京よりも落ち着いていて、自分には合っている気がする場所だった。

人も場所も好きだけど、最近は少し窮屈に思う部分も出てきた。
その原因はまだわかってないけど、何かを変えるタイミングが来た合図だと思っている。


その合図を感じ取ったこともあり、そして波乱万丈の大海原にまた出ていくために、10年前に一度買って、全部読みきらずに売ってしまった本を、この間私はまた、買ったのだ。


私は気分屋なので、誰かにおすすめされた本でない限り、買っても読みきれずに積読に回ることがしょっちゅうある。
誰かにおすすめされた本は、その人と早く話がしたくて読んでいってしまうけど、自分で買った本はタイミングが重要らしい。

10年の間に少しは成長したようで、この本が言っていることの重要性について、少しだけわかるようになっていた。
だから、割と真面目に、書いてあることを実践している。


実践する中で、「やっぱりこれをやりたいな」と思えることが一つ出てきた。
それは「キャリアコンサルティング」である。
※転職エージェントがやる面談とは違います。


元々前の仕事で「キャリアコンサルタントの資格があると箔が付くから」という理由で取った資格だったけど、結構好きな仕事だった。

私自身がそうだからだけど、他人のことよりも自分のことのほうが案外わからないと思えることって、どんな人にでもあるのではないかと思う。
そういう自分のことがわからないときって、自分自身からパワーがみなぎってこなくて、周りの人から自分に向けられるパワーをあまりに強く感じすぎてしまって、色々なバランスが取れなくなることもある。

抜け出すためには結構暗く感じるトンネルを抜けないといけない気持ちになる。

でも本当はそこから抜け出すのって結構簡単で、自分の気持ちや考えていることを言葉にするだけで、すっと抜け出せたりする。
足りないのはきっかけなのだ。


と突然思ったので、そのトンネルを抜ける手伝いをする何かをやることにした。
これは仕事ではなくて、もはや私が人生をかけてやっていく活動なのかもしれない。


毎日を楽しく生きられる人が増えますように。







ここ数年は本当に、激動がすぎる気がする。
特に2022年にお父さんが死んでからだ。

30代ってみんなそうなのだろうか。
だとしたらみんな生きているだけですごくえらいと思う。
(私からほめられても何のプラスにもなりませんが(笑)、皆さんは頑張って生きていて、大変えらいです!)


色々なことがありすぎて(もちろんタイミングが来たらそのことについても話したいけど)、落ちるところまでメンタルも落ちきって、今はだいぶやる気になってきました。(何の話)





今日の写真は2018年に小笠原諸島にいったときに撮った写真です。


小笠原諸島の花


「花を植えるのは諦めてない人。」

あいの里というNetfilxの番組を見ていて、なんかこの言葉の表現が好きになりました。

今私は、花を植えたい気持ちです。



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