Dabang Delhi K.C.(ダバン・デリーK.C. PKL11)
Founded:2014 (Season 1)
Home Venue:Thyagaraj Sports Complex, Delhi
S1で河野貴光選手、S5で佐々木洋介選手が所属したチーム。
昨シーズンはチームの顔だったレイダーのNaveen Kumarがわずか6試合でプレイ中のけがでシーズンを終えた。しかしその逆境のなかでNaveen Kumarに次ぐ新たなスターとしてベスト・レイダーAshu Malikが誕生。
さらに右コーナーのYogesh、左コーナーのAshish Malik、左カヴァーのVikrantとゆう昨シーズンがPKLデビューだった3人がレギュラーをつかみ、守備が整った。
今シーズンはNaveen Kumarの活躍によりDabang Delhiが初優勝したS8のときのキャプテンJoginder Narwalがアシスタント・コーチからヘッド・コーチに昇格。
Dabang Delhi一筋のNaveen KumarとAshu Malikのふたりによるリーグ唯一のダブル・キャプテン体制で優勝を目指す。
Official Website
スケジュール
チーム・ジャージ
コーチ
Joginder Narwal (Head Coach)
アシスタント・コーチから昇格し、今シーズンからヘッド・コーチとしてチームの指揮を執る。
左コーナーの選手としてDabang Delhiに在籍したS8ではキャプテンを務め、チームの初優勝を経験。当時チーム・メイトだったNaveen KumarとAshu Malikとともに優勝を目指す。
Jagpal Singh (Assistant Coach)
選手
Retained Players
Category A
Ashu Malik (Raider, India, ERP, 1.06 cr)
Naveen Kumar Goyat (Raider, India, ERP, 37.23 lac)
Category B
Yogesh (Defender, Right Corner, ENYP, 20 lac)
Ashish (All Rounder, India, Bought, 23.50 lac)Siddharth Desai (Raider, India, Bought, 26 lac) ※一身上の都合により10月13日に出場辞退
Cateogory C
Vikrant Khokhar (Defender, Left Cover, ERP, 17.40 lac)
Ashish Malik (Defender, Left Corner, India, ENYP, 10.63 lac)Himmat Antil (Defender, Left Cover, ENYP) ※けがにより9月27日に退団。
Manu Deswal (Left Raider, India, ENYP, 10.63 lac)
Nitin Panwar (All Rounder, India, Bought, 20.10 lac)
Mohammad Baba Ali (Defender, Iran, 13.50 lac)
Md Mijanur Rahman (Raider, Bangladesh, 13 lac)
Brijendra Singh Chaudhary (All Rounder, 13 lac)
Gaurav Chhillar (Defender, Right Cover, India, 13 lac)
Himanshu (Raider, India, Bought, 13 lac)
Rinku Narwal (Raider, India, Bought, 13 lac)
Vinay (Raider, India, Bought, 13 lac)
Category D
Rahul (Defender, India, 9 lac)
Parveen (Raider, India, 9 lac)
New Young Players
Sandeep Deswal (Defender, Left Cover, India, 10.63 lac)
Mohit Deswal (Right Raider, India, 10.63 lac)
Others
Aniket Mane (Raider, India) ※Himmat Antilの代替選手として9月28日に加入
Monu Sharma ※10月15日に加入
予想スターティング7
右コーナーのYogesh、左コーナーのAshish、左カヴァーのVikrantの3人はS10でPKLデビューし、レギュラーの座をつかみ取った。
Naveen KumarとAshu Malikとゆうレイダーの大きな2枚看板がそろったものの、Siddharth Desaiが開幕直前に出場辞退となり、3枚目が誰になるのか。
注目選手
Naveen Kumar (Raider)
デビュー時のS7 (2017)から一貫してDabang Delhiの選手として活躍を続けるチームの大看板。2023年のインド代表。一貫してスピーディーなレイドで点を積み重ねていくことからNaveen Expressとゆう異名がついている。
S6 (2018)のデビュー時に177レイド・ポイントを記録し、華々しいデビューを飾る。S7では23試合中22試合でSuper 10、301レイド・ポイント(レイド成功率53%)を記録して19歳にしてMVP。チームはリーグ首位でプレー・オフ進出するも決勝でBengaluru Bullsに敗れた。
S8 (2021-22)では17試合の出場ながら1試合平均12点となる210レイド・ポイント(レイド成功率53%)を記録し、チームを優勝に導き、2年連続でMVPを受賞。
S9 (2022)では23試合で254レイド・ポイントを記録。5年連続でプレー・オフ進出が叶わなかったチームを4年連続でプレー・オフ進出へと導く。
昨シーズンは試合でのレイドのステップに故障し、わずか6試合の出場にとどまり、そのままシーズン中の復帰は叶わず。それでも6試合で1試合平均11ポイントとなる71レイド・ポイント、レイド成功率は56%とゆう勝負強さを見せた。
今シーズンはAshu Malikとともにふたりでチームのキャプテンを務める。
Ash Malik (Raider)
チームが優勝を果たしたS8 (2021-22)でPKLデビュー。22試合に出場し、51レイド・ポイントを記録。
昨シーズンはNaveen Kumarの穴を埋めて余りある活躍の276レイド・ポイントでJaipur Pink PanthersのArjun Deshwalとともにレイド・ポイント・ランキング1位のベスト・レイダーに輝き、チームを3位でプレー・オフへと導いた(ベスト・レイダーはNaveen Kumarも獲得していないタイトル)。
プレー・オフではPatna Piratesに破れて準決勝には進めなかったものの、その試合ですら19レイド・ポイントを記録し、両チームの選手の中で最も得点を挙げた。
チームが6位に終わったS9では23試合で141レイド・ポイントだったことを考えると昨シーズンは約2倍のレイド・ポイントになり、PKLデビューから4シーズン目にしてNaveen Kumarとともにキャプテンを務める。
S8ではNaveen Kumar、Vijay Malikに次ぐ3番手のレイダーだったため、決勝ではスターティング7として出場するもレイドの機会をほとんど与えらず無得点で終わった。今度は自身の力でチームを優勝へと導く。
Siddharth Desai(Raider, 開幕直前に出場辞退)
S6 (2018-19)でPKLデビューし、デビューからわずか40試合とゆう過去最速で50レイド・ポイントを達成。シーズン終了時には218レイド・ポイントを記録。
S7 (2019)ではプレイヤー・オークションで当時の歴代2位となる1450万インド・ルピー(約2500万円)でTelugu Titansに落札され、S7の最も高額な選手となった。この年22試合に出場し、217レイド・ポイントを記録。
しかし1300万インド・ルピー(約2300万円)でTelugu Titansに残ったS8 (2021-22)ではけがのため3試合の出場(35レイド・ポイント)に終わり、S9 (2022)は17試合で142レイド・ポイントとデビュー時の輝きは取り戻せずTelugu Titansを去ることになる。
Haryana Steelersに所属した昨シーズンはチームがプレー・オフを勝ち上がり準優勝になった一方、自身は17試合の出場、82レイド・ポイントに終わった。
残念ながら10月13日の報道で一身上の都合により今シーズンは出場しないことが判明。またしても所属チームに穴をあけることに。
Yogesh (Right Corner)
S10 (2023-24)でDabang Delhiの右コーナーの選手としてデビューし、23試合で74タックル・ポイントを記録し、タックル・ポイント・ランキングの総合3位、右コーナー選手のランキングでは2位になった。
PKLのHPではS10デビューの最も成した新人としてもとりあげられ、2年目となる今シーズンも大きな期待がかかる。
Vikrant (Left Cover)
昨シーズンがPKLデビュー。左カヴァーとして18試合に出場し、25タックル・ポイントと、記録としての派手さは全くないがERPとしてチームに残留した。
Ashish (All Rounder)
S7 (2019)でPKLデビューしたオール・ラウンダー。
U Mumbaで21試合に出場したS9 (2022)ではキャリア・ハイとなる97レイド・ポイント+23タックル・ポイントを記録。
Haryana Steelersで18試合に出場した昨シーズンは19レイド・ポイント+25タックル・ポイントと、Category Bの選手としては低調だった。
今シーズンはオール・ラウンダーとしての能力を最大限にいかせるか。
歴代最終成績
Season 10各成績
ディフェンダーでチーム・トップの右コーナーのYogeshと左コーナーのAshish Malikはともに昨シーズンがPKLデビュー。今シーズンもこのふたりの守備に期待がかかる。
レイダーではわずか6試合でけがのためシーズンを終えたNaveen Kumarの71レイド・ポイントを超える選手は現れず。S9 (2022)で135レイド・ポイントをあげる選手だったMeetu Sharmaは22試合で57レイド・ポイントと全くふるわずにチームを去ることとなった。