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会話の理由が不適切になってしまう3つの注意点

いつも【リモート時代のビジネス思考術・脳内革命の鍵|オズモスタイル】へお越しくださいましてありがとうございます。
先日お話した某SEO会社の営業マンの上司から、本日またまた電話がありました。

どうもターゲットにされているらしい様ですが、伝わっていなかったと思われる様で、「具体的な効果の実例」というものを、先方の上司が変わって説明してくれるようです。

具体的な効果の実例

話を聞いていると・・・

過去に売上が上がっていなかったECサイトが、この会社のSEO最適化によって3ヶ月から6ヶ月で売上が明らかに上がったというような内容でSEOのメリットについて・・・

などのお話があり・・・次の会話になりました。

なんと令和のこの時代に、被リンクによってSEO最適化をしているとの事です。


ーー通話内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「Hoxmo」 今どきそのような古い手法で一気に被リンクを貼ったら、スパム扱いされるのではないですか?

「 営業マン 」 その可能性はありますので3ヶ月に渡り少しずつ貼っていきますので、3ヶ月後には結果が出て きます。
「Hoxmo」検索1ページ目に表示されても、クリックしてもらえるかどうかはコンテンツ次第でしょ?

「 営業マン 」 確率論として3ページ以下に表示されているより、間違いなくアクセスは望めます。

「Hoxmo」 なぜ?間違いなく?って言えるのですか?

「 営業マン 」 そこはお任せください。結果が出せるよう頑張りますので。

「Hoxmo」 SEOって目に見えないものですから不安なのですが、本当に任せて大丈夫なのでしょうか?

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(やっとクロージングです)

「 営業マン 」 当社は『ECサイトのコンサルタント事業』もしている信頼出来る会社ですので、安心して頂いて大丈夫です。
この方法で2013年から8年間に渡って実績を積んできています。

また、当社が担当しているサイトは、すべて上位表示されており、質の良い被リンクや相互リンクを施している為、売り上げが伸びています。
お客様の売り上げが上がることが当社の信用ですから、御社のサイトも必ず売り上げが上げてみせます。

で、結果は?

ご想像の通り、丁重にお断りしておきました。

改めて断っておきますが、SEO業者が嫌いなわけでも、悪いと言っている訳でもありません。

が、しかし・・・

この会話で見過ごせない大きな3つの問題点


あなたは気づきましたか?

結論と理由はちゃんとあるのに、納得のいかない話になってしまうのは、その理由が不適切な可能性もあるのです。

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問題点その1

「結果が出せるよう頑張ります」というのは、個人的な思いですね?

『頑張った=結果が出る』とは言えません。

「頑張ってくれるという言葉だけで、仕事を任せようか」とは、思いませんよね。

問題点その2

「信頼出来る会社ですので、安心して頂いて大丈夫」って?

・信頼出来るのは、企業ブランド自体です。

・信用があるブランドだから結果に結びつくとは限りません。

企業が一流でも、働いている人は人間なのです。

誰にだって人的ミスが発生する可能性くらいあります。

特にSEOなんて目に見えないものですし、「間違いなく」とか言い切るのはおかしくありませんか?

そんなに確実に効果があるものなのですか?

これは一回の言葉の綾ではなく、前回お話した営業マンも「結果は出せます」と言い切りが多かったのが非常に気になりました。

問題点その3

「当社が担当しているサイトは、すべて上位表示されており」
     ↓ ↓ ↓
「売り上げが伸びています」

「質の良い被リンクや相互リンクを施している為」
     ↓ ↓ ↓
「売り上げが伸びています」


ちょっと待って下さい!


売り上げがが伸びた』のは、ECサイト運営者様の企業努力ではないのですか?

SEO会社がおこなったのは、

『検索結果であるECサイトを上位表示させた』と言う事であり、

『ECサイトの売り上げを伸ばした』訳ではありません。

(そして、もうひとつあります)

因果関係が曖昧になっている話しは伝わらない


「お客様の売り上げが上がることが当社の信用ですから」
     ↓ ↓ ↓
「御社のサイトも必ず売り上げを上げてみせます」

相手は、決して悪気があったわけでもなく、騙そうとしたわけでもないと思います。

言葉の言い回し方(表現の仕方)が、自然と曖昧になってしまっているのでしょう。

お客様に対してだけ営業言葉を話そうとしても、日常の話し方の癖はつい出てしまうものです。

日常での企業内の会話で、このような曖昧な表現があれば、お互いに注意しあって治していく必要があります。

また、ウケウリの話や信憑性のない内容については、あまり言い切らないほうが良いのではないかと感じます。

では、話をまとめましょう。

「頑張るので大丈夫」という個人的な思いを理由にしていませんか?

「当社が手がけたサイトは儲かっている」から「御社も儲る」など、裏返した言い方を理由にしていませんか?

「結果を出すのが信用」だから、「御社も結果が出るようにする」とか「儲るサイトは上位表示している」から「上位表示すれば儲る」みたいに、因果関係が曖昧になっていませんか?


Hoxmo家の、家族の日常会話でも・・・

「◯◯ってさ、××なんだよ!」 と言い切ってしまった時、

「でも、記憶間違いかもしれないから、他人に話す場合は、ちゃんと調べなおしてからにしてね!」と、補足しておく。

なんて、よくあることです。


あ、因みにお伝えしておきますが、このサイトはECサイトでもなんでも無い、Hoxmoが経験上学んだビジネス思考を少しでもお役に立てればと思って書いているサイトです。

SEO最適化なんて必要ないのですが・・・


【リモート時代のビジネス思考術・脳内革命の鍵|オズモスタイル】


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