ドット絵メイキング『座布団』
誰得ドット絵落語をやったときに、またやるなら座布団がほしいな～と思っていました。なので今日、描きたいと思います！
さすがにこれは難しくはないのでサクサク進めていきます。#ドット絵初心者 の入門にも良いのではないでしょうか！
今回のキャンバスは24x24ドットにしました。
作業はダミー色で進めていきますが、"和風な気持ち"を高めるために紫を使っていきます。和風……和風……むにゃむにゃ（インストール中）。
手順① とりあえず菱形を描くでござる。カドは丸めでござそうろう。
手順② 縦にのばして厚みをつけまつる。
手順③ 上面・側面を塗り分けるなり。
うーん、座布団とござるは関係ないですね。しかも、「厚みをつけまつる」はおかしい！ このノリはやめておきましょう。
なお昔ながらの座布団で四隅からのびている紐については、今回描かないことにしました。あの紐がないとクッションとの区別がむつかしいのですが、それはそれで良いのです。
「クッションできました～」と言ってここで終わりにしたっていいくらいですが、一応『座布団』なのでもう少し「らしさ」を出していきましょう。
手順④ 座面中央に凹みを示す暗色を入れます。
手順⑤ 明色を加えつつ座面にも丸みをつけます。
ここでちょっと悩みます。手順⑤では、あまり平坦ではつまらないと思って明色も加えましたが、あのツヤっとした生地の"テカリ"まで表現するのはやりすぎではないかなと。
座布団はお尻の下に敷かれるもので、あくまで脇役ですから目立つ要素は排したいところです。中央の凹みも、光源を考えて面を明るくすることを考えたのですが、やっぱりやりすぎではないかと。
と、そんなこんなを考えつつ最後に色を見直します。
色の変化はメインカラーを少し鮮やかにしたうえで、明色はテカリではない程度に抑えました。座布団単体のドット絵として見るとかなり地味ですが、脇役ですからこんなものでしょう。
あとはカラーバリエーションを追加します。
追加の赤と青はリアルな和風色にはせず、少しファンシー寄りにしておきました。
さ、これで終わり……。え、なにか足りないですって？
たしかに「座布団は脇役」と言ってきましたからね。
なぜか我が物顔の主役たちにピッタリのサイズですし、今度こそ完成でござるにゃよ。
（おしまい）