どん底を救ってくれたもの
2019年、女子プロ野球は集客数が伸び悩み、一部新聞記事には『撤退』の文字が見え始めた。
どうしたら、観客数が増えるんだろう?
そう思いながらも、何もできていない自分に不甲斐なさを感じていた。
秋季リーグは関東開催。自分も、岩手から可能な限り足を運んだ。
みんなと応援している時は楽しかった。
でも、新幹線の中で1人になると、色々と想うことがあり、自然と涙が出る時もあった。
自分って何してたんだろ?
女子プロ野球を拡げるためにTwitterやってたんじゃなかったんだっけ?
シーズン終盤は運営面もドタバタ続きで、正直苛立っていた。
そして、、、
選手の大量退団が発表された。
応援していた選手も多数が退団した。
一気にどん底に落ちた。
このままTwitterを続けるべきなのか...
正直、やめようって思った。
そんな時、一枚の葉書が家に届いた。
退団選手の一人で、当時・埼玉アストライアに所属していた谷山莉奈投手からだった。
これからも 『#拡がれ女子野球』!!
この一文を見て救われた気分だった。
それと同時に、ここでやめてはいけない!と思い直すことができた。
今となっても、この一文に対する谷山さんへの感謝はずっと持ち続けている。
谷山莉奈さんは、現在、プロ野球OBクラブの事務局で働いている。
(↓本人Instagramより)
昨年は、福島でのイベントで、久しぶりにお会いすることができた。
引退しても、野球に関わり続けていることが嬉しいし、これからも頑張ってほしいと思う。
そして、自分も、前を向いて、女子野球を応援し続けたいし、女子野球を拡げるために出来ることからやっていきたい。