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レビュー『Web系エンジニアになろう』

プログラミングを学習しはじめて、1年が過ぎたので、そろそろエンジニアとしてのキャリア形成をどのようにかを考え始めました。

そこで手に取った本が本書で、フルタイトルは『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック』。

これからプログラマーを目指す人にはうってつけの本で、ぼくのような業界未経験者には役にたつ情報が盛りだくさん。

以下のことについて体系的にまとめられています。
・Web系企業とは何か
・どういう職種があるのか
・どういった仕事をしているのか
・どういった技術を使ってるのか

本書のメインとなるのは「エンジニアになるための最低限必要な行動と最短ルート」が、惜しげもなく公開されている点。

社会人がWeb系エンジニアになる場合のステップは、以下となります。

・MacBook Proを購入
・QiitaおよびTwitterアカウントを作成
・Web開発の基礎を学ぶ
・質の高いポートフォリオを作成する
・転職活動

本で紹介されている「質の高いポートフォリオの基準」や、学習開始からポートフォリオ作成までの期間を「半年」と設定しているのも参考になりました。

そして、Web系企業にはさまざまな違いがあることを知りました。

いままではGoogleやAmazonといった「Web系自社開発企業」と、それ以外の企業だと思ってました。

しかし、さまざまな企業サイトの受託制作する「Web制作系企業」と、さまざまなWebサービスやスマホアプリの受託開発する「Web受託系企業」が存在することを知りました。

このように、業界への見通しがあかるくなるのと、エンジニアになったあとのキャリア形成にまで言及されているので、今後数年間は手元に置いておきたい本です。

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