このままのスピードで世界が回ったら

本日はアポロ11号が月に行った日。
昨年はこれに合わせてポルノの公式LINEアカウントがアポロの動画を出していた。

ポルノグラフィティがアポロを出した1999年当時は、アポロ11号が月に降り立ったのが30年前の出来事だった。

僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう
アポロ11号は月に行ったっていうのに

と新藤晴一は書いたが、『ずっとずっと前』なのか?
私的には50年前って聞いて、え、まだそんなくらいしか経ってないの?って思った。
というか、君たちが生まれてくるずっとずっと前なのか?
君たち1978年生まれですよね、アポロは1969年、9年前はずっとずっと前なんでしょうか?
と、多分新藤晴一という人間じゃなかったら『ずっとずっと前にはもう』なんて表現にしなかったんじゃないかと思う。
アポロが月に行ってまだ50年前なのだが、時は黙っていても立つもので、『ずっとずっと前』という表現にしたことによって、このアポロという曲がいつまでも古くならずにいつまでも新鮮な曲として聞ける。
そこまで見据えて歌詞を書いていたのなら、新藤晴一の先見の明というか、やはり作詞家として凄いなぁと、
昨年思ったことを今年また改めて書きました。

アポロ100号はどこまで行けるんだろう。