霧
私はまぁ今は大体幸せの部類に入ると思う。
遊ぶ友達もいて、そこそこの趣味のあって、恋人もいて、家族だって仲がいい。
でもいつも何か足りない。
時々得体の知れない何かがやってきて、私を削っていく。
それはいつやってくるか分からなくて、でも確実に私の何かがすり減っていくのを感じる。
これは一体何?
寂しさ?虚無?怒り?
分からないけど紛れもなく何かマイナスなものだと感じる。
私はこれまで何も咎めず、執着せずに生きてきた。
ただ無気力なまま生産性の無い日常をカメラで切り取るみたいに過ごしてきた。
ただ、たまにそのカメラが壊れて目の前に何も映らなくなる。
頭がぼやけて思考がシャットダウンする。
今だってこれを書きながら、自分が一体何考えてを伝えたいのか全く分からない。
こういう感覚、文字に起こせないの悔しい。
まぁ、所詮いくら詳細な文字にしたって私の思考が100%誰かに伝わるわけじゃないので良いんですけどね。
もう蝋燭の火が尽きそうなので寝ます。
おやすみ。