ポックリ7月15日
ポックリは理想的な天国に召され方とされる。
が、例えば私の父親は新聞を読んでいる最中に眠るようにいってしまった。
全く苦しまずにである。
先日の私がお世話している方は当日数時間前まで全く元気であった。
その夜は大好きなプロ野球チームの中継をテレビで見ている最中にあー疲れたとベッドに横になったらそのままなくなってしまった。
その夜の夕食も普通に取られたし、どこも悪いところはなかった。
ただテレビを見ておられるお姿をお見送りした際、最後の後ろ姿がなんとなく印象に残っただけであった。
お迎えというものは前から来るのではなくて背中から来るのかもしれない。
ちなみに私の父親の場合はお正月明けに亡くなったのだがその年の子供たちへのお年玉の金額が0が1つ多かった。
計算を間違えたんじゃないかと子供たちは言っていた。帰りの電車の中でいつもは三千円なのにね、今年は30,000円もくれたわ。