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スタンディングデスク、実際どうなの?
はいこんにちは、ふらふらです。3 月 4 月はなかなかに激動でして、すっかりご無沙汰しておりました。
新型コロナウィルスの影響で在宅でのお仕事をするスタイルは、仙台でも広がりを見せました。ネットワークとパソコンがあれば業務が開始できる―やあ、良い世の中になったものですね。
そんなご時世に聞こえてくるのは、デスクがイケてなくて能率が下がるだの、腰や尻が痛いだのという悲しみの声。世の中は変われども、人間の肉体というのはそうそう変わらないということですね。
そのソリューションとして、スタンディングデスクというのがいいよ!という声も聞こえてきました。その名のとおり、たったままパソコンに向かうとうスタイル。ちょっとおしゃれなその響き。出退勤しないことによる足腰の衰えを防止できるかもしれないという僅かな希望。これは試してみるべきではないか…?と思ったので構築してみました。
※ふらふらはガチ出勤勢
■ スタンディングデスクをどう構築するか
とりあえず使ってみたい!と思ったのですが、適当に検索するとそこそこ高い。うーん…というわけで自作をしようかと思ったんですよ。パッと思いつくのはソーホースブラケットと 2 x 4 材を利用して作るやつ。
ただまあその…ソーホースブラケットって精度が結構アメリカン(=大雑把)なんですよ。ので今回は却下。
あとは、ゆきさんがやってらっしゃったアルミラック方式。
リモートワーク記念に自宅の作業部屋を晒してみる。。 pic.twitter.com/aNx0gPh3cq
— ゆき3(ユキサン) @『ひとり情シスのネタ帳』 (@yk_ichinomiya) April 14, 2020
高さの調整も出来るし、集中できる環境もできそうです。何より、パイプがあるので多画面構成もらくらく。そういやうちに死蔵してるアルミラックがあったなあと奥様と相談している最中に天啓がおりてきました。アレだ。アレをつかおう。
■ 第一の試み:とりあえず感触を確かめてみる
おわかりいただけるだろうか。デスクの上に小さなテーブルを置いたわけです。これがまた、私の身長にジャストフィット。まさにポン付け。素晴らしいソリューション。いえーいと喜び勇んで 16 時間ほど使ってみました。
結果。
・ 当たり前だけど足・腰が痛くなる
・ 反面、筋肉が鍛えられてる感はある
・ 画面が近いからか集中力は激増する
・ 寝落ちすることはなくなった
・ 反面、だらだら映画を見たりができなくなった
メリット・デメリット半々…いや、私にとってはメリットのほうが大きい感じがします。(足腰が)なれるまでは辛いのは仕方ありません。
とはいえ、ボクもガチのオッサンです。寝っ転がりながら Amazon Prime で動画見て、お酒飲みながらワッハッハしたいんじゃ…というわけで考えたのが第二の試み。
■ 第二の試み:高さを即時調整出来るアドオンの購入
ガチのスタンディングデスクを買うのに躊躇したのは、スペースの問題。座り机の他にもう一個買う意義が見いだせなかったからです。あとの問題は「高いテーブルはグラグラする」という先入観。私、グラグラしたテーブルがぬるいコーラの次ぐらいに嫌いなのです。
グラグラという意味では第一の試みのほうが良いのでしょうが、重い鉄板あるいはクランプでぎっちり止めることによって安定性がたかまるのではないかという期待感と「なんかちょっとかっちょええやん?」という私の中の男の子の気持ちに負けて買ってしまいました。はい、衝動買いです。
設置はだいたい 30 分くらい(リクエストが有れば作業工程の写真をアップします)。かなり重いのと、壁にピッタリつけている机の場合、作業性が著しく落ちるので、1時間位見ておいたほうがいいです。高さは天板の右側にあるレバーですいすいと変えることが出来ます。なかなかいいのですが、まあ、予想通りグラグラはします。耐荷重 2kg しかないってのはいただけません。で、どうしたか。
コストコでうってる青い紙タオル(Scott Shop Towels)をつっかえ棒にしてみました。軽いしすぐ外せるし、どうせネコが吐いたときにすぐ使うことになるし…となかなかグッド。これくらいの大きさなら下のスペースも有効活用できます。
限界まで下に下げればもちろんグラグラしません。椅子に座りながら作業したい場合はこれでオーケー。だらだらしたいなーと思ったときにはレバーを操作して下げ、集中するぞ!というときには高くして紙タオルをぶちこみます。素晴らしい。
問題点がまったくないかといえばそんな事はありません。天板が上下する関係上、スピーカーがよく転びます。これが地味にストレスなので、適当に解決することにしました。
100円ショップで S 字フックとワイヤーフレーム等々を購入。引っ掛けてスピーカー台を作りました。
さあこれですべての問題が解決です。思いっきりダラダラしましょう。
かっておいたゲーミングチェアをリクライニングさせて、いい塩梅の高さに画面をセッティングすれば、ハッピーダラダラタイムの始まりです。
画面はこんな感じで見えています。
配線はまだきちんとしていないので汚いのですが、そんなもんはぺぺぺっとやってあげりゃあいいんです。机の天板とスタンディングデスクの天板の間の空間につまみと酒をおいておけば、極上のリラックスタイムを楽しむことが出来ます。
■ まとめ
・ スタンディングデスクはいいぞ
・ でも疲れるぞ。座りたいときもだらだらしたいときもあるぞ
・ だから、高さを簡単に変えられるスタンディングデスクがいいぞ
私が使ったタイプ意外にもいろいろな製品があるので、ご予算と状況を鑑みながら選んでみてください。その際に注意するべきは「既存の机の耐荷重」です。あまり重い製品を選ぶと天板が壊れます。私は後日、ディアウォールを利用した突っ張り棒を設置する予定。
読んでくれた方のリラックスタイム…じゃない、お仕事環境構築の一助になれば幸いです。ではまた今度。