塩に関する話 ~メーネリーの残酷な思いつき~
DATE: 07/11/2019 10:15:31
数回に分けて「塩に関する話」をしていきたいと思う。
「塩に関する話」は非常に込み入っている。
特に、日本は長年「減塩信仰」をしてきた。
まずはその「減塩信仰」が正しいのか正しくないのかを考えてみたい。
塩に関する実験で、重要なものが二つあるという。
ひとつはメーネリーの研究。(呼び捨て)
その12. 塩のはなし(上) 減塩は正しくない
一つはメーネリー博士の研究で「10匹のマウスに通常の20倍の食塩と1%の食塩水を与え続けたところ、6ヵ月後にそのうちの4匹が高血圧になっ た」というものです。
多量の食塩を与えると当然のどが渇きますが、この実験では、飲み水にまで食塩を加えていました。
このような極端な塩とストレス攻めの 状況下では、高血圧だけでなく、他の病気になってもおかしくありません。それでも6匹は高血圧にもならなかったことは、むしろ注目に値します。
メーネリーの思いついた実験は、こうだ。
「10匹のマウスに、通常の20倍の食塩を半年間与え続けてみよう!
そうだ、マウスの飲み水にも塩を混ぜておこう!
そうしたらどうなるか・・・楽しみだなぁ!」
バカか貴様
という私の呟きは横に置いておいて、
こうして10匹のマウスたちは、半年間に渡り、大量の塩と塩水を与えられたわけである。
そんな、もはや「体の中が全部塩」みたいな状態になっても、なんと60%、6匹のマウスは高血圧にならなかった。
それはそうだろう。
たまに「病院で点滴をしてもらったらすっかり良くなった」という話を聞くが、あの点滴の中身は「生理食塩水」だ。塩が本当に体に悪いなら、生理食塩水なんか点滴するはずがない。
☆⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヾ(o◕ฺω◕ฺ)ノ ヒャッホーゥ♫