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PKL11 Match 45 - 48 見どころ ※Match44までのネタバレあり(試合映像とハイライトはのちほど追加)




順位表 ※Match44終了時点

3年連続最下位だったTitansがディフェンディング・チャンピオンのPaltanに勝利してついに2位に浮上。2位以下に勝ち点10以上つけてひとり旅状態のPaltanに待ったがかかった。
2勝から足踏みしていたDabang Delhiが2連勝で4位。3勝目を挙げたWarriorzはその下の5位。Pink Panthersに勝ち、シーズン前の下馬評をくつがえして勝ち星が先行するPiratesが6位。
U MumbaとSteelersはともに11月10日と11日に連戦となり、連勝すれば首位を奪える位置につけている。
シーズンの3分の1が終了してもなお、10位のYoddhasまでが1試合勝てば一気に順位がジャンプ・アップするほど混戦状態が続く。


レイド・ポイント・ランキング ※Match44終了時点


タックル・ポイント・ランキング ※Match44終了時点


Match 45 UP Yoddhas vs U Mumba (2024 Nov 10)

Yoddhasは3勝4敗で勝ち点19、U Mumbaは4勝2敗1分で勝ち点24。
会場がTitansのフランチャイズのハイデラバードからYoddhasのフランチャイズであるノイダに移動した初日のカード。

開幕から2連勝スタートとなったYoddhasはPink Panthersに敗れてついに3連敗。直近5試合では5連敗中のGiantsに続く4敗を記録し、現在最も苦しんでいるチームのひとつとなっている。
その原因ともなっているキャプテンのSurender Gillが前回のPink Panthers戦でついにベンチ・スタート。途中出場となったものの、3レイド・ポイント(攻守合わせて失敗3)と、強豪相手とゆうこともあり調子が上がらず。
攻撃陣で最も調子をキープしているのがオール・ラウンダーのBharat Hoodaで、5レイド・ポイント+2タックル・ポイント。しかしながら2番手以降が上手く機能せず、Gagan Gowdaが3レイド・ポイント、Bhavani Rajputが1レイド・ポイント。
負けはしたものの試合を僅差まで持っていけたのはディフェンダー陣の活躍が大きい。右コーナーのHiteshがスーパー・タックル2回をふくむ5タックル・ポイント、左コーナーのSumitが1回のスーパー・タックルをふくむ5タックル・ポイントでともにHigh 5。右カヴァーのAshu Singhが1回のスーパー・タックルをふくむ4タックル・ポイントと、ディフェンダー陣が1試合でスーパー・タックルを4度も記録して踏ん張った。
そのなかでも右コーナーは本来昨シーズンPink Panthersの主力メンバーだったSahul Kumarのポジションだが、Hiteshは活躍はYoddhasの守備の層の厚さを見せたことになる。

U MumbaはPiratesとの激闘を制して4勝目。最大のDevankに15レイド・ポイント、Ayanに8レイド・ポイントを許すも、新人のAjit Chavanが19レイド・ポイント(失敗3)と孤軍奮闘。Ajitはこの日、前半残り4分から2連続のスーパー・レイドを記録し、1度目は3点、2度目は4点+オール・アウトの6ポイント・レイドと、たった2度のレイドでPiratesからオール・アウトを取り、会場を大きくわかせた。
この試合でキャプテンとして70勝となった右カヴァーのSunil Kumarは7回のタックルを5回失敗、左コーナーのSombirが10回のタックルを8回失敗と、重要なポジションの選手が大きくマイナスを作るもこのふたりに関してベンチは動かず、最後まで起用し続け、Sunil KumarはPKL史上7人目となる通算350タックル・ポイントを達成。
勝利を決定づけたのはイラン代表のメイン・レイダーでありオール・ラウンダーZafardaneshのアンクル・ホールド。この日は2番手の座をManjeetに譲ったが、最後の最後で大きな存在感を発揮した。


Match 46 Gujarat Giants vs Haryana Steelers (2024 Nov 10)

Giantsは1勝5敗で勝ち点7、Steelersは4勝2敗で勝ち点21。

Giantsは初戦こそ勝ったものの、そこから5連敗。前回の対戦相手であり3日前に13点差をつけられて負けた相手のSteelersと対策期間があまりに短すぎるなかでの再戦。
メイン・レイダーのGuman Singhがチームが挙げた22点のうち9レイド・ポイント+2タックル・ポイント(スーパー・タックル1回)と半分を占めた。
Guman以外に調子のいい選手がいないなかで秘策はあるのか。

SteelersはGiants戦に快勝。しかしながらメイン・レイダーのVinayが9レイド・ポイントを挙げるも、2番手以降のNaveenとJaya Sooryaの調子が上がらず、Shadlouiが失敗なしの3レイド・ポイント+3タックル・ポイント(失敗3)と、Shadlouiにレイドで活躍の場を与えるかたちとなった(Shivan Patareは事実上の戦力温存でベンチ)。
今シーズンのShadlouiはレイド・ポイントをかせいで攻守で10得点を挙げた試合はあるものの、守備ではいまだにHigh 5を達成できず。昨シーズンはタックル・ポイント王者になりShowstopperとゆう愛称を与えられたが、Match 44終了時点でタックル・ポイント・ランキング13位となる18タックル・ポイントと出遅れている。


Match 47 Gujarat Giants vs Patna Pirates (2024 Nov 11)

Giantsは前日のSteelers戦からの2連戦となる2戦目。

Piratesは前回Pink Panthersとの激闘に勝利し、4勝3敗で勝ち点22。
Steelers戦でのけがの影響から脱したArjun Deshwalが20レイド・ポイントで復活をアピールしたPink Panthersに対して、PiratesはDevankが11レイド・ポイント、新人のAyanが13レイド・ポイント+1タックル・ポイントと、レイド合戦で打ち破ってみせた。
ふたりはレイド・ポイント・ランキングのトップ10入り。Devankはランキング・トップに与えられるベスト・レイダーを狙える位置にいる。
さすがに20レイド・ポイントを許したディフェンダー陣の立て直しは課題ながら、Arjunが絶好調の状態の昨シーズン2位のPink Panthersに勝ち切ったことがなによりも大きい。


Match 48 U Mumba vs Haryana Steelers (2024 Nov 11)

U MumbaとSteelersはともに前日からの2連戦の2戦目。
ともに2連勝すれば首位を奪える位置にいるチームどうしの好カード。


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