ファミリズム・オールファミリズム
ファミリズム、つまり区画的家族主義のあなたたちは「娘を守れ」と社会に向けて主張する。しかし私たちオールファミリズム(全区画家族主義)の主張はこうだ。
「息子を教育しろ」
また、ファミリズムのあなたたちは「親の顔が見てみたい」と誰かの子どもの粗相を見て罵るが、わたしたちはオールファミリズムなので、本当にその子どもの親の顔が見てみたくなった時にだけその言葉を使う。(非難するべき社会的構造を決して見誤らないでほしいと願っている。)
そしてオールファミリズムの私たちはファミリズムのあなたたちに対する最大の疑問をここに記そう。なぜファミリズムのあなたたちは天災を恐れ人災を恐れぬのか。
確かに天災は免れられない。家族の命に係わる恐るべき自然現象であり、その点で私たちの意見は一致している。しかし人災についてはどうだろうか。私たちオールファミリズムは人災を防ぐ術を各々が知っていて、その上で勿論「人的災害とは避けられる災害である」ということを承知している。そして、だからこそ、天災に対すること以上に人災について警鐘を鳴らし、あなたたちの社会の中にいながら私たちは、ファミリズムとは対極のところで暮らしているのである。
さあ!つべこべ言ってないで選挙に行きましょう!ファミリズム・オールファミリズムの皆さん!
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