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「ネカマ」って言葉も近年は見かける機会が少なくなった気がします。「ネットオカマ」略して「ネカマ」なわけですが、男性同性愛者を「オカマ」という蔑称で呼ぶことの問題が広く浸透したおかげもあるのでしょうか。 ただ、先日22周年を迎えたMMORPG『FINAL FANTASY XI』(以下FF11)は、2002年の運営開始ということで古いネットの言葉が生きており、また、プレイヤー本人とは異なる性別のキャラクターを使うことへの理解がまだ低かったこともあって、ゲーム内のコミュニティや匿
昔から気になっていたんですよ「男子が少ないな」って。 街中などの往来、買い物で出た店先などで見かける学生は、女の子ばかり。女子が劇的に多いんです。 若い女にばかり目が行ってるからだよ、変態オヤジ! と思われるかもしれませんが、違うもん。 これはぼくが高校生のころから気になっていたことなんです。ひとり池袋に買い物に行くため地元ひばりヶ丘駅で電車の到着を持っているときも、周囲に女子はいても、男子は稀。 女子にばかり目が行ってるからだよ、非モテ男子! と思われるかもしれ
今回は文章力を高めるうえで役立つ簡単なトレーニング方法を紹介して、このシリーズ記事をひと区切りとします。前回の例は少し専門的すぎたので、今回はやさしい内容です。 文章に自信を持てない人の多くが持つ不安は、「小学生の作文みたい」と自分で感じてしまうことではないでしょうか。でも、なぜ小学生っぽいかは、自分ではわかりにくいものです。誰かにそう言われるのではないか、という恐怖心もあるかと思います。 そこで今回は「小学生っぽさをなくす」をテーマに、文章を見直すポイントを見つけるトレ
そんな悪くない文章を書くのに、新卒の彼女はエライ人に評価されませんでした。彼女に足りない部分があるとしたら"マッチョみ"だったかもしれない。これは文章におけるマッチョとの闘い……そんな、しんどい話の2回目です。 ダメ文章を良くしていくさて、前回は文章を短くする力は持っておきたいという話で、例文を示したところでした。"文章を書く体力"が不足している人たちによくある、そしてよく直させられる文章です。 なんだこの、ニュース原稿だかコメディ台本だからわからん文章は! って感じもし
以前、あるメディアの仕事を始めたときのこと。 そこには大学を卒業したばかりの女性がいて、ぼくは彼女と一緒に仕事をすることになりました。でも、彼女は"偉い人"に評価されなかった。しばらくして、その偉い人に言われたのです「彼女は文章がうまくないから、キミが教えてやってくれ」と。 「はあ」と答えて、そういう目で彼女の文章を改めて見てみました。 べつに、ヘタじゃない。特別どこかで文章を書く訓練を受けたわけじゃない若者がこれだけ書ければ充分、なんなら「彼女は才能がある」と言っても
前編では「わかるわけない」出題で視聴率稼ぎに終始した昭和TVのクイズ番組の構造的問題について振り返りましたが、後編ではその「余波」について考えてみます。 今回の記事は、決してクイズ番組全体を批判するわけではありませんが、視聴率のためなら「なんでもあり」でやってきたTV業界の、見過ごされてきた「不味い点」を掘り返すことは大切だと思っています。 なお、ぼくが「クイズ番組のヤバさ」に最初に気付かされたのは、お笑いコンビ『ダウンタウン』の有名なネタがきっかけでした。ダウンタウン松
前編から続きです。ある日、マンガ家を志す青年ヒトシは、作品持ち込みのため大手出版社を訪れる。しかし編集者は作品を見もせず、ヒトシに覆いかぶさると「HENTAIしようぜ」と囁いた……。 冗談はさておき(ごめんなさい)。 雑誌などの媒体にどの作品を載せるか、あるいは単行本などの商品として何を発売するかを決めるのは出版社です。作者が一方的に「載せてほしい」「売ってほしい」と言ったところで自由にできるわけではありません。 「俺の作品を載せないのは表現の自由の侵害だ!」と言っても