PKL11 Match 29 - 32 試合映像&ハイライト
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順位表 ※Match 27終了時点
勝利 5ポイント
引き分け 3ポイント
7点差以内の負け 1ポイント
8点差以上の負け 0ポイント
レイド・ポイント・ランキング ※Match 28終了時点
タックル・ポイント・ランキング ※Match 28終了時点
Match 29 UP Yoddhas vs Patna Pirates (2024 Nov 2)
Yoddhasは3勝2敗で勝ち点17。Piratesは2勝2敗で勝ち点11。
Yoddhasは終始緊迫した展開となったSteelers戦、Bharatは前半に3点のスーパー・レイドを決めたが、終わってみれば4レイド・ポイント+1タックル・ポイントの5得点。Bhavaniは3レイド・ポイントで3回の失敗。
そしてSurender Gillは8回のレイドで6回エンプティ、1回失敗、ボーナスの1点のみと、終盤を迎えた後半の残り9分でコートを去り、キャプテンとして最後までコート内指示を出し続けることができず、チーム・メイトに試合の行方を託すことになった。
この日のYoddhasのレイダー陣で活躍したのが途中出場のGagan Gowda。9レイド・ポイント、失敗3と、ひとりで見事に3人ぶんのレイド・ポイントを記録してみせたが、Steelersに2点及ばずに敗戦。Gaganはこの試合で通算100レイド・ポイントを達成した。
守備では右コーナーのSahul Kumarの調子が上がらずマイナス2となるも、左コーナーのSumitが好調でスーパー・タックル1回をふくむ4タックル・ポイント。右カヴァーのAshu Singhもスーパー・タックルを1回決めた。
Naveen KumarのいないDabang Delhiに14点差と快勝したPiratesは初戦から負けと勝ちを交互に繰り返して2勝2敗。
レイドも守備も調子のあがらないPawanを5レイド・ポイントのみに抑えるも、守備の要であるKrishanのいない時に守備の司令塔をやり続けたPawanの術中にはまり、2点差で敗戦。
Devankは7レイド・ポイント、Ayanは6レイド・ポイント、Sandeepも3レイド・ポイントと、レイダー陣はそれぞれマイナスを作ることはなく慎重にプレイしたが、この日のTitansのヒーローAshish Narwalをわずか2回しか止めることができず、スターティング7の守備陣のDeepak、Gurdeep、Shubham Shinde、Ankitが全員マイナスとなるほど守備を崩された。
Thalaivas戦で25レイド・ポイントを挙げたDevankはMatch 27終了時点で1試合少ないながら50レイド・ポイントでレイド・ポイント・ランキング3位につけている。
Match 30 Bengaluru Bulls vs Telugu Titans (2024 Nov 2)
Bullsは1勝4敗で勝ち点6、Titansは2勝3敗で勝ち点11。ともに接戦の激闘に勝利して迎える開幕カードの折り返しの一戦。
開幕からの連敗を4で止めたBullsは初勝利を挙げたDabang Delhi戦ではPardeep Narwalがメイン・レイダーから外れるも、終わってみれば7レイド・ポイント、失敗1、エンプティ2。
この試合のゲーム・メイクをしたのは途中出場しで11レイド・ポイント(失敗3)でSuper 10を記録したJai Bhagwan。スターティング7ではAjinkya PawarとJatinが出場したが、前半11分の投入からJaiに任せた采配が見事にハマった。
1点差のリードで迎えたラスト・レイド・ポイントでボーク・ラインを守るDabangsの守備から見事にボーク・ラインを越えてエンプティ・レイドを決め、この試合のヒーローになった。
守備では左コーナーのNitin Rawalが5回のタックルで1回のスーパー・タックル1回をふくむ5タックル・ポイントでHigh 5を記録。
Vijay Malikのラスト・レイドまで勝負がもつれたPiratesとの激闘に勝利したTitansは地元ハイデラバードの大きな声援のなかで2勝目をあげた。
最大のチームにとって最大の収穫は3番手レイダーAshish Narwalの8レイド・ポイントの活躍。この試合でPawanはレイドがふるわず、5レイド・ポイントで守備と合わせてプラス・マイナス0だったが、何度も右コーナーを務めるなど、キャプテンとしてチームメイトを動かしながら試合を作った。
守備では左コーナーのAnkitが4回のタックルをすべて成功させるも、右コーナーKrishanがセルフ・アウトをふくむ3回の失敗。終盤に貴重なタックルを決め、2回のタックル成功を記録するも期待された活躍には遠く、Pawanの負担を増やした。
右カヴァーのSagarはタックル・ポイン3回すべて失敗、左カヴァーのAjit Pawarは1回のスーパー・タックルを1回成功させるも5回のタックルで成功したのはその1回のみ。今回こそ両カヴァーの失点を減らせるか。
Match 31 Bengal Warriorz vs Haryana Steelers (2024 Nov 3)
Warriorzは1勝1敗2分けで勝ち点12、3連勝のSteelersは3勝1敗で勝ち点15。
WarriorzはPaltan戦でレイダーのManinder Singhが5回のレイドでわずかに1ボーナス・ポイントのみに終わり、Nitin Dhankar Kumarも6レイド・ポイントと、いったいどうやって試合を作っていくのかとおもわれた試合だったが、この試合で活躍したのがSushil Kambrekarだった。
これまではレイダーながら得点は守備で挙げていた選手だったが、Paltan戦では逆にタックルは3回すべて失敗。しかしながら9タッチ・ポイント+1ボーナス・ポイント(失敗1)とPaltanの強固な守備を相手にSuper 10を達成。レイダーとしての才能を知らしめることになった。
途中出場のVishwas Sも4レイド・ポイントで失敗1と、Maninderの穴を埋める活躍をしたのも見逃せない。
守備では右コーナーのNitesh Kumarと左コーナーのFazel Atrachaliがそれぞれ1回ずつスーパー・タックルを決める活躍を見せた。Fazelはこの試合でPKL史上初の通算500タックル・ポイントを達成。試合中に祝福の拍手が会場全体からわきあがった。
Yoddhas戦を僅差で逃げ切ったSteelersは前半の静かな立ち上がりから後半残り10分で得点が大きく動いた一戦となった。
レイダーはVinayが8レイド・ポイントで失敗4。Shivam Patareが5レイド・ポイントで守備と合わせて失点が4。Naveenが13回のレイドをすべてエンプティで守備が2点と2失点と、レイダー陣が大きなプラスこそ作りはしないものの、マイナスだけは避ける慎重なプレイを見せた。
守備では右カヴァーのSanjayが1回のスーパー・タックルをふくむ6タックル・ポイントで失敗が2と、High 5を記録。右コーナーのRahulは3タックル・ポイントで失敗と、右サイドは安定感を見せた。
一方で左サイドはカヴァーのJaideepが1タックル・ポイントで3回失敗、コーナーのShadlouiが1タックル・ポイントで3回の失敗と、Shadlouiの調子が上がらない状況が続く。
しかしながらShadlouiは成功した唯一のタックルはSteelersが2点リードの後半残り6分、Yoddhasが残りふたりとゆう状況でのタックル成功で、その後Shadloui自身がレイドに出て最後のひとりを落とし、オール・アウト・ポイントと合わせて一気に4点突き放すことに成功し、この4点を守り切っての勝利とゆうことを考えると、Shadlouiが試合を決定づけるプレイをしてみせたことになる。
Match 32 Puneri Paltan vs U Mumba (2024 Nov 3)
Paltanは3勝1敗1引き分けで勝ち点19。U Mumbaは2勝1敗1分けで勝ち点13。
Paltanは引き分けに終わったWarriorz戦でレイダーのPankaj Mohiteをベンチ・スタートにし、Akash Shindeを起用。そのAkashが7レイド・ポイント(失敗1)と期待に応える活躍を見せた。
しかしAslamが攻守にわたり3得点(5失点)、さらにMohit Goyatが1レイド・ポイントと1タックル・ポイントと2点に終わるとゆう予想外の展開。
結局Pankajが途中出場で7レイド・ポイント+1タックル・ポイントを挙げる活躍で引き分けに持ち込んだものの、Pankajはラスト・レイドで5人守備のWarriorz相手に勝負せず、ボーク・ラインを踏んだあとは試合時間が切れるのを待ち、引き分けを選択する役割となった。
この試合でディフェンダー陣は特に大きく崩れた選手はおらず、前半のみの出場となった左コーナーのAmanはタックル0回で失点0、タックル・ポイント・ランキングでトップのGaurav Khatriは5回のタックルを3回成功。Gauravは通算100タックル・ポイントを達成した。
U MumbaはSteelers戦でのけがもあってArjunの調子が上がらないPink Panthersと激闘。
Zafadarneshが守備に回った序盤からメイン・レイダーを任された新人のAjit Chavanが14レイド・ポイントと期待に応えた。レイドの失敗は3度ながらタックルが3回すべて失敗と、不用意な失点があり、まだまだ荒い面が多いが、Manjeetが失敗3のわずかに1レイド・ポイントに終わったこともあり、Ajitがチームの顔になりつつある。
守備に回ったZafardaneshは3回のタックルをすべて成功。2回のみに終わったレイドでは成功が1回だが、スーパー・タックルがオンの状態の2人守備を崩すことに成功した。
チームとしてはこの日Ajit、Manjeet、Rohitがそれぞれ1回ずつ、計3回のスーパー・タックルをあび、少人数守備を落とすレイドが引き続き課題になっている。
スーパー・タックルをあびたレイダーのひとりでもあるRohitは途中出場ながら7レイド・ポイント(失敗2回)と、Ajitに続く得点をあげ、チームの勝利に大きく貢献した。
守備では右コーナーのRinkuが4タックル・ポイントを記録。厳しい表情で終盤の指示をコート内で出し続けたSunil Kumarはキャプテンとして通算68勝目となり、勝ち星が伸び悩んでいるWarriorzのFazel Atrachaliの持つ最多記録に3勝と迫っている。