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自己紹介②~映画編~

初めてのnote読んでいただいた方ありがとうございました。
改めて前回のを読むと本当に脈略がなかったですね。
本当にお恥ずかしい。
書いては消し、書いては消しを1週間くらい繰り返していたんですけど、とりあえず一回目をアップしないと一生あげられないなと思って焦ってあげたのがあの文章とも呼べないなにかでした。反省します。
今度から書き終えたと思ってから一晩置くとかしたほうがいいのかしら。
結局前回に何が言いたかったかというと『私はビールの世界が好きで、ビールを作ることを仕事にしていて、いつかビールにまつわる何かの形で独立したいな』ということでした。

ニホンゴムツカシイデスネ

さて、私のことをもっと世界に知ってほしいということでもう少し自己紹介を続けます。(顕示欲の権化)
私には好きなものがビール以外にもありまして、それが映画です。
できる限りジャンル関係なく見るようにしていて、可能な限り劇場で見るようにしています。
ただ都会では劇場公開してるのに鹿児島ではされないものなんかもあったりするのが少し残念に思っています。
最近だとルカグァダニーノ監督のチャレンジャーズをやってくれませんでした。ゼンデイヤ見たかったのに……
もうU-NEXTでレンタルできるので近いうちに見ようと思うんですけど家じゃあ腰が重いんですよね
ずっと見たいな、面白そうだな、と思っていた作品ほど体調整えて、時間的な余裕を持って、じっくり腰据えて見なくちゃ、みたいな変な気負いしちゃって。
これのせいでゴッドファーザーも見たことないし、黒澤明も見たことないし、人からおすすめされた作品なんかもなかなか見れなくて。
もったいない。

私がなぜ映画を見るのかは色々考えてみたんですけど一番は現実逃避なのかなと思います。
主人公に自分を投影して、①クリスマスホリデイに男子校の寮でおじさんとおばさんと取り残されたり、②宇宙飛行士をビートルズ並みに有名にしながらNASA職員と恋愛したり、③結婚した身でありながら13歳の少年と恋に落ちて逮捕され、出所後その少年と結婚したところに映画化されたり。(最近見た映画です。紹介は文末に)
自分が生きられなかった人生を追体験できる(生きられる)ってなんとなく素敵なことだなって思います。
私はこの先も片田舎に住むなんの変哲もない人間としてしか生きられないでしょうけど、映画を見ることで様々な人の立場になってほんの少しでも自分の言動を省みることができるのは善く生きることにつながるんじゃないかなって思っています。

ごめんなさい、嘘です。単純に楽しいから見てるだけです。
映画を見てる側がこんな高尚なこと思ってたら身が持ちません。
でもお金を貯めなきゃいけない自分への言い訳として上記のように思っているのは本当です。
日本で映画館で映画を見る平均回数は年に一回(!)というのを聞いて、もう少し見てくれる人が増えてくれたらもっとたくさんの作品が映画館でかかってくれて、私のQoL上がるのになぁなんて夢想しています。
というわけで皆さんもっと映画見ましょう!!!


映画紹介
①ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ(https://www.holdovers.jp/#)
  1970年のボストンの男子校を舞台に家庭の事情で寮に取り残された男子学生と歴史学の先生と寮の料理長の三人がそれぞれの過去や思いを明かしていく映画です。めちゃくちゃ地味ですけどすごく好きな映画でした。最後のシーンで先生役のポール・ジアマッティの万感の思いを込めたなんてことはないめちゃくちゃシンプルなセリフ、これを言う時の表情に泣かされてしまいました。最高だと思います。そして音楽も決してすべてが1970年当時に発売されていたものではないのですがすごくこの映画にマッチしていて素晴らしかった。それに画もフィルムで撮ったかのような処理を施していてまるで70年代に撮られた映画みたいですし。かなりいい映画です。おすすめ。

②フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(https://www.flymetothemoon.jp/)
  人を宇宙に送ることさえ困難だった1960年代に人類を月面着陸するというアポロ計画の成功のために奮闘するNASA職員である元軍人のコール。その水面下でアメリカ政府はこのプロジェクトで国威発揚し、かつ東側諸国に打ち勝つために必要な予算を獲得するため、アメリカ国民の宇宙開発に対する意識を高める宣伝戦略をマーケターであるケリーに依頼する。目的のためには手段を問わないケリーと手段こそ大切だと思っているコール。2人は対立しながらもプロジェクト成功のために失敗が許されない状況で政府は月面着陸のフェイク映像を製作することを決断するが……というストーリー。
 まず60sルックのスカーレット・ヨハンソンがめちゃくちゃ可愛いです。スタイルもすごいし。そしてAppleの予算とNASAの協力もあってかビジュアル面がリッチでかっこいいです。そしてなによりも音。打ち上がる瞬間の爆音、これは劇場で見るべき映画だなって思いました。

③メイ・ディセンバー ゆれる真実(https://happinet-phantom.com/maydecember/)
  1996年に実際に起こった事件をもとに脚色された作品。36歳の女性と13歳の少年の不倫関係だった二人の恋は当時センセーショナルに報道され、女性は逮捕。獄中出産を経て出所後結婚し、平穏に暮らしていた。そこへ(この映画の世界の中で)この事件の映画化が決定したということで主演女優が直接取材にやってくると次第に二人の関係に変化が生じていき、それに呼応するかの如く女優の側にも変化が……みたいな
 主演女優役のナタリー・ポートマンが少しづつ役に飲み込まれていくというかモデルとなる人物を取り込んでいく感じはブラックスワンを少し思い出しました。最初このナタリー・ポートマンと観客の目線がほぼ同じ感じで物語が進行するんですけど、ちょっとづつ追い越されていくというか隣に一緒にいたのに、気付いたら私だけ置いてけぼりにされてる不安?恐怖?みたいなものを感じました。それがある種心地いいんですけど。その反面最初不思議な存在だったモデルとなる夫婦(ジュリアン・ムーアとチャールズ・メルトン)の心情が物語が進むにつれ明らかになるような形になっていて。でもわからない部分もあってなにが真実で、なにが嘘なのかを最後まで見ても判断つかなかったです。もはや他人のことをそうやって伝聞で判断すること自体が間違っているんでしょうねってことだと感じました。人を選ぶかもしれないけど見てほしいな。

私の紹介より映画の紹介のほうが力入ってしまいました。
これからも映画について書いていけたらいいなと思っています。
ただ原稿用紙7枚くらいの文字数でこんなに時間がかかるなんて……
もっと小慣れてきたらもっと肩に力入れずに書けるのかしら。
もう少しだけ頑張ります、よろしくお願いします。

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