2024/02/25 金融は現代の「錬金術」、黒魔術である
この世界はなぜおかしいのか、ということを考えはじめて、
自分が行き着いたことが2つあったんですね、
そのひとつが「マネー」です。
もうひとつが「呪術」です。
この世界は、マネーと呪術の世界なんです。
そして、マネーも、言ってみれば呪術の一種です。
漫画風にいうなら、現代の金融というのは
錬金術士が「無から黄金を創りだした」と言っているのと同じです。
錬金術士というのは中世の頃からいるようですけども
初期の頃は、なにか蔑まれていたというか
「インチキな医者崩れ」みたいな感じで、
馬鹿にされていたふしもあったようです
中世は魔女狩りがあったくらいですから
呪術的なことというのを、キリスト教はかなり嫌って弾圧していました
ですので、錬金術士のような組織があって
組織的に魔術の研究をしている、などと言えば、
魔女狩りに合うわけですから、
おそらくそのへんで水面下に隠れて
ひと目につかないところで活動するようになったのかもしれませんね
錬金術の歴史には全く詳しくないので
ほぼ、イメージだけで語ってますけども
それでも、中世頃から、近世にかけて、
「無から黄金を作る」とやり続けた人たちがいたと思うんですが
結局彼らは黄金を作ることは出来なかったと思うんですよ
ただ、いま、この世界でやっている「金融経済」というものは
その仕組みを知っている人からすると
ほぼ、錬金術だと思うと思うんですよ
銀行もそうですよね、
紙切れ一枚でお金を生み出すとか生み出さないとか、
MMTの話のへんでだいぶ言ってましたけども、
結局、銀行というのは
お金を生み出しているわけではなくて
お金を生み出しているという錯覚の上に成り立っているようなものだと
その錯覚が通用するなら、それでいいんじゃないかというね、
それを「信用創造だ」と言っている人がいましたが
その当時、その話を聞いた人たちは
トンデモ扱いしていたんです、
「銀行を詐欺師のように言うなんて」と、
ところが現在、多くの人が、
金融経済はインチキである、詐欺である、
ということを
おそらく、一般人よりも、専門家になればなるほど
このことを理解しているんじゃないかと思うんですよ、
だからMMTというような話も出てくるしね、
インフレ率2%にならないかぎり刷ってもいいんだと、
その「2%」に日銀もこだわってきましたが
2%という数字になんの根拠もないんですよ
たぶん今のインフレ率も正しく算出出来ていません
京都の旅館の代金なんか
いま、十万以上とかザラですよね、
一昔前はそんなのなかったですよ
このあいだ、新しい総裁の方が
植田さんでしたかね、
その方が、「若干インフレである」と言っていたと思います
つまりこれは、インフレ抑制のために
そろそろ利上げしますよという
ひとつの警告を発している、
と私は思います
株のことも経済のことも素人なのでよく分かりませんが、
ただ、日銀は利上げに対してかなり慎重になっていますね
外国ではガンガン上げてるんですが
日本でなぜ上げないのか分かりませんが
日本だと、何かあるとすぐ死んじゃったり
する人がいるからですかね、
でも、日銀がそこをちゃんとしないので
投資家でない普通の人たちが
カピカピのスポンジになって、
まさにそのインフレ、物価高のなかで
卵も買えないとか、電気代も高くてエアコンもつけれない状態で
まさにそのインフレのなかで死んでいこうとしているわけですが
日銀は投資家の顔色をやはり一番うかがうんですかね、
いきなり死んじゃったらかわいそうみたいな感じでしょうか、
官僚OBなんかもかなり株持ってるらしいので
それで儲けてるので、
上げるなと言われてるんでしょうか、
無関係の国民が死んじゃってる責任をもう少し考えて欲しいですが、
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