【体験談】残業100時間超えは当たり前?んなわけあるかーい!笑
今考えてもゾっとします。
私が社畜ズッポリの会社員時代だったとき、ある職場で
1日4〜5時間の残業×20日(つまり終電)
月2、3日には土曜日出勤
ザっと100時間 業務時間外労働をしていました。
(ヒイ・・!!!)
当時はあまりの業務量にいっぱいいっぱいになっており、体と心、共に大打撃。
「まだ頑張れる!まだ頑張れる」と思い自分を追い込んでしまってたんですよね。
残業から生まれるもの、それは感覚のバグ
何度か同じようなこと書いていますが、残業から生み出されるものって、
感覚のバグだと思うんですよね。
私がそうだったから、なんですが。
私が経験した会社では、まわりの先輩たちはあたりまえのように終電まで働いていて(なかにはオフィスに泊まる人もいて)残業があたりまえだったんです。
早く帰っちゃいけない雰囲気があったわけではないし、みんなで残業なくしていこうムードも一時期はありました。
それに、私も当初は絶対に残業しないと心に誓っていたんですよ。
見事に自分で破りましたがね。
最初は定時に帰れていたんですが次第に仕事をたくさん任されるようになり。
私は決して即戦力ではなかったけれど、人が少なかったのと、【そこそこは仕事できるでしょ?枠】に入っていたので地味に仕事を任されるようになっていったんです。
最初は、わあ!仕事を任せてもらえる!と、すごく嬉しかったんですけど
次第にそんな感情はどっかに吹っ飛び、毎日が残業からの苦痛に耐え抜く日々へと変わっていきました。
人間って本当に環境の生き物ですよね。
残業が当たり前だから、ランチに外出するとき夕飯分も買ってましたし終電の電車の時間から逆算してタスクをこなすようになってましたね。
今週の土日はどっちを出勤にしようかな〜と思うことが当たり前になっていきました。
まさしくこれが異常な考えで心が蝕まれてて、あってはならない考え。感覚もバグってましたね・・。
残業100時間が当たり前になり、心が蝕まれているからこそ感じた「まだ頑張れる」
そこまで追い込んでいると、常に仕事を終わらせることばかり考えて自分の不調に気付きにくくなります。精神的にも肉体的にも。
私は体調が悪化したし、涙が止まらなくなるくらい心が崩壊したから、感覚の麻痺が不調を見逃すことの危険性を身をもって経験しました。
体は悲鳴を上げているのに、まだ頑張れる!とかまだいけるはずだ!とか思っちゃってたんですよ笑
その流れで退職という末路になったんだから(退職してよかったって思っているけど)本当に、自分を追い込むことはお勧めしない。
そこまでして成し遂げないといけない何かがあれば別だけど・・
残業手当が別途出るならまだよかった。出なかったんですよ。いわゆる見込み的なやつだったかな?
(正常な今だったらありえないって思うけど、当時は残業代でないことも不思議に思ってなかった)
残業100時間は当たり前?んなわけあるかーーい!!
巷では、某ストイックな社会人が「残業100時間程度たいしたことない」「社会人はみんなそれくらい働くのが当たり前」とか「残業100時間で辛いとか甘え」とか発言する人がいるみたいですが。
残業100時間って、異常です、異常。
全然当たり前じゃないです。
だって、普通につらいですもん。残業代支給なしで100時間やってるって心折れる。
辞めたいって普通に思いましたもん。
これが正常な感覚だと思ってます。
唯一の救いが休日出勤した際は代休が申請できることでした。
先輩、余裕で100時間は超えている感じしましたけど弱音を吐かず淡々と仕事していたんです。
内心「この先輩、大丈夫か・・・?」って思ってました。
そういう人ほど限界超えたら取り返しのつかないパターン多いじゃないですか。
最後に
世の中には働き過ぎが故に自分でかかえこみ、視野が狭くなり参ってしまう人が多いです。
ちょっとでも「疲れたな」と思ったら早めにまわりに打ち明けたり、ガス抜きしたり、休むなり、休職するなりした方が良いですよねって。
ということで、残業100時間働いているのにまだ頑張れると思っていた私の体験談をお話しさせてもらいました。
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