海辺に咲く「ユウナ」が見頃です
沖縄にある星野リゾート バンタカフェで働いている横森です。
まだ6月の梅雨時期ですが、徐々に湿度と気温が上がって夏の気配をそこかしこで感じます。
気象庁によると沖縄の梅雨明けは平年6月21日とのことで、まもなく日本では一足早く梅雨明けを迎えることになるでしょう。ちなみに昨年の梅雨明けは6月20日でした。
6月の梅雨時期から夏にかけて見頃の「オオハマボウ」。沖縄では別名「ユウナ」と呼ばれて親しまれています。ユウナの方が可愛くて私は好きです。
ビビットなイエローが特徴で、島の浜辺のあちこちで見かけます。
バンタカフェにもあちこちで咲いています。低木にポツポツと咲いて発色の良い色合いから遠目でもわかるため、思わず視線を奪われます。
自生もしていますが、防風林として植樹されることも多いようです。また、かつては、その樹皮を繊維として使っていたとも言われいます。嘘か本当か、葉は紙が貴重だった時代にトイレットペーパー代わりに使っていたという話もあり、花鳥風月を味わう心に水をさすオチまであります笑
ユウナは一日花で夕方になるとポツンと落ちます。地面に散った花もどこか儚げで美しさを感じます。
似た花ではハイビスカスも一日花ですが、一日派手に咲いては散り、潔いです。椿の花もポトんと枯れる前に落ち、江戸時代の武士はその様子が縁起が悪いと言っていたようですが、場所が変われば解釈も変わって見えるので不思議なものです。
夕方くらいになると花弁が黄色からオレンジに変わるります。変色して散る花もあれば、落ちてから変色するパターンもあります。
夜になると花はありません。
わずかに残った花も、地面に散った花も完全に色を変えてオレンジ色になっていました。
そしてまた新しい蕾が膨らみ始めていました。また明日たくさんの大輪の花を咲かせて楽しませてくれることでしょう。
この夏、バンタカフェにお越しの際は、是非「ユウナ」の花を探してみてください。
今回もご覧いただきありがとうございました🙇♀️
7月か新しいイベントが始まります。
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