小児訪問看護はお母さんの気づきの積み重ねで成り立ってる
昨日は「cafeでemotionalな写真を撮る」写真講座に行ってきました。↓先生のインスタ
私以外の人はカメラ持参、、私はiPhoneのみでしたが、 iPhoneでもエモい写真は撮れるの言葉に今回も調子に乗りカメラは持たないままいきます。というよりカメラは私にはハードル高いです。そうカメラうんぬんの前に「自分が撮りたい写真」が、ピンときていません。ゆりさんの写真教室は1年ぶり2回目です。そんな私がなんで行くか、、、というと分からないながらも何となくステップアップしてる気がするからです。いつか感じたものを考えて撮る写真が撮れたらいいなーと思います。
さて、本題です。お母さんはとタイトルに書きましたが、お母さんもお父さんもお祖母さんもお祖父さんも、仕事での言い方になりますが、その子の主たる養育者、介護者になる方の言葉やケアはとても大切です。
「NOT DOING WELL」
小児ケアで大切な事と、はじめに教えられました。「なんかいつもと違う」「なんかいつもより元気ない」、、、みたいな訳になります。乳幼児の頃は「今」にしか生きてなく、症状が説明できない。しかも症状増悪が早い。「あれ?」くらいにしか感じないことも多い「NOT DOING WELL」に早く気づくことは大切になります。そこからどうするか、、、はお子さんがもともともってる病気などによっても変わると思います。看護師だと、「観察頻度や精度をあげる」「医師や他の看護師と共有する」みたいなことになると思います。
で、ここのアンテナがスペシャルなのが、お母さんなんです。
訪問看護はお子さんにもよりますが、1日1〜2時間の訪問が多いので、そのお母さんの感じた「NOT DOING WELL」を言葉にしてもらえる事はとても大切になります。
例えば、、、
「今日、朝からいい子なんですよね、吸引しても嫌がらないし、お兄ちゃんにおもちゃ貸すし、、、」
もちろん、これは発達がステップアップしていい子になった可能性も高いです。訪問した時もにこにこ機嫌はとてもいい。ただ確かにいい子!!、「念のため外来行ける準備だけはしておきましょう」と話して帰った後しばらくして頻脈になり機嫌が悪くなりから症状憎悪につながりました。「いやだ」って表現する元気は朝からなかったを早めに見つけられたということと思います。このお子さんは「頻脈」が症状増悪前の一つの指標なのですが、この日から「妙にいい子」もその前の症状としてプラスされ、いい子になると外来の準備、頻脈で出発となるようになりました。頻脈から外来準備となるより到着も早く心づもりもとてもいいそうです。
この状況自体が全員につながるわけではなく、お子さんによって違いますし、発達過程のど真ん中にいるので表出のさせ方も日々変わります。それでも、それぞれのお子さんの「あれ?」をお母さんは気づかれます。気づいたと自覚ないまま気づかれることもあります。私たちはお母さんの「あれ?」を話せる環境を作り見逃さない事は大切だと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます😊 気に入って頂けたらよかったら、私に一杯奢ってください🍶🍺☕️