【手術①】胸オペしてきた
ここまで波乱万丈でしたが、ようやく無事、胸オペが済みました。
どうも、Shakaです✋
行き/帰りの話
僕は何県も隣の車で2.5-3時間かかるクリニックで乳腺摘出をしてきました。
手術は13:00からで、行きは急がないし、交通費をケチって普通の電車で
4時間ほどかけてガタゴト向かいました😏
帰りもそれか、新幹線で席を取って…とか思っていたのですが、
考えが甘かったですね。
この後のほうの " 術後の痛みとか " で書きますが、
僕は割と痛みがあるほうだったので、急遽 彼女にお願いして
車で迎えに来てもらいました。
まあきっとそんなに痛くないよ
という心持ちも良いですが、やはり自分で動けない場合を想定して
プランを組むのがいいなと改めて感じました。
それで結局問題なく動けるってなったときに申し訳ないと
思っちゃうんだよな🙃
結局頼むんだったら早いほうがいいんだけど。
持ち物・服装
ティッシュ1箱(と書いてたので持って行ったが実際使わなかった)
事前に行った術前検査の結果 原本
上: ゆるっとめな前開きの服
これは本当にゆとりあって柔軟なのがいいと思った
ボタンでもファスナーでもいいと思う(個人的にはファスナー派)
下: ゆるっとめなジャージ
流れとか
当日
13:00 クリニック着
: 軽い診察のような会話をし、症例を見せてもらった
: 服を脱いで実際に胸のサイズ感や状態など実物を見ての再確認
13:30 おむつに履き替えて手術台の上へ
: マスク型の麻酔ですぐにふにゃっと目の前真っ暗に
15:15 目が覚めたら終わっていた。麻酔が残っていてうまく息が吸えない等
: あったが無事終了、違うベッドに移され別室へ移動、休憩、
: 足から点滴しながらしばらく自由にテレビ等(水はまだ飲めない)
17:45 約2時間休憩した後、先生が調子をききにきて、
: 足から点滴を外してもらい、水と飴をもらった(ストロー助かった)
18:00 一旦座ってバンドを外し、腫れなどないかの状態確認。
: ドレーンを入れて首から下げる袋を受け取り、着てきた服を着て
: 帰る準備。抗生剤と痛み止めを処方されて帰宅(ホテルへ)
翌日
10:30 ドレーンを抜いてもらうためクリニックへ。
: 横になってぱぱっとドレーンを抜いてもらい、
: 手鏡で縫い目、現状を見せてくれた。
: テープの貼り換えもしてもらい、全身鏡でも現状見せてくれた。
10:45 終了。帰宅。
術後の痛みとか
0日目(当日):
痛い、ズキズキする。
これ2日目にわかったんですが、切った部分が痛むのではなく
ドレーンのところが痛いんですね。当日は特に。
&バンドで圧迫してるので動く度にかなり息苦しい。
僕は筋トレし始めてからナベシャツが着れなくなって
もう2年ほど胸部を圧迫することがなかったので
余計にこれが苦しかったのかなと感じています。
おにぎりやサラダチキンを買ってホテルへ向かったのですが、
ドレーンが煩わしいのと歩く振動が響いて胸部が痛むのとで
17分程で着くはずの距離をその倍程の約40分かかってやっと着きました。
(人通りも多かったため、かなり慎重に歩いたというのもある)
ホテルについてからは、痛み止めを早く飲みたくて
早速おにぎりを食べてみましたが、圧迫が苦しくご飯が喉を通らず
ビー玉くらいの一口でいくらか食べたら、とりあえず薬を飲んで
横になりました。
痛み止めは19:00と4:00頃に飲み、そこからようやく痛みがマシになって
うつうつと眠れるように。
※ ロキソプロフェンの服用間隔は4-6時間。
痛いからと短い間隔でいくつも飲まないよう気を付けないといけませんね。
それでも薬が切れる頃にはまた痛みが激しくなってきて
何度も目が覚めてしまいました。
1日目(手術翌日):
【ドレーンを抜く前】
当日に比べれば、痛みは少しマシでした。
といってもまだ動くと痛みますし、苦しさも変わらずあります。
かばんをもつとちょっとピキッと、ピリッとしました。
クリニックを出てホテルへ向かう頃くらいは、
大胸筋上部辺りに少し腫れと赤みがあり、少し熱をもった感じでした。
医師いわく、これはなるものだから問題ないと。(自分の場合はね)
ドレーンを抜く時の痛みは、意外とそこまで痛くなかったです。
ゆっくり息を吐きながら、少し眉間にしわは寄りましたが🤪
なんともいえない不思議な感覚でしたね。
【ドレーンを抜いてから】
ドレーンを抜いて、シャワーはこの日から浴びていいと言われました。
ただ、僕はバンド巻き直すついでに患部見た感じと体の調子で、
手も上がらないし伸ばせないし、今日はまだ安静にしておこうと思って、
まだ入りませんでした(頭かゆい)
大胸筋上部の赤みや腫れ、熱はもうこの日の夜には引いており、
そーっと触ってみると、なんともいえん感触でした。
敏感な表皮にエピテーゼ的なシリコンやゴム乗せて触ってるみたいな感じ。
2日目(手術翌々日):
朝起きてロキソプロフェンが切れていても
緩めの筋肉痛くらいになってきました。
起き上がる時などは胸筋を使わないよう意識しても
まだ、ぴりっと、ズキッとはする感じです。姿勢による。
肩、腕の可動域は昨日より断然広がってきました。
これは、できそうなときにちょこちょこと
リハビリ的にストレッチしていたからかもしれませんね。
この日の夜にはもう、じっとしている間は痛みのことを忘れるほど
無痛に近かったです。
夜に一度巻き直したときに改めて胸部をそっと触ってみたら
昨日とは違い、ふつうに今 " 触ってる " と感じる感触でした。
人体ってすごいな。
🤔 寝るときのこと
個人的には平らなベッドから起き上がる、そこに横になる、
という動作が一番慎重になる、痛みの出る動作だったので、
家に帰ってからの手術翌日、翌々日は必要になる可能性のあるものを
手の届く範囲に置いて、上半身を少し起こした状態で寝ていました。
今からもう一度受けるならこうする
かばんは肩掛けできるボディバックで行きましたが、
腕が上がらず、肩にかけることすらできなかったので、
キャリーケースのように引くタイプか、
入るならウエストポーチか(ドレーンある時邪魔だけど)、
ハンド/トートバックにしてもよかったなと思いました。
柔軟性のあるゆるめの前開きシャツをもっていなかったので
結構オーバーめなボタンシャツで行ったのですが、
もうちょっと柔軟性のあるファスナータイプのほうが
さらに楽だっただろうなと思います。
(僕は術後の腕の可動域が非常に狭いタイプだったから)
元気な人はほんと腕は上がるし曲げ伸ばしもできるし…
と聞きますし、痛みの強い人だと車いすで運んでもらって
急遽ホテルまで車出してもらったという人もいるのでわかりませんが、
僕は少し分厚い少し余裕ある長ジャージを履いていったところ
トイレで自力で上げ下ろしすることが困難で割と困りました。
上も下も柔軟でゆる~いのがいいです、ほんとに😐
食事は術後から特に制限はないのですが、
僕は少しでも早く回復したくて、消化の良いものから始め、
傷の修復に重要なたんぱく質、創傷治癒を促進してくれる
ビタミン ミネラル、便秘予防の食物繊維をバランスよく摂り、
大好きなカフェインと刺激物も今はお休みしてます。
水分補給と睡眠も大切に。
あとは、動けなくなる可能性を考えて、手術当日までは割と
脚トレ中心に強化してたのが役立ちました🤣
ホテル内では基本、脚力を生かして生き延びてました。
やはり筋肉は裏切らない((
さいごに
僕もこれまでさんざんいろんな人の記録を見てきましたが、
途中にも書いたように、ほんと個人差というかふり幅がすごいですね。
事前にすごい重装備で準備していっても何も恥ずかしくないですし、
大げさすぎることもないです。
自分の体のことですし、一生ともにすることになりますから、
誰が何と言おうと、自分が安心して臨める装備で行くことが大切ですよ。
逆に無課金初期装備で飛び込んでみて、待ち構えているのが
攻略サイトにも載っていない隠し扉の先のラスボス級だった時のほうが
洒落になりませんからね。
術前も術後も、頼れる人がいるなら遠慮せず頼らせてもらって、
無理に動かず安静にして、仕事も先を想像してみて不安なうちは
無理に出勤することないですから。
僕はここにくるまで、ひとりだったら確実に心折れて
だめになってたと思います。
これを読んでくださっている皆さんにも、どうにかそこまで立っていられる
素敵な心の拠り所があったらいいなと願っています。