へぽ週記#30「特別ゲストをお呼びしよう!」
霊夢:はじめまして、ゆっくり霊夢よ。
魔理沙:ゆっくり魔理沙だぜ。
トム:トムです。
魔理沙:今日はSCP-369-JPについて解説していくぜ。
霊夢:よろしくお願いするわ。
SCP-369-JP 【怪奇!宙に浮くミカン】
魔理沙:SCP-369-JP、オブジェクトクラスはEuclidだ。
こいつは40代の男性で、拘束衣を着た状態で収容されているぜ。
霊夢:最近は人型なのにKeterじゃないだけで安心するようになってきたわね……それで、このSCPにはどんな能力があるの?
トム:すいません、SCPってなんですか?
魔理沙:まあ焦るなって。SCP-369-JPは一般的に超能力と呼ばれるようなものを使える。有り体に言えば超能力者だな。
霊夢:超能力!すごいじゃない。
魔理沙:公園で寝泊まりしてたホームレスに警官が職質したところ超能力を使って威嚇したことから発見されて収容されたぜ。
霊夢:よく40代までバレなかったわね……。
ところで肝心の超能力ってどんな能力なのかしら?
魔理沙:聞いて驚くなよ?収容される際エージェントに向かってコイツは……なんとミカンを浮遊させたんだ!
霊夢:え?
魔理沙:これが超能力を使ってるところを記録した写真だ。
魔理沙:ちなみにこの超能力は少なくとも片手が自由な状況じゃないと使えないことがわかっているぜ。
霊夢:いやいやどこが超能力なの!?こんなの家族間で3回擦られてすぐ味がしなくなる手品とすら言えないシロモノじゃない!
魔理沙:おお、霊夢もこのSCP知ってたか?
霊夢:そうじゃなくてこんな子供騙し知ってるって言ってるのよ!
トム:知りません。
魔理沙:いやいやそんな子供騙しとはわけが違うんだぜ。なんと浮遊させた後のミカンには…………幅2cm、深さ5cm程度の由来不明の穴が空くんだ……。
霊夢:親指じゃない!!親指が入ってた穴よ、それ!!
魔理沙:ここからは実験記録になるんだが、どうやら片手につき5個、両手で10個のミカンを浮遊させることが出来るようだ。
霊夢:……これ、ジョークSCPじゃないのよね?誤植じゃないわよね?
魔理沙:ちなみにだが、この超能力はスイカや人体にも有効だったみたいだ。もちろん穴も空くから失血死してしまった人も居るみたいだぜ。
霊夢:……え?
トム:怖いです。
魔理沙:これでSCP-369-JPの解説は以上だぜ!
霊夢:ちょちょ、ちょっと待って!?エピローグのBGM流さないでよ!
魔理沙:どうしたんだ、霊夢。普段より面白い顔をして。
霊夢:超展開すぎるわよ!ミカンだけじゃなかったの!?だとしたらどうして途中までミカンばかり実験してたの!?
魔理沙:別にミカンにしか効果無いなんて言ってないぜ。実験の偏りは……まあ、担当してた博士がミカン好きだったんじゃないか?
魔理沙:それじゃあ、今回もご視聴ありがとうだぜ。チャンネル登録や高評価をお願いするぜ。
霊夢:Twitterもフォローしてくれると嬉しいわ。
トム:トムでした。
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