人間にも休眠は必要!?
寒さで布団からぬけだしたくない。
そんな冬がはじまりました。
ぼくは完全な朝型で、朝のほうが調子がいいのですが、寒いからか最近は朝でもぼ~っとしていることが多くなってしまいました。
今読んでいる『内臓とこころ』という本によると、人間にも他の動物とおなじように年と日の周期があるとのこと。
たしかに、だいたいの生物は一年のうち、一定期間は休眠状態で過ごしています。
もちろん、過ごす土地が温帯なのか熱帯なのか、変温動物か恒温動物か、避暑・避寒できる動物なのかどうかといったものでもちがっていますが、人間だけは、技術力のおかげで、自分の周囲の環境を一定に保つことができるようになりました。
技術力とは、冬に重宝するエアコンや電気カーペット、湯たんぽがあてはまります。
不利な環境を休眠でのりこえる必要がなく、幸か不幸か、1年中働いているのが人間。
こんな人間も生物にちがいなく、一年のうち、一定期間の休眠状態を必要としていても不思議ではありません。
会社につとめているとき、寒い冬の早朝に出勤しなければいけない苦しさといったらありませんでした。
当時は車で出勤していたため、まず行うことは、湯沸し器でわかしたお湯をフロントガラスにかけること。
なぜかというと、車のフロントガラスが凍っていて車内からは前が見えないからです。
そしてなにより、外の気温よりもひんやりと感じる車内。
今思い出しても、悪寒がはしります。
冬休みを会社が許してくれるとは思いませんが、人間の季節の周期から考えると、学生時代の夏休み、冬休み、春休み、というのは案外合理的だったのでは。
個人的には、冬はやる気もおきづらく、ぼ~としがちだと分かったので、潔く「頑張らない」ことにしようかと思います。
冬にはいつもより食欲が増し。昨日もご飯3食に追加して、2種類のポテトチップスとアイスクリーム1つを食べましたが、休眠中ということで、良しとしました。