【ストレートニュース】　共用エントランスのハンズフリー通行に　地所とオフテックが提携

　三菱地所は12月2日、自動ドアセンサー国内最大手オプテックス（滋賀県大津市）とスマートホーム事業領域での提携合意を発表しました。スマートフォンがポケットやバッグの中に入っている状態でも、マンションの自動ドアセンサーとの認証・通信で共用エントランスを解錠するサービスを提供。これにより、カギがかかったエントランスに手ぶらで通行することができます。

　今回の提携では、三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT（ホームタクト）」と、オプテックスが提供する自動ドアセンサーソリューション「OMNICITY（オムニシティ）」が連携。OMNICITY対応センサーが採用された集合住宅で、HOMETACTアプリを用いた共用部ハンズフリー通行機能「HOMETACT Smart Gate」を新たに提供します。

　多くのスマートエントランスシステムは、専用機器の追加や自動ドア、既存の現地解錠システムとの接続工事が必要なのに対して、OMNICITYは自動ドアセンサーの交換のみで対応が可能です。そのため、ローコストで新築・既築問わず、幅広い集合住宅で採用できます。

　三菱地所とオプテックスは共同でのプロモーションや導入提案、提供サービスのアップデートに取り組んでいく方針としています。