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コロナ禍でも、留学できる⁈(ワクチン編)

ビザがおりたらいよいよ渡航のための具体的な準備を始めます。すぐに始めるべきことは予防接種!!!!!

ベイツ大学は両方とも締め切りが6月~7月初めと早いので、留学行くことになったらすぐに動き出すべし。

留学に必要な予防接種、健康診断

例年必要な予防接種に加えて、コロナ禍留学では新型コロナワクチンの接種が求められました。留学前の予防接種は、留学先の州や大学によって異なるので、自分の母子手帳や接種歴を確認する必要があります。

ベイツの場合、入学者が要求される予防接種にはリクワイアード(必須)とレコメンド(推奨)がありました。

【必須】

①Measles, Mumps, and Rubella (MMR, MMRV)×2回
*this vaccine series is required on or after the 1stbirthday
(1歳の誕生日以降に打った麻疹、おたふく、風疹のワクチン)
②Tetanus, Diphtheria, and Pertussis (DTaP, DTP, DT, Td, TdaP) ×1回
*at least 1 dose given within the last 10 years
(過去10年以内に1回以上接種した破傷風、ジフテリア、百日咳のワクチン)

①関しては、私はおたふくが足りなかったのでMMRの追加接種を受けました。②も10年以上経ってしまっていたのでTdaPを接種しました。

【推奨】

①Hepatitis A (Havrix, Vaqta, ViCPS):A型肝炎
②Hepatitis B (HepB, Recombivax HB):B型肝炎
③Meningococcal Vaccine (Menactra, Menveo, MenACWY):髄膜炎
④Varicella (Varivax, MMRV):水痘(水ぼうそう)

病院の先生と相談した結果、②と③を打つことにしました。
ちなみに水ぼうそうは赤ちゃんの時に罹患していたらしい。
加えて、3回接種が必要なHPVワクチンの3回目が終わっていなかったので、それも打ちました。

ちなみに、ベイツでは健康診断の結果は必要ありませんでした。

予防接種をした病院

海外渡航用のワクチンはどの病院にもあるわけではなく、たいていは「トラベルクリニック」という渡航外来のある病院に行きます。

私は早稲田にある国立国際医療研究センター病院に行きました。

メリット
①留学する学生向けの「学割」がある!渡航用ワクチンは保険適用されないので10割自己負担です。ワクチンによっては高額なものもあるし、何種類も接種しなければならないと費用もかさむので、少しでも安くしたい人は、国際医療研究センター病院がおすすめ。
②渡航外来があるだけあって、スタッフや看護師さん、お医者さんが説明に手慣れていて、分からないことを聞きやすい
クレジットカード決済ができる!病院は現金のみのところもあるけど、全額自己負担で大きい額を支払わなければいけないので、カード決済できるのはまじでありがたい。

デメリット
①病院自体大きな総合病院なので、お会計の時に少し時間がかかる。
②最寄りの早稲田駅から少し遠い。歩いて10分ちょっと。ただし、行きは坂を登らなければいけない。私は6、7月に行ったので暑かった…。

かかった費用

76,368円

10万円の給付金はほとんどこれに使われました…。内訳としては、ワクチンそのものの価格に加え、接種スケジュールなどの相談料と、接種証明書の発行費用が含まれています。ワクチンの価格などより詳細は以下の記事にまとめてあります。

新型コロナワクチン

ベイツは新型コロナワクチンの接種を義務化していませんが、接種未完了者は学内や寮で生活ができない&オンライン授業のオプションは用意しないことから、事実上が完了していない人は授業を受けることができません。

渡航までに日本で打てるのか…と心配していましたが、留学予定者が優先して慶応義塾大学の職域接種で打てることになりました。

やっぱりお金と医療スタッフと場所を自前で用意できる慶応はすごい。三鷹の森にある小さな大学にはそんな力はなかった…。

もし日本で打てなかった場合、渡米してからベイツ側が接種できるように手配してくれるとのことでしたが、その場合はきっとquarantine(自主隔離)が必要だと思うので、日本で完了できてよかったです。

予防接種の際に、ワクチンの種類によっては2週間や1か月あいだをあけないといけないものがあります。たぶん今後のポストコロナ時代の留学では、コロナワクチンの接種も引き続き求められると思うので、早めにトラベルクリニックに相談してスケジュールを立てることが大事です!

接種証明書の提出

必要な接種が完了したら、証明書をGarnet Gatewayというポータルサイトから提出します。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

通常の予防接種は、病院でベイツ指定のフォームに記入してもらって提出。新型コロナのワクチンは、接種会場でシールが貼られた接種証明書を写真にとってアップロードしました。

私の場合、留学に行けるかぎりぎりまでわからなかったことと、日本で新型コロナワクチンが打てたのがぎりぎりだったというのもあって、接種証明の提出が大幅に遅れてしまいました。それでも、Health Servisに説明すれば対応してくれるので安心して大丈夫です。とりあえず困ったらメールしてみよう!

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