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5分でわかる子宮頸がん12 漫画「コウノドリ」

 今回は、子宮頸がんが物語の題材となっている、漫画「コウノドリ」40・41話について紹介します。

漫画「コウノドリ」とは

 主人公の鴻鳥サクラは産科医です。この作品は、医師や妊婦、またその家族視点から命の誕生について描かれています。著者は鈴ノ木ユウさん、2013年より週刊モーニングにて連載され、昨年完結しました。ドラマ化もされ、2015年と2017年の2シーズンにわたって放送されました。

40・41話のあらすじ

 妊婦である市川さん、妊娠初期検査とともに受けた子宮頸がん検診によって、初期の子宮頸がんの可能性を疑われます。その後、がんの進行具合を調べるために、医師により円錐切除を提案されます。円錐切除は早産のリスクは上がるが、赤ちゃんを育てるために、またがんを治すためには受けるしかない手術になります。妊娠中に子宮頸がんを患った患者を通して、夫婦や医師の葛藤が描かれます。

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出典:コウノドリ(13)(講談社)

見どころ

 これらストーリーを通して、子宮頸がんに関する基礎知識や検査方法・手術についてわかりやすく学ぶことができます。また、患者やその家族、医師たちの気持ちもリアルに描かれています。

 妊娠とがんに向き合い、親として成長する市川夫婦の感情や行動の変化が大きな見どころとなっています。加えて、子宮頸がんによって母親を亡くした主人公・鴻鳥サクラの医師としての判断にも注目です!

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出典:コウノドリ(13)(講談社コミックプラス)

 40・41話のみ読んでも理解できる内容になっています。子宮頸がんを知る機会として、コウノドリ13・14巻、是非手に取ってみてください。


参考文献

講談社コミックプラス(n.d.)「コウノドリ(13)」https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000018774

講談社コミックプラス(n.d.)「コウノドリ(14)」https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000018809

鈴ノ木ユウ(2016)「コウノドリ(13)」講談社

鈴ノ木ユウ(2016)「コウノドリ(14)」講談社

モーニング(n.d.)「コウノドリ」https://morning.kodansha.co.jp/c/kounodori.html

TBSテレビ(n.d.)「金曜ドラマ『コウノドリ』」https://www.tbs.co.jp/kounodori/

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【この記事を書いたのは】インターン生 山口賢聖 普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当


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