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初の電子書籍を出版しました!

ライティングカレッジでライティングを学び始めてから、初出版まで2年近くの時間がかかりましたが、2023年4月に、ようやく初の電子書籍を出版しました!

初出版にあたり、著者である自分にインタビューをしてみました。

一切飾ることのない素直な気持ちをお伝えしています。ド素人がどんな過程を経て、本を出版したのでしょうか?

さぁ、それでは聞いてみましょうか。

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このたびは初出版ほんとうにお疲れさまでした。念願のAmazon新着1位獲得できたそうですね。おめでとう🎊ございます!


①まず、初めて本を出版した率直な感想を聞かせてください。


はい、おかげさまで念願の【 Amazon1位🏅 】を獲得出来ました。ありがとうございます🌹

まよ先生ご指導の「戦略勝ち」ですね完全に。

正直なところ「やっと終わった...」というのが本音です(笑) 長い間、胸につかえていたもの、そしていつも心にドシンと重くのしかかっていたものが無くなって、ホッとしているといった感じです。

予想は、もっと嬉しくて飛び上がるくらいなのかと思っていましたが、実際はそうではなかったです。とても静かなものでした。

動けば動くほど、次々に新しい疑問がわいてくるので「きりがないなぁ」と、思っています(笑)

②本の表紙をめくると、エマーソン氏の名言である 「Life is a journey、not a destination」と、1ページまるまる使われていますが、この心はなんですか?


これは私の「座右の銘」のひとつです。目の前に起きる出来事は、すべて通過点でしかないというもの。

問題の渦中にいると時々忘れちゃいますけど、大好きな格言のひとつです。

当初入れるつもりは全くなかったのですが、校正が終わって、E-Pubをお願いする段階で「ふと、入れてみよう!」と思い立ちました。

行き当たりバッタリ感が満載ですが、こういうところが自身の書籍の醍醐味だと思いました。海外の本にあるような「~に捧ぐ」的なニュアンスにしてみたかったのです。


③そもそもですが、なぜ本を出版しようと思ったのですか?

憧れのアメリカへの長期(2年間)インターンシップに向けて、2年超もかけてコツコツとお金をため、そこにベクトルを向けて準備しました。機は熟し、さぁいよいよだ!と、希望と期待を胸に意気揚々と旅立ちます。

ところが、ふたを開けてみれば大失敗。散々な目にあって2年どころかたった1か月程度の滞在で、志半ばで失意の帰国。

うつ病を発し、引きこもりました。真っ暗でどん底な状態を経験しました。そこから1枚のクジラの絵をきっかけにどんどん元気になって社会復帰。さらに、うつになる前よりもっと大きな心の成長を成し遂げることができました。

これらすべての過程を、当時の相方はずっとそばで見ていました。その相方から「体験談を本にしてみたらいいのに」と言われたことが、そもそもの発端です。

自分では絶対に考え付かない発想でした「私が本を出す?って、何言っちゃってるの?」そんな感覚。

突拍子もない提案に当時はまったく見向きもしませんでしたが、なぜか心の片すみでは、ずっと住み着いていた提案だったのです。

それから月日は流れて2021年。人生の節目を迎えたことをきっかけに、区切りとして、自身の半生と体験談を1冊の本にして出版してみたいと思うようになりました。

一方で、会社からの収入以外で、自分の力で稼いでみたいとずっと思っていました。

あらゆる”副業”を色々試しましたがすべて鳴かず飛ばず。自己投資しても増えていくどころか減るばかり。

そんな中、2020年~2021年にかけて、電子書籍の可能性をあちこちで聞いたことがきっかけで出版の夢を持つようになったのです。


④自分から出版したいと思われたわけではなかったのですね。もともとそういうタイプなのですか?

ケースバイケースだと思います。0から1を立ち上げるエネルギーは力強く、半端ない程すさまじい力が必要ですが、性格上、0➡1タイプというより、あるものを磨いてよりよくして展開するタイプと思っています。

それから、自らガンガン表に立っていくというより、受け身型だと思います。

自分を知るためにあらゆる占いや心理学などを勉強したり、本を読み漁りましたが、統計学的にも上記のような内容が書かれているものが多いです。

たとえば、マヤ暦だと「青と白の紋章を持っています」と言ったら、わかる人には伝わるのでしょうか(激) 
 

⑤初めての出版、ライティング自体も初めてとのことですが、ライティングカレッジ(以降ライカレ)で学び、出版するまでの間、どのような心の変化があったのですか?

本当にたくさんの葛藤がありました(笑)長くなります、2年の歳月で色々ありましたので。初めてのことは特にですが、何かと時間がかかる方です。

ライカレについては他の記事にも書いていますが、2021年7月~開始の5期生として参加しました。

3か月の講座で、毎回提出される課題を提出すると、修了時には1冊の本が出版できるカリキュラムになっています。

受講中はもう圧倒されっぱなしで、頭はいつもパニック状態。同期生が本当にすごい方々が揃っていました。

たとえば、講座中に先生がワークを出すと、受講生から次から次へと回答チャットが入っていきます。

その素晴らしい出来たるや!「うーん」と、うなってしまうほど。先生も「素晴らしいですね」「上手ですね」と、大絶賛。

一方の私はひとつも浮かばない。考えているうちにワークの時間は終わっている。もうね、トホホ・・・なんですよ💧

そんな状況がよくありました。「大丈夫か・・・わたし」いつもそんな調子。人と自分を比べてしまっていました。

さらに、講座でTwitterを学ぶのですが、もともと大量の情報処理が大の苦手。そして次々流れる情報に翻弄されがちなTwitterはできれば避けたいSNS。

Chatworkで同期のコミュニティを作ってやり取りするのですが、初めてのツールでなれないし、かつ同期生である40人超が一斉にやり取りするチャットに目が回って、どこから何の情報を得たらいいのか、ツールの使い方もよくわからなくて。頭は常にパニック・そして、わからないことだらけ。

全然整理できなくて、ごちゃごちゃな状態で、とっても苦しみました。

1回目、2回目とどうにかこうにか提出していた課題も、とうとう3回目の課題で止まってしまいました。章立てがどうしてもできなかったのです。

そのうち「わたし、大丈夫か?」から「わたしダメかも・・・」と思うようになっていきます。そんなこんなで、アッという間に3か月の講座は終了。

本の出版どころか課題の提出は半分もできず、中途半端で消化不良な状態なままで、ライカレは終わってしまいました。

目標には全く届きません。ふがいない自分に落ち込みました。

ところが、ライカレコンシェルジュのまゆさんは1冊目の出版は講座が終了してから半年かかったことを知ります。「え?そうなの?」とキョトンとする私。

それから出遅れ組を救うレスキュー隊にヘルプしていただいた時も、講座終了後の3か月~6か月かかって1冊目を出版している方々がいることを知り、「あ、時間がかかってもいいんだ」と思うようになりました。心が少し軽くなった記憶があります。

まよ先生は「人と自分を比べないこと」と教えてくださいます。それから「まよ先生とかかわる人は一生の付き合い」とも仰って下さいました。

そんなこと言って下さる方、いますか???

これまで数多くのセミナーほか講座を受けてきましたが、講座修了と同時に「はい、おしまい。これまでよ!」と、つながりは終わるのが通例でしたが、まよ先生は全く違います。人とのご縁を大切にされておられます。

1冊目の出版まではめんどうをみてもらえるとのことで、とても励みになり、支えになりました。

とはいえ肝心の執筆は全く進みません。自分を取り巻く環境が大切!ということで、執筆だけに専念すべくホテルに2~3回宿泊して、缶詰になったことがあります。集中はできましたが、期待するほどの成果は無くてやっぱり進みませんでした。そんなことを繰り返しながら、2021年は過ぎて行ったのです。

2022年の抱負・目標は「電子書籍を出版すること!」と、自分を追い込むことと、有言実行のため、地元の同級生に送った年賀状に書きました。

返ってきた返事「ほっちゃんの夢は本を出版することなんだね、すっげー!」

これが2022年、毎日毎日私の支えになった言葉でした。友人には本当に感謝です。ありがとういっちゃん!

年が明けた2022年1月。まよ先生の個人カウンセリングと、永妻先生からの集団カウンセリングを受けました。

集団カウンセリングは、たまたま同期のよなごさんと一緒でした。元気と刺激をもらいました。ありがとうよなごさん

まよ先生からは「ボロッボロでもいいから、まずは提出してみて」と言って貰いました。そんな状態でもいいの?と目から鱗。がんばろーと思った矢先のこと。

今度は自身の体調不良に見舞われます。重度の貧血とひどい生理痛、そして不定期に続く下腹部痛に襲われ、頑張りたくても頑張れない、気力体力がドンドン無くなっていきました。コロナ化も手伝って、体を動かす機会が減ったのも要因のひとつ。

私は普通の会社員なので、自分の時間を確保するとなると、平日は早朝か夜、あとは土日に限定されます。

自分の時間で何かしようにも、仕事から帰ってくると、もう疲れ果ててヘトヘト。何もやる気にもなりません。土日もゆっくり心と体を休めないとエネルギー不足で元気はでませんでした。

毎日毎日、会社で仕事するだけの生活となって、月日は経過していきます。体調不良もさることながら、自身の怠惰な性格と乱れた生活習慣をなかなか軌道修正できませんでした。完全なルーザー、負け犬でした。

ライカレ終了後に、次のステップとしてものがくに参加しているものの全くの幽霊会員。お金を払うばかりでひとつも講座に参加できていませんでした。

そんな私でしたが「なんとかしなければ!したい!諦めたくない!」という気持ちは、ずっとずっと心の奥にはありました。


⑥書いてみよう!出版してみよう!と思われてから出版までに、2年近くの時間がかかった一番の原因・理由は何だと思いますか?

2つあると思っています。
1つ目は、最初から体験談を書くつもりでネタは決まっていたのですが、自分が過ごしてきた恥ずかしい経験をどこまで開示するか?葬ってしまいたい忌々しい過去をどこまで暴露するか?という決断に時間がかかりました。カッコつけな自分との闘いだったのです。

2つ目は、章立てが全く出来なかったことです。歯がたちませんでした。テンプレート化されたような型に、自分の書こうとしている内容がどうしてもはまらなくて、ずっとずっと同じところで止まっていました。章立て・構成は、もう難しすぎました。

あとになって思ったことですが、固まったまま手が止まるくらいなら、いっそのこと型は一旦忘れて(型に固執せず)、書きたいことをまず吐き出す意味で、全部書き出してみればよかったな、と思いました。

少し怖かったという思いもあります。書き出したらどうなるんだろう?というよくわからない恐怖感。

これは、体験したことのない未知の領域に進もうとしていたからかもしれません。ビビっていた、と言うことなのでしょうか。単なる小心者ですね笑。

あと、ある意味開き直った方が良かったなとも思っています。「まっいっか」みたいな。”いいかげん” を知った方がいいといった感じでしょうか。


⑦活動が止まったところから、また動き出し、そして仕上げまでたどりつけた動機はなんですか?きっかけなどあったのでしょうか?

2022年もそろそろ終わりに近づく11月末~年末にかけて、「いよいよもう何とかせねば!」「もうだめだ、これ以上むり!」と、ずっと心にのしかかっていた出版に対する焦燥感に見舞われます。その頃には、体調も少しずつ落ち着いてきていました。

加えて、”ウジウジしている自分” や ”出来ないとなげいている自分” が、とてつもなくイヤになってきたのです。

「よし!」動いてみようかと、久しぶりに開いたライカレ5期生のコニュニティーであるChatworkに驚きます。

フリープランで使用している私は、過去のチャットがほとんど見れない状態になっていて、まよ先生からの貴重なアドバイスが全部きえていました😨

「どうなっているんだ・・・」と途方にくれました。「もう、今となっていは必要ない情報になったのか…」とも思いました。

しかしながら、久しぶりに開いたChatworkでは、同期生のお2人(さい子さんさとみさん)が今まさに出版に向けて、まよ先生とやり取りされていました。すごくないですか?このシンクロに仰天です。

これは大きな刺激と励みになりました。やはり環境は大切と痛感した瞬間です。

「頑張っている同期の同士がいる!」「私も頑張ろう!」と勇気とやる気をもらいました。同期生に感謝です!

加えて、2022年の年末にご縁があってBrainで活躍されtる、電子書籍ではかなりの結果を出されている方から個別カウンセリングを受けることが出来ました。

その時に「1冊は出した方がいい」と言うことと、「別のことを始めるのは、また0からスタートしなければならない」という話をしてもらいました。「確かに・・・」と思ったのです。「ここでやめたら、また 0からのスタートになるな」と。

そして、年が明けた今年2023年。うさぎ年は跳ねる年、飛躍、向上と言われその気になります(単純w)。希望を貰えるので占い好きな私は、2023年の最大ラッキーデーと騒がれた「3月20日」を出版日と定めて、走りだしました。

このような気持ちと考え方の変化があって今に至ります。

⑧時間がかかってもあきらめず、気持ちを持ち続けられた理由は何ですか?


どうしても、絶対に!あきらめたくはなかったです。先にお伝えしたように、人生の節目ということで、自身の体験談を1冊にまとめた本を出版して一区切りとし、次の一歩に繋げたいという思いがずっとありました。


⑨活動中に苦しい思いをたくさんされたようですが、逆に楽しいことや嬉しいことはありましたか?


はい、ありました!
大きな出来事が2つあります。

1つ目は、表紙のドラフトを見た時です。私は、すべての原稿が仕上がる前に、デザイナーのノーンさんに表紙の作成をお願いしました。

発注を依頼してすぐにドラフトを見せてくださったのですが、粗削りなものの、本当に感動したのです。「すごい。きれい!✨」自然と涙があふれて止まりませんでした💧

その時に実感したのです「いよいよ形になるんだ!」と。私はドラフトをずっとずっと長い時間見続けました。

頭の中で思い描いてきた書籍が現実味を帯び、そして、目に飛び込んできたきれいな表紙に心が奪われたのです。

出版したときより何倍も嬉しかったですし、とっても感動したのです。変な話ですが本当です💕🤗

2つ目は、体験した当時を回想しながら、そして当時の写真を見ながら、まさに執筆していたときでした。

書く前の予想は、体験談を書くことは当時のつらくて苦しかった暗黒時代のあの気持ちがフィードバックされて苦しみがぶり返すのかな、と思っていました。少しおびえてもいました。

しかし、実際に書き始めると真逆で、クジラを通じて出会った人たちの笑顔、思い出、出来事、楽しかったことばかりが走馬灯のように駆け巡ったのです。

書きながら一人ニコニコ、当時の幸せがいっぱいに広がって楽しい執筆時間となりました。

時間を忘れてかきつづけ「2万文字なんて書けるのかな?」と心配していたものの、ふたを開けてみれば5万文字を超える大作(笑)となっていました。


⑩今後の抱負・目標について教えてください。


正直なところ、今無いのです。ひと段落ついた、と言う気持ちが大きいので。

ものがくに参加しているので、都度開催される有益な講座を受けつつ次の目標なり目指す方向を決めていこうと思います。

ライティングから全然話は変わりますが、運動不足で体がなまったので、定期的に運動して体力をつけて、そしてもっと健康で元気になりたいです。


⑪最後に、これから出版する人や、同じように初出版までに時間がかかっている方にアドバイスやかける言葉があるとしたらなんですか?


アドバイスと言うほど大きなことは言えないですが…。私は1冊目を出版するまで、予想をはるかに超えるほどの時間がかかりました。

止まってしまうときは止まったままでいいと思います。無理に動かなくても「動きたい!」「動かなければ!」と、何かに突き動かされるような時は必ず来ると思うので、その時に一気に動けばいいような気がします。私は今年の2月~3月がそうでした。

それから、せっかく始めた活動なので、せめて1冊出版するまで、あきらめないで欲しいです。「まず終わらせる」を目標にしてみてはどうでしょうか。動いた先に次の波・動きがやってくると思います。

同じ志を持った同士を陰ながら応援しています。フレーフレー!がんばってください。

大丈夫です。こんなドンくさい私でもできましたので、あなたもきっとできます!ファイティン♬

最期までお付き合い頂きまして、
本当にありがとうございました❤️
良かったら書籍読んで下さいね笑

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