【行政書士チャレンジ】一人暮らしと賃貸借
私の人生の中で、一人暮らしの経験はざっと 9 年間である。大学 4 年間、社会人になってから 5 年間。確かに自分で賃貸借契約をした記憶はあるのだけど、契約内容なんて覚えちゃいない。
賃貸借契約と敷金の契約って別だったっけ…。なんかセットで払うもんだと思って何も考えずハンコをついていたような気がする。どうせ返金されないだろうとも思っていたし、クリーニング代等請求されるのもまあ当たり前と思っていた。
敷金はだいたい家賃の 2 ヶ月分。社会人になって初めて借りたアパートの家賃は 75,000 円。かなりきれいに使ったにもかかわらず、退去時に敷金は取り上げられるわクリーニング代と称して結構な額を取られた記憶が蘇る。あれ、更新料とかも払ったぞ…?ぐぬぬ、あのときその意義やら内容やらを確認しておけばいろいろ勉強になったことだろう。惜しかったなあ。
私が借りたのは津田沼駅から歩いて 10 分くらいのアパートだったのだが、関東名物、「礼金」も払わせられたっけ。これまた 2 ヶ月分。入居までに都合 5 ヶ月分もかかる鬼のようなシステムであった。
そんなよくわからないお金を払う必要なんてないよ!というのがいわゆるゼロゼロ物件だが、こちらはこちらで怖い契約になる。いやあ、こういう脱法行為を考えることができる人たちはほんと頭いいなあと思いつつ、被害に合わないように気をつけなくちゃとも思うのであった。
仙台駅近くにオフィスを借りようと思ったら…あ、やっぱり礼金っていうシステムは東北にもあるのか。敷金礼金がある方が安心といっていいのかもしれないけど…うーん…世の中の仕組みってほんと難しい。法律を学ぶのは楽しいけれど、それだけで紐解けるほど現し世は甘くはないということだろう。楽しいねえ。