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PKL11 Match 13 - 18 試合映像

Pro Kabaddi League Season 11 (PKL11)のこれまでの12試合は以下のページで見れます。




順位表(Match 12終了時点)


レイド・ポイント・ランキング


タックル・ポイント・ランキング


Match 13 Bengal Warriorz vs UP Yoddhas (2024 Oct 24)

2戦目となるWarriorzは初戦でPink Panthers相手に負けたものの、Season 10 (以下S10)で最も得点をあげたレイダー・デュオのManinder Singhが8レイド・ポイント、Nitin Dhankhar (Nitin Kumar)が13レイド・ポイントと好調。守備では左コーナーのFazel Atrachaliが6タックル・ポイント (うち2回がスーパー・タックル)とHigh5を記録し、明るい材料が多い。
大きな課題は右カヴァーのMayurの25%とゆうタックル成功率(2/8)。リーチの長い長身レイダー・デュオが好調のYoddhas相手に失点を減らせるか。

2連勝スタートのUP Yoddhasは初戦のDabang戦でまさかの0ポイントに終わったBharatがBulls戦では14レイド・ポイントと爆発。Surender Gillは15レイド・ポイントを記録し、Match 12終了時点でレイド・ポイント・ランキング4位の19レイド・ポイントにつけている。
Yoddhasのレイダー陣はもうひとり、Dabang戦でBharatの穴を埋めるように7レイド・ポイントの活躍で注目をあびたBhavani Rajputにも期待がかかる。


Match 14 Haryana Steelers vs Jaipur Pink Panthers (2024 Oct 24)

Pink PanthersとSteelersはS10の準決勝でぶつかり、Arjunが14レイド・ポイントの活躍を見せるも、試合に勝ったのはリーグ5位から這い上がったSteelersとゆう因縁の対決。
2戦目となるSteelersは初戦のPaltan戦で力負け。焦るあまりに試合の終盤ではVinayとShadlouiが同時に相手のコートに入ってしまうダブル・エントリーとゆう珍しいミスが発生。
しかしながら左コーナーのShadlouiは期待通りスーパー・タックルを決めるなど、4タックル・ポイントを記録し、2シーズン連続のタックル・ポイント・ランキング1位に向けて順調なスタートを切った。
レイダー陣ではShivam PatareとVinayが苦しむなか、後半残り4分で途中出場したレイダーのSanskar Mishraが5レイド・ポイントとゆう活躍を見せ、今後の起用方法にも注目が集まる。

2連勝のPink PanthersはTitans戦でArjun Deshwalが19レイド・ポイント(2回の失敗)とゆう圧倒的な強さを見せ、レイド・ポイント・ランキングでは34レイド・ポイントで1位。
Titans戦ではさらにAbhijeet Malikが8レイド・ポイント(1回の失敗)と、レイダー陣が強さを見せつけ、30点差をつけて快勝した。
今回のSteelersとPink Panthersの試合の最大の見どころはSteelersが小人数になったときに訪れる世界最強のレイダーArjun Deshwalと世界最強の左コーナーShadlouiの戦いであることは間違いない。
両チームともにS10から主力が残った今シーズン、どのような結末が待っているのか。


Match 15 Patna Pirates vs Tamil Thalaivas (2024 Oct 25)

ディフェンディング・チャンピオンのPaltan相手に15点差とゆう苦い敗戦のスタートとなったPiratesは試練続きとなる2戦目。
期待の新人Ayanはフル出場で5レイド・ポイントを記録するも、実に8回のレイド失敗。途中出場となったSudhakarは3回のレイドすべて失敗、おなじく途中出場のJang Kun Leeも1回のレイドを失敗と、不安視された攻撃陣が課題を残した。
最も明るい材料は左コーナーのAnkitが2回のスーパー・タックルをふくむ6タックル・ポイントでHigh5を達成したこと。守備では右コーナーでキャプテンのShubham Shindeは3タックル・ポイントながらスーパー・タックルを決めた。

S10で9位に終わったThalaivasはPaltan戦でNarenderが9レイド・ポイント、Sachinが7レイド・ポイントと、レイダー・デュオが期待通りの活躍。
守備ではSagarに代わってスターティング7として出場した左コーナーのNitesh Kumarが5タックル・ポイントでHigh5、右コーナーのSahilが失敗なしの3タックル・ポイントとゆう活躍により1度もオール・アウトをとられることなくPaltanに勝利し、Titans戦に続き2連勝。


Match 16 Bengaluru Bulls vs Puneri Paltan (2024 Oct 25)

BullsはPardeep NarwalがYoddhas戦で16レイド・ポイントと、今シーズン初のSuper10で復活を遂げ、Match12終了時点でレイド・ポイント・ランキング3位に浮上するも守備を立て直せず、Yoddhas相手に57失点で3連敗。
調子が上向きのレイダー陣はYoddhas戦でJatinが8レイド・ポイントと、Pardeep、Ajinkyaに続く3番手の存在ながらもしっかりと結果を残し、Game Changerとして期待されるSushilを2試合続けてベンチから出させなかった。

Paltanは攻守ともに波に乗るThalaivas相手に実にスターティング7のうち5人を入れ替えるなどして対応するも5点差で今シーズン初の黒星。
フル出場したレイダーのMohitは9レイド・ポイント(2回の失敗)、2回のスーパー・タックルをふくむ4タックル・ポイントと、Super10 High5を同時に達成するDoubleまであと1歩のところでどちらも達成できないとゆう、なにもかもが惜しい試合となった。
右カヴァーのAbinesh Nadarajanは2回のスーパー・タックルを決め、少人数での守備のねばりを見せた。
Thalaivas戦の不安材料としてはチームがピンチのときの交代要員のレイダーAkash Shindeが6度のレイドで勝負にいかないエンプティ1回、4回の失敗でわずかに1得点に終わったこと、さらにMatch12終了時点でタックル・ポイント・ランキング1位の右コーナーGauravが4回のタックルのうち3回失敗し、1タックル・ポイントに終わったことなどがある。


Match 17 U Mumba vs Bengal Warriorz (2024 Oct 26)

U MumbaはGiants戦で主力としてファンの期待を背負ってチームの攻撃陣最高額で入団したManjeetが再び3番手のレイダーとなり試合の調整役を担ったが、初戦で10レイド・ポイントの活躍で華々しくデビューした2番手レイダーのAjitが1度もエンプティを踏まずにひたすら勝負にいくセルフDo or Dieを繰り返し、結果は8回のレイドで2回成功の3レイド・ポイントと、マイナス5。
それでもメイン・レイダーのZafadaneshが8レイド・ポイントと失敗なしの2タックル・ポイントの10得点の活躍でU Mumbaは今シーズン初勝利を飾った。

キャプテンとしてWarriorzのFazelが通算71勝、U MumbaのSunil Kumarが通算66勝となっていて、このふたりがどこまで記録を伸ばすのかが今シーズンのPKLの見どころにもなっている。


Match 18 Telugu Titans vs Dabang Delhi K.C. (2024 Oct 26)

Titansは1勝2敗で迎える4戦目、Dabangは1勝1敗で迎える3戦目。
TitansはPink Panthers戦でまたも守備が崩壊し、52失点。試合開始から10分はTitansがリードする展開に持ち込んだものの、後半に入ってからすぐに集中力が切れ、気づけば大差での敗戦。
攻撃陣はPawan Sehrawatが6レイド・ポイントながら実にレイドを7回失敗、守備では要となる右コーナーのKrishanがタックル成功率1/5と、攻守ともに試合を立て直すことができず、交代した選手も活躍できなかった。

Dabangはダブル・キャプテンのレイダー2枚看板であるNaveen KumarとAshu Malikがともに4レイド・ポイントでプラスを作れずにYoddhas相手に敗戦。完全にチームのよさをすべて消された試合となった。
攻めきれないレイドを繰り返しているNaveenは2試合終えて6レイド・ポイント(レイド成功率25%)と、Super10を当たり前のようにやってのけた時期についたニックネームNaveen Expressの復活はいつまで待つことになるのか。


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