[改訂版]ぺんてる メカニカ
こんにちは。
今回は以前投稿したメカニカについての記事を
写真、内容ともに少し改訂いたしました。
それではどうぞ
外箱
こちら、外箱となります。紙製です
この独特な格子状の模様がものすごく好きです。
中期/後期のものなので小文字Pentel表記です。
ケース
こちらがケースとなります。
なにかどこかで見たようなフォルムなのですが、それが何だったのか思い出せません...
金に塗装されたPentelがものすごく良いですね。
さて、箱を開けるといよいよメカニカ本体とのご対面です。
このリボンがメカニカが特別なペンであるということを強調しています。
本来ここに¥3000の値札がついていますが、私のには生憎ついておりませんでした。
なお値札は芯径が0.5で初期型のもののみ
¥2000となっております
内容物
説明書には分解方法など細かく載っています。
シースには金色のメカニカのトレードマークが入っております
なおシースは初期型のみ本革製です。
ハイポリマー芯は現在でも0.5のHBとBが現行です。
クリップはグラフペンシルシリーズやp200シリーズなどのものと同じです。
ペン本体
メカニカは1968年に発売された、大日本文具(現ぺんてる)の最高級製図用シャープです
先端に保護機能が付いており、グリップを反時計回りに回すことで口金が姿を現し、筆記が可能となります
逆に時計回りに回すことで口金が覆われ、ペンが落下した際に口金が折れないよう保護されます
この機構を「直進ヘリコイド」と言います。
後にも先にも、このメカニカにしか搭載されてない機構です
世界初の0.3mm芯を使用したシャーペンということで
軸には当時最新のものであったPOM樹脂を。
グリップには銀と並ぶほどの品格のある洋白銀を。
各部分に最高の機能を採用しており、
気合いが入っていたというのが伝わります。
なお、0.3mmのみグリップ部に墨入れが施されております
主に初期型、中期型、後期型の3つに分けることができ、それぞれの特徴としてメジャーなものをあげると
初期型
→グリップにPENTELと刻印されている
MechanicaのMが中期/後期と比べ独特なものになっている
内部機構が中期/後期と違う
中期型
→グリップにPentelと刻印されている
飾りリングに表示許可と刻印されている
後期型
→グリップにPentelと刻印されている
飾りリングに何も刻印がない
また、もっと細かく分けると
0.3の中期には2種類、前期型と後期型があり
グリップの加工方法や溝の深さが違います。
その他まだ色々ありますが今回は割愛させていただきます。
終
いかがでしたでしょうか。
写真の撮り直しがメインとなりましたが、以前より良くなったかな、と
筆箱紹介が最近は主ですが、こういったペン1本1本にフォーカスを当てるのもいいなと思いました。
次回は未定です。ここまでご覧いただきありがとうございました。