PKL11 Match 69 - 72 (2024 Nov 22 - 23) 見どころ
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※ここから先は前回までのネタバレをふくみます。
順位表 ※Match 68 終了時点
勝利 5ポイント
引き分け 3ポイント
7点差以内の負け 1ポイント
8点差以上の負け 0ポイント
順位がおなじ場合は得失点差でプラスの多いチームが上。
Match 69 Tamil Thalaivas vs UP Yoddhas (2024 Nov 22)
Thalaivasは4勝6敗1分で勝ち点28 (得失点差+24)で8位、Yoddhasは4勝5敗1分で勝ち点28 (得失点差+23)で9位。得失点差1の差で並ぶチームどうしの攻防戦(7位のDabang Delhiは勝ち点35)。
Thalaivasは直近5試合で1勝4敗。
前回のSteelers戦ではベンチ・スタートのSachinがコートに立つことなく敗戦。Sachinは2試合続けて出場機会がなかった。今シーズン最高額の2150万インド・ルピー(約3900万円)で落札されたSachinがここまでわずか62レイド・ポイント。トップのAshu Malikの139の半分以下とゆう大ブレーキ。
加えてレイダー2枚看板のNarender Kandolaが74レイド・ポイントと、ふたり合わせても136レイド・ポイントと、開幕前の期待を裏切る展開となっている。
Steelers戦ではチーム・トップの成績がディフェンダー登録になっているMoein Shafaghiの4レイドポイント+3タックル・ポイント。Narenderは3レイド・ポイント+1タックル・ポイントだった。
今シーズンのThalaivasは守備も不調で、わずか1試合で右コーナーのSagarが負傷し、コートを去った。さらにSteelers戦では左コーナーのSahil Guliaが試合終了までベンチを温め続けた。
その結果、右コーナーのAmir Hosseinが2タックル・ポイント(失敗5)、左コーナーのNitesh Kumarが3タックル・ポイント(失敗4)となっている。
Yoddhasは直近5試合で1勝3敗1分。
前回はPaltanを相手に激闘の末、「29 - 29」で引き分けた。
Bhavani Rajputが10レイド・ポイント(失敗2)でSuper 10となったが、この日プラスを作ったのはBhavaniと左コーナーのSumitのみ。
それでもPaltanから勝ち点3を取れたことは決して小さくない。
Match 70 Jaipur Pink Panthers vs Dabang Delhi K.C. (2024 Nov 22)
Pink Panthersは6勝3敗1分で勝ち点35 (得失点差+39)で6位、Dabang Delhiは5勝5敗2分で勝ち点35 (得失点差+5)で7位とゆう攻防戦。勝ったチームが3位へ浮上となる。
Pink Panthersは直近5試合で4勝1敗で3連勝中。
前回はPaltanを相手に前半に大きなリードを作り、後半は追い上げられながらもなんとか逃げ切った試合となった。
Arjun Deshwalが8レイド・ポイントながら2番手以降のレイダーがプラスを作れず、ディフェンダー陣が奮闘。
左コーナーのAnkush Ratheeが6タックル・ポイントで(失敗2)High 5、Lucky Sharmaが4タックル・ポイント(失敗1)と、両コーナーが存在感を発揮した。
Dabang Delhiは直近5試合で3勝2分。
前回のGiants戦ではNaveen Kumarが復帰し、9レイド・ポイント(攻守合わせて失敗3)で調子のよさを見せた。加えてAshu Malikが11レイド・ポイント(失敗5)でSuper 10を記録し、ふたりで20点を獲得するも、終わってみれば「39 - 39」で引き分け。
「38 - 38」で最後のレイドを任されたのはAshu Malikだったが、引き分け狙いではなく勝ちにいくレイドで、ボーナスは踏んだものの、守備に捕まってしまい、勝ち切れず。
この試合は途中出場のParteek Dahiyaに20レイド・ポイントも取られたことが引き分けまでもつれた最大の要因となっている。
Arjun DeshwalとAshu Malikはともに昨シーズン276レイド・ポイントでベスト・レイダーを分け合った。最強のレイダーどうしがぶつかり合う1戦。
Match 71 Gujarat Giants vs Telugu Titans (2024 Nov 23)
Giantsは2勝8敗1分で勝ち点15、Titansは8勝4敗で勝ち点42。
Giantsは前回のDabang Delhi戦を引き分けたことでついに最下位を脱出。勝ち点で並んだBullsと得失点差で上回った。
この試合でスターティング7で挙げたのはわずかに9点。途中出場のParteek Dahiyaが20レイド・ポイント(失敗4)と大暴れ。
おなじく途中出場のMohammad Nabibajhshが3ボーナス・ポイント+1タックル・ポイント(攻守合わせて失敗2)と、ベンチ・スタートのふたりで24得点を挙げてみせた。
スターティング7として出場したJitender Yadavは4タックル・ポイント。同点のラスト・レイドでDo or Dieでもないのに勝負をかけてボーナスを踏んだAshu MalikをJitenderが帰陣させず、引き分けに持ち込んでみせた。
Titansは直近5試合で4勝1敗で3連勝中。
前回のWarriorz戦でVijay Malikが14レイド・ポイント(失敗2)でSuper 10。
3番手となるManjeetのレイドの調子も上がってきて、3レイド・ポイント(失敗2)と、Ashish Narwalの調子が上がらない試合でプラスを作った。
この日最大の課題は9回のタックルを7回失敗となった左カヴァーのSagar。左コーナーのAnkitも6回のタックルを4回失敗と、守備での失点を減らせれば2点差まで追い上げられずに、もっと楽に試合をコントロールできたのは間違いないが、勝ち切ったことでチームの勢いが続くことがなによりも大きい。
Titansにとって今年2度目の4連勝まであと1勝。
Match 72 Jaipur Pink Panthers vs Haryana Steelers (2024 Nov 23)
Pink Panthersは2連戦の2戦目、Steelersは9勝3敗で勝ち点46。
10月の対戦では試合中にArjun Deshwalがけがをしたことから一気にPink Panthersが崩れていき「37 - 25」でSteelersが勝利している。
Steelersは直近5試合で4勝1敗。
前回のBulls戦では相手がチーム全体が沈み気味とゆうこともあり、またVinayが12レイド・ポイントでSuper 10を挙げたことで6点差で勝利。
しかしながらキャプテンのJaideepが負傷交代で、コートを去ったあとの痛々しい姿が映された。
守備で最も好調なのは右カヴァーのSanjay。5回のタックルを4回成功。一方で、左コーナーのShadlouiは2レイド・ポイント+2タックル・ポイントながら、守備での失点が4と、毎試合クリーン・タッチを受け続けている。