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レビュー『TCP/IPの絵本』

以下の記事でもおすすめしており、いつもお世話になっている絵本シリーズの1冊。

インターネットや、パソコン間での通信を支える技術である「TCP/IP」を通じて、ネットワークについて学ぶ本です。

一番の特徴は、「絵本」と名前がついているとおり、絵や図がもりだくさんなこと。

身近なことばである「インターネット」や「パケット」、そして「LAN」。

そういった目に見えないものが一体どういうものなのか、どういう仕組みで動いているのかを絵や図を通して、視覚的に学ぶことができます。

先日、42 Tokyoの「NetPractice」という課題を終了したのですが、その課題は、一台のパソコンをインターネットや、他のパソコンと接続するために、「自分でIPアドレスを設定する」という内容でした。

IPアドレスとは、Internet Protocol Addressの略で、各パソコンを識別するために、パソコンへあたえる番号の列です。

コンピュータには、それぞれ異なるIPアドレスを与え、各コンピュータを特定したり、通信相手として指定することができます。

この課題を解く際に、役にたったのが『TCP/IPの絵本』です。

課題を解くだけならば、「サブネットマスク」や、「ルーティング」でググることや、本書の「第5章ネットワーク層」の「IPアドレス(IPv4)」や「ネットワークの細分化」の項目を見ればいいのですが、本書の絵と図にざっと目を通しておくだけで、ネットワーク全般の前提知識への理解が進みました。


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