手広くやりすぎて焦って結局全部中途半端
みんな平等に取る歳に、私も例に漏れず少し抗いながら生きている。
2年前から突如として立ち上がった私の手に職計画。
今期からは開業届も出したけれど。
そして今回、何もできていない自分の棚卸を実施。その中で1つ、コミュニティの継続を諦めた。その他にもいくつか、諦めることを決めた。「撤退」を選んだ自分が珍しいと思ったので書いてみようと思います。
私の今の状況
ひとえに、手広すぎた。
やればやるほど、沼に落ちるデザイン。今は毎週課題&毎日の仕事と戦っていますが、毎週自分の引き出しの低さにげんなり。課題や仕事が進まない自分をなだめながらすかしながらの作業なので、タイパはものすごくよろしくない。
今の私
・デザイン勉強、スクール&コミュニティ(Gra,Web,UI)
・ライティング勉強、コミュニティ(基礎だけども)
・フルタイム週4のパート
・お客様案件(なんとまあ無謀に初めて のHP制作)
・オンラインスクールのお手伝い
・家庭
・不妊治療
…MustとWantが選別できなかった年増女の末路。
全て投げたしたくなってしまって、でもやりたくて始めた自分なのに弱音を吐くのも恥ずかしくて、もうどうしようもなくなりました。
打破せな
しかし今月からの私は違う。私は経営者だ(※個人事業主)。自分の会社が斜めになっているのを「あらそう」と眺めているわけにはいかない。
なので根本的なことを考えてみることにした。
その結果、私のそもそもの悪循環が見えてきた。
やろうと思って頑張るけれど、スタートブーストが効かなくなっている。
→キャパオーバーの証拠できない自分に嫌気が差し、先に「仕事」を片付けようとするがそちらもまだ手習いの状態なので進まず時間が無くなってくる、焦る。
仕事は終わったけれど、疲れ果てて新しいことに手を付ける気力が少なくなっている。
→やるけれど、集中しようとすると…プライベートのこまごまがやってきて、時間を割かれる。
→「ちりも積もれば」っていいこと言うよね先人よ。できない自分が情けなさ過ぎて自己嫌悪の末、1に戻る
この繰り返しを1年間続けてきた私はやっぱり何かにとり憑かれていたんだと思う。普通に考えてちょっと頭おかしい。
情けない、悔しいと思い知らされるのは、本当にカロリーも使うので魂が抜ける。それでもやらなければならない。
タスク(だと思っていること)が多いなら、何かを変えなければ結果は変わらない。
今後
とりあえず私はスーパーマンではないので、1つ1つ進めるしかない。そして最近はようやく自分の覚えた技能を使って挑戦したいことも出てきた。必要なことは必要になったら覚えよう。それからでも遅くない。
これからは少しずつタスクを減らし、やりたいことを心ゆくままできる時間を確保しなければだめだと思った。
・郷土料理の研究
・伝承野菜の普及
・美味しいものを知らせるための広告やパッケージなど
そのためにはリソースを集中しなければならないので、今は泣く泣くいくつかを諦めることにした。
学べたことはたくさんあった
手広くやってきたことはそんなに悪いことだけではなかった。
いろいろな経験をさせて頂いた。ギラギラで自分のことしか話さない人ばかりで全く交流ができなかった交流会、一方でみんな緊張しているのは当たり前、少しでも質問してみましょうとトップが言うところから始まるオフ会、60overのカメラマンが20代後半のデザイナーをお気ににしておもちゃにしているZoom。ネットワークビジネスやらスピリチュアルの誘いしか受けなかった朝活。
お金はまあ〇十万という勢いで飛んで行ったけど、あの時の自分じゃないと対応できなかったからまあ良しとしよう。本当に面白かった。
おかげで「地に足をつける」ことを身をもって学べた。
現実を見てきたので、Xの月収煽りにも耐性はつきました。
何より学んだことは「コミュニティ」はそもそものベースがある&実務をやっていないと活用したくてもできないことでした。デザインのコミュニティはスクールで6か月死ぬ気でついていった過去があるから、今ゼーハー言いながらついて行けるのですが…。
だがしかし、ライティングのコミュニティは知識0.2(満点10)なのに勢いで入ってしまったもんだから、劣等感がひどかった(皆さんがいい人だけに、余計に感じるこの思い。良くして頂きました)。
ひとまずスクールで学んで、1人先生に学んでからにしよう。今度はライターとしてオフ会行く。何年後になるかは分からないけど。
農業と、京王線沿線を元気にするためにいろいろ学びたいし、能力を発揮したい。
そのためにできることを淡々とやっていく。