PKL11 Match 19 - 24 試合映像 & ハイライト
Pro Kabaddi League Season 11 (PKL11)のこれまでの18試合は以下のページで見れます。
順位表 ※Match 18終了時点
Paltan、Pink Panthers、Thalaivasがそれぞれ負けたことによりすでに全勝のチームがなくなり、上位争いが振り出しに戻った。
一方でBullsが4連敗と、置いていかれる展開となっている。
2試合しか終えていないGiants、Steelers、Piratesは下位にいるが、それぞれ1勝1敗。3日間で3チームともに3試合目を迎える。
勝利 5ポイント
引き分け 3ポイント
7点差以内の負け 1ポイント
8点差以上の負け 0ポイント
レイド・ポイント・ランキング ※Match 18終了時点
タックル・ポイント・ランキング ※Match 18終了時点
Match 19 Jaipur Pink Panthers vs Tamil Thalaivas (2024 Oct 27)
ともに2勝1敗で迎える4戦目。
Pink PanthersはSteelers戦でメイン・レイダーのArjun Deshwalがけがによりわずか3分で交代。治療を受け、後半にコートに戻ってくることはできたが、すでに勝負は決しており、本人もギアを上げることができず、8回のレイドで3レイド・ポイント、失敗3回、エンプティ2回とゆう内容に終わった。
チームとしてはArjunがコートを去ったあと、レイダーのAbhijeetが奮起し、7レイド・ポイント(失敗1回)を記録するも、PKL通算600レイド・ポイントを記録しているShrikant Jadhavが全く冴えず、守備と合わせてマイナス5。
守備では前半と後半に1回ずつオール・アウトになるなど、S10の準決勝で止めることができなかったレイダーのVinayをまたも止められず、終わってみれば12点差で勝ち点1も取れずに課題の多い敗戦となった。
ThalaivasはPirates戦でNarenderが15レイド・ポイントの活躍を見せるも、Devankに25レイド・ポイントを許す守備の崩壊によりPiratesに逆転負け。
35分に交代となった右カヴァーのAbhishekは6回のタックルすべて失敗。1戦目の負傷で試合に出られないSagarのあとを受けてコートに立つ右コーナーのAmir Hosseinはタックル5回のうち4回失敗と、右コーナーの守備を完全に崩された。
Match 20 UP Yoddhas vs Gujarat Giants (2024 Oct 27)
両チームともに今シーズン初の敗戦を味わって迎える一戦。
YoddhasのSurender GillとBharatが通算500レイド・ポイントを達成したばかり。一方のGiantasはGuman Singhが通算400レイド・ポイントを達成したばかりと、中堅レイダーどうしの戦い。
Yoddhasは2連勝のあとにWarriorzに僅差で負け、2勝1敗で勝ち点11。
この試合で最大の誤算はレイダーのSurender Gillが1点に抑えられたこと。とはいえ5回のレイドで2回の失敗、2回のエンプティ、守備での失点もないのでマイナス1ではあるものの、結局は32分にコートを去ることになった。
守備では右カヴァーのAshu Singhが5回のタックルで4回失敗と、マイナス3を作ったが、最後まで出場。右コーナーのSahulも3回のタックルで2回失敗と、耐えるので精いっぱいのゲームとなった。
Warriorz戦で試合を作ったのは初戦が0点に終わったBharat。13レイド・ポイントで2試合連続のSuper 10を記録。
Giantasは初戦のBulls戦に勝ったあとU Mumbaに負け、2勝1敗で勝ち点6。
メイン・レイダーのGuman Singhが古巣の守備に3レイド・ポイントに抑えられ、マイナス2。2番手のParteek Dahiyaも攻撃と守備で5得点するもマイナス1、3番手のRakeshも2レイド・ポイント、3回の失敗でマイナス1と攻撃陣が完全に抑えられた。
守備ではSombirがスーパー・タックル1回をふくむ5タックル・ポイントでHigh 5を記録するも、右カヴァーのNeeraj Kumarがタックル5回すべて失敗と、勝ち点1はもぎ取ったものの、攻守にわたって力負け。
Match 21 Haryana Steelers vs Dabang Delhi K.C. (2024 Oct 28)
Steelersは1勝1敗で勝ち点5、Dabang Delhiは2勝1敗で勝ち点11と、両チームともに前の試合に勝って迎える強豪どうしの一戦。
Pink Panthers戦ではけがによりレイダーのArjunが長時間コートを離れていた隙に一気に試合をたたみかけて今シーズン初勝利をあげ、1勝1敗。
チームとしてはメイン・レイダーのVinayが10レイド・ポイントでSuper10(失敗2回)、Naveenがレイダーながらレイドは失敗なしの3点、守備で3タックル・ポイントで合計6ポイント。キャプテンで右コーナーのRahulは失敗なしで3度のタックル成功と好調。
しかしながら注目選手である左コーナーのShadlouiが6回のタックルで4回失敗と精彩を欠いた。
Dabang DelhiはTitans戦でついにNaveen Kumarが復活。Ashu Malikとともにふたりとも15レイド・ポイントでSuper 10を記録する活躍を見せて勝利。
一方で守備はPawan Sehrawatに18レイド・ポイントを許し、止めることができなかった。PawanはTitansの守備にしびれを切らして自らタックルにいき、それが裏目に出てコート・アウトの時間を自ら伸ばしてしまったが、それがなかったらいったい何点とられていたかとゆうことを考えると、守備の立て直しが緊急の課題となる。
Match 22 Telugu Titans vs Patna Pirates (2024 Oct 28)
TitansはBullsの次に負けの多い1勝3敗で勝ち点6、強豪のThalaivasに競り勝って今シーズン初勝利を挙げたPiratesは1勝1敗で勝ち点5。
Titansは課題の守備陣が安定せず、Dabang Delhi戦では2枚看板のNaveen KumarとAshu MalikのふたりにSuper 10を許し、Bulls相手の初戦勝利から3連敗。
特に両コーナーは深刻で、左コーナーのAnkitは6回の失敗でマイナス6、守備の要の右コーナーのKrishanは繰り返しクリーン・タッチを受け3度の失敗でマイナス3と、両コーナーが1点もとれずにマイナス9とゆう負けかただった。期待されたKrishanが3試合でわずか1点しか取れていないとゆうのがチームにとって大きな誤算になりつつある。
一方で、攻撃レイダー陣は好調。Pawanは2度のスーパー・レイドをふくむ18レイド・ポイントで地元のハイデラバードの会場をわかせ、Pawan個人の力で7点差以内に持ち込み勝ち点1をもぎ取った。
そしてAshish Narwalが9レイド・ポイント(6ボーナス)と、3番手のレイダーとしての地位を徐々に固めていっている。
PiratesはThalaivas戦での逆転勝利はDavankの25レイド・ポイントとゆう事件によって間違いなく今シーズンのハイライトのひとつとなる試合となった。
1年目となるS9では5試合の出場で4レイド・ポイント。2年目のS10では1試合で1レイド・ポイント。そんな誰もがノー・マークだった選手が初戦からメイン・レイダーとして大抜擢され、2試合目で結果を出し、チームのニュー・ヒーローとなってみせた。
Ankitの次に多い得点が左コーナーのAnkitの4得点なのだから、24回のレイドで成功15回、失敗5、タッチ・ポイント17、ボーナス8、エンプティ4と、ひとりでプラス20を作っての逆転勝利。
前評判をくつがえしたその強さを続けて見せることができるか。
Match 23 Bengal Warriorz vs Puneri Paltan (2024 Oct 29)
僅差での戦いが続くWarriorzは1勝1敗1分で勝ち点9、前評判通りの強さを見せるPaltanは3勝1敗で勝ち点16。
WarriorzはU Mumba戦を引き分けに持ち込んで勝ち点3をもぎ取って迎える試金石となる戦い。
U Mumba戦では2枚看板のレイダーNitin Kumar Dhankarが3レイド・ポイント(失敗6回)と完全に抑え込まれた。
守備では右コーナーのNitesh Kumarが5回のタックルを4回成功、左右両方でセカンド・ダイヴを決めたレイダーのSushil Kambrekarが3タックル・ポイント(0レイド・ポイント)と好調な守備を見せた。
課題となっている右カヴァーのMayurはスーパー・タックルを1回成功させ、6タックル・ポイント(4回失敗)と、要所でのプレーが光った。
PaltanはThalaivas戦での敗戦後、Bullsを相手に隙のない戦いぶりを見せた。
「チーム力」とゆう言葉の通り、スコアのトップがレイダー・デュオのPankaj MohiteとMohit Goyatの6点。オール・ラウンダーのAslam Inamdarが5点。両コーナーのAmanとGaurav Khatriが4点ずつと、各選手が自分の仕事をこなしながら流れを相手に渡さずに試合を運んでいった。
Match 24 Bengaluru Bulls vs Dabang Delhi K.C. (2024 Oct 29)
BullsはPaltan戦でチームにとって明るい材料がないままチーム力の差を見せつけられ開幕4連敗。
キャプテンでありメイン・レイダーのPardeep Narwalはまさかの0ポイントで前半のみの出場となった。PardeepはOff the Matの時間の長さもあり、実に2回の失敗と1回のエンプティとゆう3回内容で後半はベンチからチームの敗戦を眺めることに。
3試合ぶりの出場となったレイダーのSushilは2レイド・ポイント、失敗3回と、プラスを作れず。