見出し画像

5分でわかる子宮頸がん15 漫画「私が子宮頸がんを乗りこえた話」

 今回は、漫画「私が子宮頸がんを乗りこえた話」(秋水社)を紹介します。

漫画「私が子宮頸がんを乗りこえた話」とは?

 4コマ漫画家のはたの有咲さん自身が経験した、子宮頸がん発覚から完治に至るまでの6年間を描いたコミックエッセイです。全5巻の作品となっています。

画像2

出典:私が子宮頸がんを乗りこえた話1(秋水社)

あらすじ

 ある日の不正出血で身体の異変を感じたはたのさんは、病院に子宮頸がん検診を受けに行きます。検診・再検査等の結果、医師から子宮頸がんであることを告げられます。そこからの治療や術後の副作用など、完治までの6年間が原作者であるはたのさんの視点から描かれます。

見どころ

 子宮頸がんに関する基礎知識はもちろんのこと、手術や治療法、それらに伴う副作用などわかりやすく紹介されています。この作品を通し、子宮頸がんIB1期に進行していた場合の、治療から完治までをイメージしやすくなります。その分、入院中や退院後までのリアルな闘病中の辛さが伝わってきます。

 辛さだけではなく、そんな状態にあるからこそ感じられる幸せを描くシーンが見どころです。また、患者さんを支える医師や家族、周りの人々にも注目です。

画像3

出典:私が子宮頸がんを乗りこえた話1(秋水社)

 kindleにて1~5巻までまとめて742円(2021年2月8日現在)とお得なお値段で読めます。サクッと読める量になっているので、お時間のあるおうち時間に読んでみてはいかがでしょうか。子宮頸がんを知る機会に、早期発見の大切さに気づく機会に、漫画「私が子宮頸がんを乗りこえた話」をおすすめします。


参考文献

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話1」秋水社

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話2」秋水社

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話3」秋水社

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話4」秋水社

はたの有咲(2020)「私が子宮頸がんを乗りこえた話5」秋水社

画像1

【この記事を書いたのは】インターン生 山口賢聖 普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当

いいなと思ったら応援しよう!