『ハンドク』とは『半人前のドクター』の略です。

二宮和也ファンとして、見ておいた方が良いと、嵐のFCを3名義持ってたガチヲタの子に勧められた作品、「ハンドク!!!」。2001年秋にTBSで放送されていたドラマで、堤幸彦さん演出の、TOKIOの長瀬くんが主演を務めた医療系ドラマだ。備忘録がてらに、少しばかり感想を残しておく。

堤さんらしいコメディ演出(早回しなど)、だから脇役が光る光る。割と四天王たちの喫煙所での会話が毎度面白かった。
むちゃくちゃで単純なやつが主人公だからそれと対比するように大筋の話の内容が難しいことを扱っている。1番多かったのは「生きることは幸せなのか」というところか。そこを大筋に脳死を持ってきたり子どもを産む育つを持ってきたり、人の死について、ハンドク達が学ぶという内容だった。死生観ドラマ?かなー。頑張って助けたところで待っていたのはつらい現実ということもあるんだなぁ難しいなぁと思った。まぁなんだかんだで生かされた人たちは最終的に幸せになったけども。あ、最初の自殺もどき少女は別として。
残念なのが心臓病少年と主人公和解しないまま退院しちゃったことかなー。
あと最終話は最後生きたのか死んだのか明確化されてないけど多分生きてるね。ただ医者に戻ったかはうーん。なんか最終話が変な終わり方したからもやもやする。

そして肝心の二宮和也だが。ノブは自分の演技の原点だと二宮さんが言ってたが、時期とか見ると確かにそうだと思った。この後に青の炎決まるし、青の炎のおかげでそのあとが広がったし。
最初ただヘラヘラ主人公にくっついてる茶々入れキャラかと思ってたのに、全く別人のようなキャラでこの世から去ってしまった。そのギャップが流石すぎる。1番びっくりしたのは池袋に買い物行ったとき、女の子タクシーに乗せてからがだれおま過ぎて怖かった。目の色が全然違かった。彼はなんでもできるね。