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個人的おススメの就活方法

①法律のことを知る

あなたが今、勉強している分野や興味があって勉強できそうな分野の「法律」について調べてみましょう。
どんな法律があるのか調べる程度で十分です。
細かいことまで調べると非常に大変ですので。
法律はネットで調べることができます。もちろんキーワード検索も可能です。(下記リンクは、e-Gov法令検索)

なぜ、わざわざ法律なんか調べるのか?
法律というものは、業務経験年20年の人が話しても、新入社員が話しても、改正などないかぎりひっくり返ることはありません。
つまり、ありとあらゆる社会的な物事の意思決定に関して、強力なエビデンス(根拠)として使える知識なのです!

私が、まず最初に法律を調べることをおすすめする理由を、RPGで例えましょう。
この社会というものは、広大な冒険の地です。
社会に出る前のあなたは、最初の町でチュートリアル(生活のしかた、人付き合い、学校教育)を受けているような状態ですので、当然、実戦経験はありません。
最初の町から出てきたあなたに社会はやさしいはずもなく、その荒波にもまれながら生きていくことになります。
法律の知識は、社会という冒険の地を生き抜くための武器・道具です。
「どんな武器・道具が売っているのか」知っておくことが重要です。

②法律の知識を(ちょっとでも)活かせそうな会社を見つける

あなたは、法律という分野の専門家になる必要はありません。
あなたがやりたい仕事(分野)の専門家の気分になればよいのです。
そもそも、弁護士にでもならないかぎり、ガッチガチの法律を使う機会はなかなかありませんから。
就活生として必要なのは、会社をよーく見ることであって、そのための道具を手に入れる参考程度に考えればOKです。
(そもそも、法律とか条令ってどゆこと?)https://fukatax.com/other/law/

その時やることと言えばもちろん「会社のホームページを調べる・見る」
会社の事は、会社の人に聞くのが一番早いですが、HPでも十分でしょう。
・会社の大きさ(規模感、社員何人?国際的な仕事もある?)
・どんな仕事をしている
・会社の将来的なビジョン
などなど、いろいろ書いてあると思います。
今の時代、HPが雑で適当なことしか書いていない会社はちょっと…考えたほうがよいです。

 調べている会社の仕事内容に、法律が(ちょっとでも)活かせそうなものがあれば、非常に狙い目です。
 理由は①でもあげたとおり、法律を知っていていることが社会的な物事の意思決定に関して、強力なエビデンス(根拠)として使えるからです。
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もし、あなたがの会社に就職した際に上司から、
「どうして、この作業をするのか」と尋ねられた時、堂々と「法律でこんなことが決まっているからです」とエビデンスを出すことができます。
教育してくれる人や前任者が必ず正しい事をしていると妄信するのは、社会人として危険ですから、「これって、法律では大丈夫なのかな?」と頭の片隅で考える癖もつけましょう。

よく、「学校で勉強することって、社会で何の役に立つの?」という人がいます。
私個人の答えとしては、法律という武器(エビデンス)をパワーアップするための強化魔法(エンチャント)みたいなものです。
どうしてこんな例えをするかというと、「法律でこんなことが決まっています!」と言っても、「どうしてこんな法律があるの?」と納得してくれない人がいるからです。
私も含め、大抵の人は「法律ってなんだか読みづらくて嫌だな…」と思っています。
この時に、勉強した知識があれば「こうした経緯があって、この法律があるんですよ!」と、法律をサポートする発言ができます。
つまり、
あなたの意見 ⇐ 法律がサポート ⇐ 法律を勉強した知識がサポート
してくれるのです。

長々と書きましたが、②のまとめは以下のとおりです。
エントリーする会社を選ぶ際の、参考になれば幸いです。

  1. 法律は、会社の事をよくよく知り、調べる上で、考え方のヒントになる。

  2. もし自分の専門分野を仕事で活かしたいなら、法律を軸にして、あなたの強い意見を出せるようになる。

③結局、ネットの口コミも見たほうがよい

おまけですが、会社に対するネットの口コミは見たほうがよいです。
有益な情報が見つかるというよりは、あからさまな地雷を発見できる可能性が高くなります。

今回、就活でどの会社にエントリーしたらよいか分からない人向けに文を書いてみました。
社会に絶対の正解はないものですから、あまり気負わず、気楽に就活を楽しむくらいがちょうどよいのではないかなと思う次第です。


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