合成モンスターを作ろう! 素材準備編②
モンスターデザインを学んでドット絵でオリジナルモンスターを描いてみる企画の4回目です。無謀にもFFシリーズでおなじみの「ボム(爆弾)」と「プリン」と同じテーマでモンスターを描いてみることに。
ただ、爆弾やプリンをそのままモンスター化するのではなく、"かけあわせ"での合成モンスターデザインに挑戦します。
前回は「ボム(爆弾)」と「プリン」そのものをドット絵で描いたので、今回はその"相方"となるドット絵を描きます。ま、タイトル絵でネタバレしているとおり「カボチャ」なんですけどね。
そもそもこの鉄球型の爆弾は、上に導火線的な部分がついていて、シルエットがかなり果物っぽいわけです。
まず初めに思い浮かんだのはリンゴだったのですが、「真っ赤な球体」という時点で天野喜孝さんデザインのボムと丸被りで難易度アップまちがいなし! しかも、この鉄球型の爆弾は投擲タイプのもの(榴弾)なのですが、実際にリンゴっぽいかたちしていて通称「アップル」と呼ばれる手榴弾があるのです。
というわけで、リンゴはダメ。ちょうど季節もいいのでカボチャを相方素材として用意することにしました。重量感もあってリンゴよりいいと思います。
うーん。でもこの、いかにもハロウィンなカボチャ、どういう品種なんでしょうね。よく見る緑のやつがいいな……。
ということで緑のも用意してみました。普段食べているのはこのモコモコしたタイプではなく、もっとツルっとした見た目のやつですが、色だけでしっくりくるので不思議です。
しかしまあ、もともとシルエットが似ているから選んだとはいえ、カボチャは顔がついたアレが思い浮かぶので、爆弾+カボチャの合成結果は"見え見え"かもしれませんね。
ただ、今回カボチャのドット絵を描いていて、このモコモコ感が『プッチンプリン』に通じるものがあるな……と思ったところでピンと来ました。爆弾はともかくプリンはかなりの難題で、どうしようかと思っていたのですが、なんとかできそうです。あと、かぼちゃプリン食べたいです。
次回からいよいよこれらの素材の合成に挑戦していきます!
(つづく)