サマハン・ココアで体を温める
最近ハマっている飲み物がある。
それは「サマハン・ココア」で、ココアにサマハンを加えたものだ。
いままでココアを作る際には健康を気にして牛乳を使っておらず、牛乳の代わりにお湯を使っており味に深みがでていなかった。
しかし「サマハン」を加えることで味に奥行きがでて、毎日リピートしている。
サマハンとは、スリランカの「葛根湯」のようなもので、14種類のハーブ・スパイスを配合したスパイスティーだ。
スパイスのピリッとした刺激に、ほのかな甘みが入っているので飲みやすく、身体を内側から温めてくれる。
風邪予防効果や美容効果が高い飲み物として雑誌で取り上げられ、一時は店舗で売り切れになったほど。
ティーパックではなく粉なので、コップに入れるだけでよく、手軽なのも魅力だ。
ココアは添加物の入っていない純ココアを使用し、森永製菓のココアパウダーを愛用している。
そして砂糖の代わりに使っているのが純正生蜂蜜の「菜の花はちみつ」だ。
ローハニー(生蜂蜜)は栄養価が高いことでも知られ、味は普通のハチミツよりも濃厚で、とても美味しい。
この「菜の花はちみつ」をスプーン一杯分ほど入れている。
サマハン、ココア、生はちみつの効能をそれぞれまとめてみた。
サマハンの効能
・呼吸器の症状を改善する
サマハンにはスパイスやハーブが多く含まれており、寒気やのどの痛みなどがでる「風邪の初期症状」を改善してくれる。
・体を温める
サマハンには、ショウガやシリテークなど体を温めるさまざまなスパイスやハーブが含まれている。 飲み続けているうちに冷え性が改善され、女性にとっては基礎体温が上げ、辛い生理痛を和らげる効果もある。
・免疫力をアップ
風邪のウイルスに負けないよう体の調子を整えてくれアレルギー反応を抑える効果もある。花粉症にも効く。
ココアの効能
・温まりの持続期間が生姜より長い
ココアは生姜よりも長時間にわたって、指先足先の暖かさが持続したという実験結果データがある。
・便秘解消
食物繊維が便秘に良いことは常識だが、ココアに含まれるカカオポリフェノールには腸内環境を整える働きもあり、食物繊維の多さゴボウより上なので便秘解消が期待できる。
ココアに含まれるリグニンという食物繊維は不溶性で、水分に溶けずに便のかさを増やすことで腸壁を刺激し、便通を促進します。リグニンには便の臭いを吸収する働きもあり、体臭や便臭を軽減する効果が期待できる。
・生活習慣病やガン予防
ココアにはポリフェノールも多く含まれており、ココアポリフェノールには、ストレスをため込まない効果、正常細胞の損傷を予防する効果、感染症予防効果といった多くの効能がある。
動脈硬化を引き起こす原因の一つは、活性酸素によってコレステロールが酸化し、血管内皮に付着すること。カカオポリフェノールはその酸化を抑制し、コレステロールが血管に留まるのを防ぎ、動脈硬化を抑制する効果がある。
・皮膚の再生
カカオには皮膚の再生に必要な微量元素の亜鉛が多く含まれており、カカオに含まれるポロフェノールには、過剰な炎症を抑制する働きがある。
・幸せホルモンの分泌
ココアに含まれる「デオブロミン」は、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質のセロトニンに作用する働きがあるため、リラックスやストレス解消に効果がある。
生はちみつの効能
・腸内環境を整える 生はちみつには乳酸菌が多く含まれており、整腸作用のあるグルコン酸、乳酸菌の餌になるオリゴ糖も含まれている。
・保湿効果 はちみつには高い保湿効果がある。
・疲労回復 はちみつの主成分は、ブドウ糖や果糖で、はちみつの中にあるビタミンB1と相乗効果によって疲労回復が期待できる
・免疫力を高める 生はちみつは、消化、抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用の酵素など多くの生きた酵素が含まれている。そのため、口内炎、虫歯、のどの炎症に効いたり、口腔器官や体そのものの免疫力の向上に繋がる。
・脳の活性化 脳の栄養源はブドウ糖で、生はちみつに含まれるブドウ糖、ビタミン、ミネラルの総合効果により、脳の活性化を促す。
おわりに
もうすぐ冬もあけるが、もう少し寒い日が続く。
特に朝と夜は冷え込むので、飲み物で体を温める工夫が必要だ。
どうせ飲むなら体をあたためつつ、健康にもよくて、美味しいものがいい。
牛乳を使わずにお湯を使って作るココアは手軽で、なおかつ美味しい。
少しずつサマハン・ココアを改良し、最高のココアを作りたい。