Ingress WWC July 2021の振り返り
Ingress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2021
12月23日担当 howahowa46 の担当分の記事です。
IWWCについて
東京オリンピックが開催されようとしていた2021年7月、多くのイングレスエージェント達が世界一をかけて戦いました。
そのイベントの名は 「Ingress World Wide Competition July 2021」
1か月間の実績を競うエージェントスタッツの世界大会です。
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僕は「XF非公式 WWC 2021日本語で観戦雑談報告」という部屋を勝手に立てて、twitterで関係のあった皆様と一緒に熱い1か月間を過ごさせていただきました。
今日から始まる例のスタッツの大会 WWC2021の日本語で観戦雑談のテレグラム部屋立てました。※XFです。
— ほわほわ (@howahowa469) June 30, 2021
活動報告や飯テロ、雑談しませんか?
※私が勝手に立ててるだけで運営公式とは関係ありません
※参加だれでも自由陣営関係なし#イングレスhttps://t.co/P2UBw5XSND
50人くらいの方に参加頂き大会進捗の雑談や飯テロ、ZOOMお疲れ様会などを開催しました。
短い時間でしたがイングレスのトッププレイヤーの皆様はじめ、スタッツの大会を楽しむ皆様とご一緒できて光栄でした。本当にありがとうございました。
そんなWWCについて各部門の振り返りの記事を書かせていただきます。
参考の表などは、僕の手打ちですのでエージェント名の誤り等ございましたら指摘していただければ幸いです。
※ランキング結果は、Enlightened Today Japan様の結果の表を参考にさせていただきました。
いつもわかりやすいイングレスの情報を発信してくださっています。本当にありがとうございます。
エージェント発イベント「Ingress World Wide Competition July 2021」ランキング発表 #Event #ingress https://t.co/ukX3r7sog7
— Enlightened Today Japan (@ENLTodayJapan) August 8, 2021
AP部門
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1位の方のAPは、174,476,255AP 1億7千万AP 1か月間1日平均500万AP以上を稼がれています。意味がまったくわからない数字です。
日本人では6位にtanutanuponpokoさんが入賞されています。かねてから
「日本のエージェントが世界に通用することを証明したい!」
とおっしゃっておられ、レジスタンス限定の世界大会に出るために一時期レジスタンスにFCしてこられたほどのすごい情熱をお持ちです。
有言実行本当にすごいです。おめでとうございます。
続いては、tkannさん sigsig33e333333さんら日本人の方が続きます。
APトップランカー達の熱い戦いの舞台は日比谷公園で、すさまじい激戦が繰り広げられました。※ここに名前が出てこられない方もかなり日比谷公園で戦っていたのでないかと思います。
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※写真はsigsig33e333333さん提供
その後のAP世界一(2021年時点)の DHINDHINさんは、おそらく日常運転でこの位置にいる化け物なのかと思います。
Unique Portals Drone Visited部門
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2~4位に MiuAnemoneさん Gunlodさん tsupoさん norinori2222さん370hondaさんと日本人が続きます。kujinamiさん rei0000さんもすごいドローンハック数です。
そもそも1時間に1回しかハックできないドローンは、31日間開催されたとしても744回しかハックできません。
そのままの数字を受け取るとするならば、トップランカー達は1日に2時間程度しか睡眠をとっていないことになります。
また、UniquePortalsDroneVisitedですので間違って同じ場所を2回ハックしてしまうとカウントをロスしますし、1時間ぴったりでハックできない場合もあるので実際にはもっと寝ていない生活を送っていることになります。
眠れない競争!
来年開催される場合、皆様もチャレンジしてみませんか?
Resonators Deployed部門
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レゾネーターデプロイ競争ですが、こちらは補給能力が問われる戦いかと思います。1位の方の数値を見てみると73,219本のデプロイ
インベントリの上限2500なのに。なんてこった。。
日本人ではtniheiさんが上位にランクイン DHINDHINさんやHiroshiSugawaraさんなどが名前を連ねています。
このあたりは圧倒的な補給力・展開能力を持つ普段から活動がすごい方々が名を連ねているように見えます。
相手を必要としない種目ともいえますので、あたり1面白ポの白銀の世界に住んでる方などはチャレンジしてみてもいいかもしれません。
Links Created部門
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AP入賞のtanutanuponpokoさんや AP世界ランカーのDHINDHINさんが名をつらねています。
ベリーレアバトルビーコンでおかわりをしたとしても、8本×4回で32本しかリンクが出ません。もはやこの領域というのは、日頃から鍛え上げられ最適化されたリンク作成スキルを持つ人だけがたどり着ける領域なのかと思います。
最も狙うのが難しい種目かもしれません。
Mind Units Captured部門
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1位の方の取得Muは、なんと110億Mu !!
記憶が定かではないのですが、たしか イングレスのゲームの目的は コントロールフィールドを作成して、人々に働きかけることだったかと思います。1Muが人間1名に相当しますが、たった1か月で110億人に影響したとすると、とんでもない活躍と言えます。
1位の方のCF作成数は、17,635枚だったので1枚平均63万MuものCFを張り続けたようです。
ちなみに僕もMu部門にチャレンジしました。
20位のラインが、5000万Muくらいかなぁと開始当初考えていました。
普段私が日常活動で作れるCFの大きさが14000Mu程度、これを3600枚作れば5000万Muに到達します。
バトルビーコンで1つで52枚のCFがおかわりできますので。
バトルビーコンが70個あれば達成されることになります。1個あたり5000CMu→300円です。 21000円分のバトルビーコンを使うことで達成される計算です。
7月中何Muはれるか競技の当選ラインが7日時点で1400万Mu 。
— ほわほわ (@howahowa469) July 7, 2021
最終当確ラインは5000万Muだと思っていたが。
万円単位でバトルビーコン買わないとついていけないぞ。。
唸れ俺のカオティックマター。
これで景品パスコに大会限定メディアでもはいってた日には#ブライアン本当に狸だな pic.twitter.com/ziyp0Ov65V
↑このとき28位 最終は忘れましたが50位~60位くらいだったかもしれません。一生分CF張りました。
XM Recharged部門
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リチャージ部門、日本の方では、AgentIcecremanさん、BeautifulPowerさん、z80hiroetさん、GreeeeenFMさん、SST5GGさんらが入賞されています。
1位のリチャ量を見てみると、2億7千万XMとあります。
PC8の回復量は8000XMですから、33750個のPC8が必要です。
もちろんハイパーキューブである程度補えたとしても、これだけのPC8をどうやって準備したのでしょうか?巨大リチャ組織のエースリチャージャーなのかもしれません。
全部ストアで買ったとすると20万円くらい、WWC 1位という偉業と比べると安い買い物かもしれませんが、それにしてもとんでもない数字です。
日頃からリチャされている方は20位入賞狙える方も沢山おられるかと思います。ぜひとも来年あればチャレンジしてみてください。
Hack部門
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期間のハック数部門です。
僕が認識できる限りの日本の方では、shiorinneさん AegisGontaさんlemantworksさん Gunlodさんが入賞しておられます。
私見ですが、ハック回数部門はこれを専門に狙って入賞した人が多いのかなと思います。AP部門やMu部門などとメンバーが重複していません。
構築や、破壊、グリフハックなどを一切捨ててハックのみに集中してイングレスを行わなければ、この部門で入賞することは厳しいと言えるかもしれません。
逆に言えば、ハックしかしないと決めてしまえば。やることは明快なのでこの部門へのチャレンジはおすすめできるかもしれません。
Resonators Destroyed部門
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Resonators Destroyed部門は、レゾ破壊の部門です。
なんと、1位が日本の方で lemtworksさんが受賞されています。
おめでとうございます。たしか京都付近の方だったと聞きました。
そのデストロイ数81229本、これはそのまま相手陣営の方がデプロイした本数でもあり、圧倒的な復旧速度を誇る京都エンライテンドの方がいてはじめての記録かと勝手に推測します。
haaaaazさん、tkannさん、tniheiさん、makehairさん、GunlodさんとAP部門などの他の部門で活躍されている方々もランクインしておられます。
相手あってのイングレス、圧倒的復旧速度を誇る相手陣営さんが近所におられる場合は、狙ってみるのも面白いかもしれません。
Enemy Links Destroyed部門
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リンク破壊部門、こちらもレゾ破壊部門と顔ぶれが似ています。
先ほど1位だったLematworksさん 続いてhaaaaazさん tkannさん
Gunlodさん DHINDHINさんと入賞されています。
1位の方の20,861本というのは、レゾネーターデストロイ実績と同じで相手陣営の方が20,861本もリンクを張ったということで、これまたすごい記録かと思います。
こちらも相手あっての記録です。来年、近所の様子を見て構築系の部門で入賞を狙っているエージェントが近所にいれば狙えるかもしれません。
Unique Missions Completed部門
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こちらは、ユニークミッションコンプリート部門です。
この部門は、ミッション超ガチ勢にはむしろ苦しい戦いです。
1位の方は、1578ものミッションをプレイされており毎日プレイしたとしても1日50個ものミッションをクリアされています。かなりの時間ミッションをプレイされ続けたのかと思います。メダル覗いてみたいものです。
ogamaru8さんが4位、tniheiさんも20位以内にランクインされています。
東京や大阪などの連作ミッションが沢山ある地域で未プレイの作品が沢山ある場合は、20位入賞が狙えそうです。
総括というか個人的感想
WWCめっちゃおもしろかったですね。
あーイングレスってやっぱり面白いんだって、昔話じゃなく今思いました。
僕個人に関して言えば、いわゆる焼き専とか作戦好きとかそういうエージェントなので、同じCFを維持した経験がありませんでした。
今回の大会参加で、CFを3500枚おかわりするぞ!となったときに。
会社の昼休みに復旧に行く、朝早く会社を出てキーを掘る、夜23時から家を出て2時間でおかわりするなど。まったくこれまでやってこなかったイングレスを経験しました。
同じ多重維持してるのなんて、何が面白いのかなどと思っていましたが
急いで復旧しないと、味方のクソリンクだらけになってしまいます。
復旧に飛び出してくるエージェントの気持ちがよくわかりました。
元々、イングレスはレベルアップのメダル制限などで、プレイスタイルの変更を促してくるゲーム設計になっています。
ところが1度 A16に達してしまうと周辺環境が変わらない限り、変化を促す要素はほぼありません。自分で意識しなければ同じようなプレイスタイルになってしまいます。
今回、WWCの競技の1部門の入賞を狙うことで、これまでと違ったイングレスに触れられた。そういった面白さと新たな発見がありました。
今回は20位以内のみ取り上げましたが、100位までランクに名前が残ります。100位以内を目指すのであれば現実的な難易度です。種目を絞ればだれでも楽しめるかと思います。
次回開催があれば、より大勢のエージェントでWWCが盛り上がることを願っています。開催してくださって運営の皆様ありがとうございました。
というところで、2021年アドベントカレンダーの記事とさせていただきます。記事を書く貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。