あなたの持つ株の値段が下がるのはそんなに悲しいことですか?
(株が売られているので、予定を変更してお送りします。)
年末からの流れを引き継いで、年初から株が売られています。
株が急落すると当然のように悪いニュースとして連日報道されますね。果たしてそこまで悪い話なのでしょうか。実は多くの人にとって良いニュースなのではないか、というお話です。
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あなたの持つ株の値段が下がるのは悲しいことですか?
ほとんどの人は「はい」と答えるでしょう。
では、あなたの持たない株の値段が下がるのは悲しいことですか?それとも嬉しいことですか?
持たない株ならどうでもいいかもしれません。
しかし、あなたがこれから資産運用を始めよう、または、増やしていこうと思っているのであれば、それは嬉しいことになりませんか?今後安く買えるわけですから。
最初の質問に戻ります。
あなたの持つ株の値段が、他の株と一緒に下がるのは悲しいことですか?
こうなると「保有株の損失」と「株全体を安く買えるメリット」を天秤にかける必要が出てきます。
もし、長期的に資産の40%を株で長期運用したいと考えており、現在資産の10%まで買った人がいたとすれば、その人にとってはメリットの方が大きくなるでしょう。
パーセンテージはともかく、株を長期で持ちたいけれどまだ(十分に)買っていないという人は多いと思います。私自身もそうです。
相場全体と同じように下がっている限りは悲しまなくていいのです。
むしろ喜びましょう。
もちろん、あなたの保有株だけが下がっているときは問題ですが、それは日経平均の急落が報道されるときではありません。
よくある過ち
資産運用を始めようと株を少しずつ買っていたAさん。
相場全体の急落によって含み損を抱えてしまいました。
「やはり素人がやってもうまくいかない」
保有株を塩漬けにし、株を買い増すのをやめてしまいました。
その後、保有株が買った値段に戻ったところで「やれやれ売り」。
Aさんが二度と株を触ることはありませんでした。
という話が至るところで起きているはずです。
Aさんの問題点は目標を明確にしていなかったことです。
・資産の30%を株で長期運用する。
・運用収入が年平均◯万円になるようにする。
・とにかく毎月◯万円を株に投資する。
など、どんな目標でも構いません。
資産運用するのであれば、長期的な目標を明確に設定し、それを簡単に動かさないことが重要です。
明確な目標さえあれば、Aさんは相場の急落を良いニュースと捉えて株を安く買えていたことでしょう。
私は金曜に株を買いました。売るつもりはありません。長期運用だからです。まだ買いたいのでもう少し下がってくれて構いません。
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