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「&Scan」ユーザーへのアンケート結果

こんにちは。Hatch Healthcare株式会社インターン生の谷村です!
弊社はHPVセルフチェックサービス「&Scan」をBtoBtoCで提供している会社です。現在サービスは、PoC(Proof of Concept)の実証期間なのですが、6月に受けていただいた方へ、アンケート調査を行いました。今回はその結果をご報告いたします。

調査対象
&Scan HPVセルフチェックをご利用頂いた、20代~50代の「企業にお勤めの方 or そのご家族の方」 約 500名

調査実施日
2020年6月

1, 子宮頸がんの原因を意外と知らない

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子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)であるということを知っていますか?という質問では、このサービスを受ける前に知っていた人は33%しかいないということが分かりました。つまり、子宮頸がんの原因を知らなった人は300人以上もいたということになります。性交渉の経験があるすべての女性にリスクがあるこのがんについて、まだまだ知られていないことが分かったので、&Scanとしては正しい知識が普及するよう、これからも啓発活動に取り組んでいきたいと感じました。

2, 異常があるときにしか通わない産婦人科

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卵巣や子宮の病気、ピル処方などで定期的に婦人科に通院していますか?という質問では、90%の方がいいえと答えました。 海外では、歯医者のように「特に異常がなくても産婦人科に通う」国もあるようです。しかし、日本ではなかなかそうはいかないという現状が見て取れます。

3, 子宮頸がん検診はあまり行かない

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子宮頸がん検診(医師による細胞診)を定期的に受けていますか?という質問では、70%以上が2年に1回もしくはそれ以下の頻度で受診していることが分かりました。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」(平成28年)によると、日本全体で2年に一度うけているかたの検診受診率は42.1%と分かっています。今回の&Scan HPVセルフチェックでは、一度も子宮頸がん検診を受けたことがない方が、4人に1人いることが分かりました。子宮頸がん検診は、恥ずかしいなど抵抗感が強い検査と言われますが、自宅でできるセルフチェックならば、気軽に受けて頂けることが原因のひとつかもしれません。

4, 痛みをあまり感じずにチェックできるキット

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キット使用時に痛みはありましたか?という質問に対して、「全く痛くなかった」、「あまり痛くなかった」と答えた人は合わせて70%以上でした。反対に「痛かった」と答えた人はわずか3%で、多くの人がほとんど痛みを感じずに使用できたということが分かります。「HPVセルフチェックって痛そう…」と不安に思う方々も安心して利用していただきたいです。

5, 定期的に受けたい「&Scan」

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今回やっていただいたHPVセルフチェックを定期的に受けてもよいと思いましたか?という質問では、90%以上の方が定期的・不定期的ではあるが、受けたいと回答していただきました。&Scanはネットで申し込み後、自宅にキットが届き、3分ほどでかんたんに採取できます。検査後はwebにて結果を見ることができ、さらに無料で医師との相談をすることも可能です。忙しくてなかなか検診に行けない方もこの&Scanで子宮頸がんのリスクをチェックしていただけたらと思います。

おわりに

子宮頸がんは性交渉のあるすべての女性にリスクがある病気ですが、早期発見すればがん化する前に直せる病気でもあります。忙しくてなかなか検診に行けないという方もまずは&Scanで子宮頸がんのリスクの有無を確認してみていただきたいと思います。リスクチェックをきっかけに、しっかり子宮頸がん検診も受診していただくことで、自分自身そしてご家族の未来も守れる女性が増えるということが私たちの願いです。
まだ検診を受けていない、という人も今から始めてみてください。
(現在、&Scan HPVセルフチェックは、一般消費者むけの販売は行っておらず、健康保険組合や企業人事部を介して販売しております。ご自身の健保・企業人事での採用をご希望されるかたは、                                engagement@hatch-healthcare.co.jp へお問い合わせください。)

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【このnoteを書いたのは】 インターン生 谷村
横浜市立大学所属。普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当。

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