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かかりつけ医を持つということ

今回は、弊社と他社様の合わせて3つのアンケートをご紹介し、かかりつけの婦人科医の重要性についてお話します。

「婦人科について」の意識調査

はじめに、過去に弊社&Scanユーザーに行ったアンケートをご紹介致します。

調査対象
&Scan HPVセルフチェックをご利用頂いた、20代~50代の
「企業にお勤めの方 or そのご家族の方」 約 500名


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卵巣や子宮の病気、ピル処方などで定期的に婦人科に通院していますか?という質問に対して、90%の方がいいえと答えています。このように、日本では定期的に婦人科にいく習慣のある女性は少ないことがわかります。


次に、株式会社エムティーアイによる、アンケートをご紹介致します。
株式会社エムティーアイが運営する、女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』シリーズでは、毎月サイト内で「みんなの声」と題してアンケート調査が行われています。
今回は「婦人科について」の調査結果を抜粋させて頂きます。引用元は「婦人科について」の調査結果~行こう、検診!3月1日~8日は「女性の健康週間」~になります。

1.婦人科を受診(治療・検診)したことはありますか?

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「過去に受診したことがある」48.7%と「現在、受診している」22.6%を合わせると、71.3%の女性が治療や検診、または相談など何らかの理由で婦人科を訪れた経験があることがわかっています。
 婦人科を受診する理由は、生理痛などの月経トラブルといったカラダの不調や、“乳がん検診”や“子宮頸がん検診”のように、対象年齢になると自治体から送られてくる案内がきっかけで訪れる人が多いようです。
 また、28.7%の人が「受診したことはない」と回答しています。

2.婦人科を受診しない理由を教えてください(Q1で婦人科を「受診したことはない」と回答した人に対して)

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「必要性を感じない」31.3%が最も多く、次いで「時間がない」19.4%、「病気が見つかるのが怖い」11.3%という結果が得られました。
 また、「担当医が男性だと恥ずかしい」(6.6%)、「内診が恥ずかしい」(5.8%)という回答からもわかるように、婦人科の受診を“恥ずかしい”と躊躇してしまう人が1 割以上いることもわかっています。


最後に大塚製薬株式会社による、全国の50代以上の女性206名を対象にした「女性の健康に関するアンケート調査」を抜粋し、ご紹介致します。(2020年10月14日~2020年10月15日)
引用元は〜女性の健康に関するアンケート調査より〜「若いうちから“かかりつけ婦人科医”がいた方が良い」89.3%が回答 しかし、女性特有の不調に対処していない現状もになります。

3.かかりつけの婦人科がいますか(n=206)

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4.若いうちからかかりつけの婦人科医がいたほうが良かったと思いますか?(かかりつけ婦人科医がいると回答した人に質問)(n=56)

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この結果から、かかりつけ婦人科医の必要性を感じている人は多いものの、実際に対処している人は少ないということがわかります。

最後に

これまでご紹介してきたアンケートから、婦人科に定期的に通う女性・かかりつけ婦人科医を持つ女性の少なさがご理解いただけましたでしょうか?

いつでも・何でも相談できる、婦人科医の医師がいることで、腫瘍、生殖・内分泌、周産期といった女性のヘルスケアの4領域に関して早期発見早期の治療につながります。
今回の記事をきっかけに、「かかりつけの婦人科医を持つこと」について考えて頂けると幸いです。


参考文献
プレスリリース「「婦人科について」の調査結果~行こう、検診!3月1日~8日は「女性の健康週間」~(2015年)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000002943.html

プレスリリース
〜女性の健康に関するアンケート調査より〜「若いうちから“かかりつけ婦人科医”がいた方が良い」89.3%が回答 しかし、女性特有の不調に対処していない現状も(2020年)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000071211.html






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【このnoteを書いたのは】 インターン生 高橋杏佳
早稲田大学所属。普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成や
PR活動を担当。

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