チャンスは等しくやってくる
昨日は、誰の元にも等しく訪れる、不運を飼いならすことについて書いた。今日は、それと表裏一体をなす話だ。チャンスも等しくやってくる。幸運はチャンスを手にした人にしか訪れない。多くの人は、チャンスが来ても見送ってしまっているケースが多い。
これは今日読んだ、堀江貴文さんの『ゼロ』のなかの言葉だ。上流から大きな桃がどんぶらこっこと流れてきた時に、それを拾って割ってみたお婆さんて凄くないかという話である。見たことがないデカい桃なんて、普通は恐怖の対象ではないだろうか。
それを拾って、家に持って帰って割ってみるなんて、僕には怖くてできない。きっとブルブル震えながら、桃を見送るに違いない。しかし、お婆さんはこのチャンスを見事にとらえ、桃太郎という赤ん坊を授かるのだ。確かに美味しそうだったら、持って帰るかもしれない。
でも、新しいものや変化に対しては、強い恐怖心を抱くのが人間の本能である。要は、それを超える好奇心とか勇気でチャンスを捉えられるかどうか、なのだ。堀江貴文さんの本では、「ノリ」の良さと表現されていた。これは、本当にあるよなぁと思った。
文句を言いながらも、時間をお金に換えるだけの仕事をしている人は、こういったチャンスを捉えるのはほぼ無理だろう。せめて、副業ができる状況にはしておかないと変化に対応できない。僕はいま、そういう状況にあるのだが、肝心の本業にハマりそうなのがちょっと怖い。。。
堀江貴文さんは、まだ日本にインターネットがビジネスになると考える人が1,000人もいない時点で、600万円という借金をしてオンザエッジを立ち上げ仕事に没頭した。お金が目的ではない。チャンスと捉え、それをモノにしようとハマっただけなのだ。
稼ぐが勝ちという本を書いたのは、会社員としてお金をもらうのではなく自ら稼ぐのが大事というメッセージだったという。
僕はいま、本業も副業もハマるリスクに立ち向かっている。両方とも大きなチャンスなのだ。でも1日は24時間しかない。それを一人の人間が同時に達成できるのか。これは大きな挑戦だと思う。最初は、様々なことをやりながらシナジーが働いて…という考えだった。しかし、キツイ。
会社員時代から、僕はホリエモン言うところの「ノリが良い」ほうではある。チャンスと思えば、そこに突っ込む仕事をしてきた。自由な立場になったいま、目の前に訪れたチャンスに対して、どのように関わっていくのかが僕にとって非常に重い選択となってきている。
時間を金に換えて、やりがいの無さを嘆いたり、愚痴をいったりして過ごす生活から逃れ、チャンスをどれだけ掴めるかという生き方になった。なんとなく、体力勝負のような気がしている。筋肉は裏切らないと言う言葉が頭に浮かんできた。やっぱり何はさておき、健康習慣をつくる必要がある。
不運を飼いならす心の余裕のためにも、チャンスを掴むための体力も、僕には長い睡眠時間と筋肉が支えになるような気がしている。不運とチャンスというコインの裏表を支え続けるのは、磨き抜かれたコインそのものなのだ。嬉しい悲鳴といえるが、いま少しそれに悩んでいて頭が痛い。
今年、成功しなければ、後が続かない。
だったら、こうすべきだ。という答えはもう出ている。
僕は思い切って、そこに踏み出せるだろうか。
Now,get the chance!
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