#苦手チャレンジ『人物ドット絵』(前編)
ぼちぼちドット絵を描きはするものの、なんとなく苦手で避けていたモチーフがあります。それは『人物』。人物キャラは苦手で、ほとんど描きません。
でも今年の抱負は「苦手なことに挑戦する」なので逃げられません。がんばって描きます。えい。
グゥォオー照れルーー。
というわけで苦手な理由は「照れ」です。
クリエイター・表現者の常?として「自分の作品をひとに見せるのに勇気がいる」ということは少なくないと思います。
ぼくの場合もそれはそれであるのですが、特に"人"を描いたものを見せることにプレッシャーを感じるのです。こんな16x16ドットのキャラでさえ、こっぱずかしい……。
「人の顔を見て話すのが苦手」みたいなことなんでしょうか。あるいは「自分が人をどう見ているか知られたくない」のでしょうか。
子どものころ美術の授業で「友達同士、お互いの顔を描いて~」とか地獄でした。地獄じゃありませんでした? 「こいつは友達じゃない」とかそういうんじゃなくて、むしろ友達じゃなきゃいいよ、友達だからつらいんだよー!
ひょっとすると「人物を描かせることが美術への苦手意識を育むのでは!?」とさえ思います(根拠は自分のみの仮説)。
逆に考えることもできます。人物を描ける人は、人に接することに抵抗が少ないと言えるかもしれません。
そういえば編集者として色々なイラストレーターさんと関わってきましたが「根暗でコミュ障なインドア生活者」という先入観に反した、堂々とした人がほとんどだった気がします。
え、じゃあさらに逆に考えると人物を描くことでコミュ障や自意識過剰が治る!?
なお今回描いた『兵士』は、準備中の『にちよう企画班』用に移植した『ランチェスターの第二法則による残存兵力算出フォーム』用のアイコンとして用意したものです。
次回、後編ではドット絵メイキング的な感じで作業行程について紹介しようと思います。
ランチェスターの第二法則については、次の記事で紹介していますので、この機会にぜひお読みください。いいねも少ないことですし、ぜひ(笑)
(つづく)