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2020年上半期読んだ本と内容まとめ【健康 3冊】

2020年1月~8月までに読んだ本の感想をまとめました。【おカネ】【健康】【ビジネス】【テクノロジー】の4種のうちの【健康】に関する内容の本です。数は少ないですが、厳選したオススメ本リストも作成したので、そちらもどうぞ。

今回は正直あまりオススメできる本はありませんでした。「オプションB」がアダム・グラントが関わっているということで期待していましたが、あくまで協力しただけで、内容はイマイチでした。健康だと、去年の「最高の体調」を超える本は当分出てこないだろうなー、と思ってますので、ぜひそちらをチェック頂けると幸いです。後悔はしないはずです。

1.オプションB-逆境、レジリエンス、そして喜び-

シェリル・サンドバーグというFacebookのCOOを務めた女性が、夫を亡くしたショックを、有名な社会心理学者アダム・グラントに助言をもらいながら乗り越えるお話。全てエビデンスベースであり、実践例豊富なので、自分に当てはめながら考えやすい構成になっている。特に、「部屋の中のゾウを追い出す」という章で、気を使って触れなかった同僚に自分から苦しさを打ち明ける部分で、苦しみを乗り越える一歩は自分しか踏み出せないことを教えてくれる。

2.ハーバード大学式命の野菜スープ-ハーバード大学元准教授が教える「医者いらず」の奇跡のスープ-

ガン死亡率を下げるためには、食による対策が必要だ!ということで、野菜摂取量を増やすために野菜スープを進めている本。加熱により野菜が食べやすくなる + 水分摂取 という2点を合わせるため、健康効果は期待できる。本書の内容として、「ファイトケミカル」や「栄養素」に関する話が長いが、どんな野菜でも食物繊維により健康効果は現れると思われる。細かい内容よりも野菜スープという手軽な手法が画期的である。

3.菌娘と学ぶ感染症イラスト図鑑

コロナで感染症が注目を浴びているが、感染症に対する正しい知識がないと、ニュースを見るたびに不安が倍増してしまう。本書ではメジャーな菌である大腸菌等から、ペスト・コレラといった超危険な菌まで紹介されている。エボラは致死率70%であり、狂犬病は致死率100%であること考えると、過去に感染症がいかに人類を恐怖に陥れてきたかがわかる。一方で、ビフィズス菌等の無害な菌もあることから、菌の危険度を正しく見極めて、ストレスのない程度に上手く適応しながら共存していくことが重要である。

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