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【ニュースの見解】 連携が生む次世代物流施設

約650㎡のドローン飛行用ネットフィールド。スクールを開設し国家資格の講習試験に対応する。ドローン操縦時以外はフットサルコートとして地元に開放

 三井不動産と日鉄興和不動産は、街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を10月2日に竣工しました。この施設と特徴として東京都では初となる物流施設併設型のドローン実証実験施設「板橋ドローンフィールド」を開設。ドローンの国家資格がとれます。また、ドローンコミュニティを形成するために、会員制のラウンジスペースや東京大学との実証実験などドローンを使った研究や新産業の創設を目指しています。

 なお、ドローン施設監修・運営は、(一社)日本UAS産業振興協議会(東京都文京区、鈴木真二理事長)と、ブルーイノベーション株式会社(東京都文京区、熊田貴之社長)が担います。

 三井不動産が進める街づくり型物流施設について、以前に詳しく書いています。以下にリンクを貼っておきますので興味があれば読んでください。街づくり型物流施設は、周辺の特性や状況を改善する複数の機能を持たせてエリア全体の価値を向上させるという点に特徴があります。具体的には、スポーツ施設や実験的な施設の併設、オフィス機能の充実、地域防災での自治体との連携など行っています。今回の施設は、「街づくり型物流施設のひとつの集大成」(三井不動産・篠塚寛之執行役員ロジスティクス本部⻑)になっています。

地域防災や憩いの場、新産業の創出の拠点に

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