新卒採用にまつわるエトセトラ
まぁ毎度お馴染み「戯言」noteです。
ちな、このnoteはこんな人に読んでほしい。
1.すぐ上の先輩社員が10歳以上、歳が離れている今年の新社会人さん
2.その10歳以上、歳が離れているけど「社内じゃ一番歳近い人」さん
3.そういう年代分布になってる会社の社長さん
内定式とかそういう時期じゃないですか〜、うちもね、取るんですよ。新卒さん。それも珍しいことに私の所属する関連事業部では2年連続で。
ただ、壊滅的に育成が下手だし、俺入った後にきた新卒さんたちことごとくやめていってる。今年はかろうじてまだ残っていてくれているんだけど、きつそうなので、関わろうと思えば「教育は君の仕事ではない」って言われてさ。
「じゃあ誰がやんだよ!!!!ホットプレートで焼くぞ!!!」みたいな気持ちを抱えているので、お気持ち表明です。
んでね、読んでほしい人たちにお話を順番に書いていきます。
1.すぐ上の先輩社員が10歳以上、歳が離れている今年の新社会人さん
本当に半年間、お疲れ様でした。自分の近未来像が見えなくて大変だったと思うんです。だって、すぐ上が中堅社員やベテラン社員で、やるべきことはできていることが多くて、自分にできない時に悔しかったり、どうしたらいいかわからなかったこともあったでしょうから…
教育熱心な先輩や風土があったのならば、それはとても恵まれていることです。してもらったことの中で、「できること」を来年の後輩さんにしてあげてください。凹んでる時に、ジュース買ってあげるとかね。
あなたがその子たちにとっての「ロールモデル」1年後にあるべき近未来像です。
先輩みたいに「こういうことができるようになる」「こういう接し方をしてあげたら、気持ちがいい」を教えつつ、「ここでつまづいたんだよなぁw」って失敗をした時に、にっこり笑って教えてあげてほしいのよ「私もそれやったわwww」ってね。
それが連鎖する会社は必ず、良い会社になります。
資産を大切にしてくれる会社になります。
その象徴が新社会人のあなたたちです。
んでさ、有給休暇、付与されたでしょ?
つべこべ言わずに1日でいいから、
好きなタイミングで1日休もうぜ!!!!
好きな日に1日でいいから、休んで好きなことして自分を褒めろ。労われ。
会いたい人に会いに行け。ど平日のガラガラのカフェや映画館に行って、優越感に浸ってリフレッシュしてほしい。30代中堅社員の切なる願いじゃよ…
2.その10歳以上、歳が離れているけど「社内じゃ一番歳近い人」さん
はい。
こういうことをし始めるのが、おっさんの始まりです。気をつけましょう。
まぁ、23歳ぐらいの新卒さんが入ってきた!
自分が一番歳が近い!けど、俺…40なんだよなぁ…
みたいなことは、きっといろんな中小企業では発生してる。大丈夫。
ここで何をすべきかというと、その子が「社会人としてどこにいっても通用する人材に育て上げること」そして、「最初に入った会社がここで、◯◯さんに出会えたから社会人としての今の私がある」って言ってもらえるようにすることがあなたが担うべき役割です。
一社にずっと居続けることこそ、職業人としての幸せである時代は終わったんで、放っておいても「やりたいことが見つかりました!!!」って辞めていっちゃうことってあると思います。
その原動力の土台になるのは、一番最初に入った会社で得た「基礎力」
例えば、
・会社の電話の出方
・デスク周りの整理整頓
・パソコンやコピー機などの社内デバイスの使い方
・仕事に対する考え方(つらい時や失敗事例の対応の引き出しを増やす)
すごく漠然としてるけど、こないだまで学生だった子たちが、これができるようになるまでに大体半年〜2年はかかると思います。
同僚である期間は、自分の知る限りのことを教えてほしい。
だってこれ、程度の違いはあれどもこれから一生続いていくし、できないよりできたほうがいいスキルだからです。
これさえできれば、仕事を選ばなければ、最低限給料をもらって生きていける。それを教えるのが、酸いも甘いも噛み分けた中堅社員のあなただからできることです。
卵から生まれた鳥が最初に見たものを親とみなす、刷り込みみたいなもの。
先輩ガチャとか言われるけど、少なくとも「当たり」側でいたいから笑
あとは、新しいことをたくさん若い子に教えてもらって吸収しろ。感覚を若く持ち続けるために絶対必要だから、ギブアンドテイクの考え方ですね。
疲れたでしょう。あなたもつべこべ言わずに、有給休暇で休んでください。
10月に回復するでしょ?4月入社なら笑
3.そういう年代分布になってる会社の社長さん
やりたいことに挑戦するための
前向きな退職には寛容であってくれ。
ってのと
たくさんある選択肢から
敢えて残りたいと思える会社にしてくれ。
そりゃ、せっかく手塩にかけた社員が辞めていったら何も残らないし、会社として損失になると思うけど、長い目で見た時に「喧嘩別れじゃないほうがいい」し、「感謝されたほうが絶対会社にとっての資産」になりますよ。
日本のおじさん、ビジネスとかは野球に例えるのが好きなので、例えてみると。
「私メジャーリーグに行きたいです!!!!」
って言い出した選手に対して、「頑張ってこい!!!」って送り出した球団と、「いや待ってくれよ、お前の挑戦よりチームの戦力維持の方が大事だよ」って引き留める球団。
メジャーでのキャリアを終えて日本復帰しようとした時に、どっちに戻ってきたいか、シーズンオフの暇な時にどっちで自主トレして後輩たちを教えたいか。きっと前者だと思うんですね。
それで、なぜか、そういう気概のある監督(社長)さんの元から離れたくなくて、一緒に仕事していたい!!ってFA権を行使しないで、チームに貢献してくれる選手(社員)も不思議と残ってくれたりするものです。
だから、若い力を大切に育てつつ、中堅・ベテランを主力としてまとめ上げて、卒業していったすげぇやつも含めて、いい会社を目指していけるのが理想の「優良企業」なんじゃないかと私は思います。
疲れたでしょう。あなたは、栗拾いか芋掘りにでもいってきてください。
役員には有給休暇はないので、好きな時に休んで、社員のために働いてください。栗ご飯でも炊いて振る舞ってください。お願いします。
とかってね、毎度毎度取り止めのない話を失礼しました笑
まとめ
あくまで俺が思う理想でしかないのかもしれないけど、とにかく年度の上半期を戦ってきた皆さんスーパーお疲れ様でした。
美味しい柿、金木犀の香り、秋晴れの綺麗な空と、まんまるいお月様を楽しみながら、ゆっくりしてください。
久しぶりに書いてみたら、楽しかったです。
また時間あったら書きまーす!アデュ〜。
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