夜の教習とみきわめ
教習3日目。技能教習5時間、第1段階の「みきわめ」である。
「みきわめ」というのは「教習効果の確認」、つまり、第1段階で教わったことがすべてできてるよね?というのを見る時間というわけだ。
私は夜目が利く方ではない。だというのに、この大事な教習が1900時開始だとは…やんぬるかな。
しかしながら、夜の教習の時間があったことは僥倖であった。夜のコースは、昼とは全く違う表情を見せる。失敗したことのないS字カーブで転けそうになり、クランクでパイロンに接触しそうになり、挙句の果てには坂道発進でエンストする。ちょっと視界が悪くなっただけでこの動揺。行動に出る前に経験できたのは本当に良かった…。
なんぞという話を教官の方としながらつつがなく教習は終わる。これにて第一段階終了。次回からは2段階へと進む。これまでは比較的スルーされてきたウィンカーの出すタイミングや出し方、進路のとり方などなど…いわゆる法規走行をきっちりとこなしていかなければならない。
アクセルクラッチ半クラッチ前ブレーキ後ブレーキという操作だけでなく、信号に止まれの標識に…とすでにコースを覚えるだけでも頭がパーンとなっているところに加えて、ウィンカーのことについても気を使わなければならないわけだ。しかもご丁寧にこれらを「円滑に行うこと」が求められると来たもんだ。大丈夫かな俺…。
嘆いても仕方がない。
なんとかやるしかないのだ。
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さて、バイクをどうするかをそろそろ真剣に考えなければいけない。
うちの駐車場には大型のバイクが入る幅がない。
PCX や GSX-S などは、カタログスペック上はイケるはずだが、実際には厳しいだろう。自ら車体に擦り傷を作ってしまいそうだ。
となると、グロムやモンキー、カブ系列、あるいは110ccスクーター達が選択肢として上がってくる。
さぁてどうするか。そこまで予算をかけずに中古でお茶を濁すか。
もうかれこれ3週間位悩んでる気がするが、結論を出したいところ。
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次回:一本橋に住む魔物